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台風18号の高潮はいつがピーク?

🗨️「台風18号で高潮に警戒って言われても、いつがいちばん危ないの?」

8月25日の夕方18時前後と、26日の明け方5時台です。この2回だけ、台風がいちばん近づく時刻と満潮の時刻が重なります。

[災害] この記事の要点

何が起きたか

気象庁は2026年8月25日6時40分発表の台風情報で、非常に強い台風第18号(ソウデル)が同6時に南大東島の東約50kmにあり、25日18時に沖永良部島の東南東約110km、26日6時に沖永良部島の西北西約110kmへ進むと予想した。中心気圧は940hPa、最大風速45m/s、最大瞬間風速60m/s。

発表日・更新日

2026年8月25日 発表

影響を受ける人
  • 沖縄本島・奄美群島で海沿いや河口近くに住んでいる人
  • 海に近い駐車場に車を置いている人
  • 沖縄・奄美へ行く予定があり、港や海沿いの道を通る人
目次

この記事でわかること

  • 沖縄・奄美で高潮がいちばん危ない時刻が、地点ごとに何時なのか
  • 中心気圧940hPaが海面を何cm押し上げる計算になるのか
  • 台風が去ったあとに潮位が下がらない理由

先に結論

  • 危ないのは8月25日の夕方18時前後と、26日の明け方5時台の2回です
  • 台風がいちばん近づく時刻(25日18時/26日6時)と、満潮の時刻がほぼ重なります
  • 中心気圧940hPaは、それだけで海面を約70cm押し上げる計算になります
  • 満潮の潮位そのものは、台風が去ったあとの27日・28日のほうが高くなります

「台風の高潮に警戒してください」と言われても、家を出るか出ないかは時刻が分からないと決められません。沖縄本島と奄美群島について、台風の位置と満潮の時刻を並べると、危ない時間帯は今夜とあすの明け方の2回に絞れます。

住まいのリスクに対する備え

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満潮の時刻と、台風がいちばん近づく時刻

気象庁が8月25日6時40分に発表した台風第18号(ソウデル)の進路予想では、台風は25日18時に沖永良部島の東南東約110km、26日6時に沖永良部島の西北西約110kmへ進みます。沖縄本島と奄美大島のあいだを、今夜から明け方にかけて抜けていく形です。

この2つの時刻に、各地の満潮を重ねたのが次の表です。潮位は気象庁の2026年潮位表から取りました。

地点25日 夕方の満潮26日 明け方の満潮26日 夕方の満潮
那覇18時34分/187cm5時43分/197cm18時59分/196cm
中城湾港18時11分/190cm5時15分/199cm18時35分/199cm
名瀬18時24分/189cm5時37分/194cm18時48分/198cm
奄美17時59分/195cm5時02分/195cm18時24分/203cm
南大東18時02分/163cm5時08分/169cm18時27分/171cm

台風が沖永良部島の東南東110kmに来る25日18時に対して、奄美は17時59分、中城湾港は18時11分、名瀬は18時24分、那覇は18時34分が満潮です。ずれは最大でも34分しかありません。26日6時のほうも、奄美5時02分から那覇5時43分までのあいだに全地点の満潮が入ります。

海沿いの平面駐車場に車を置いている人にとっては、18時が締め切りではなく、17時までに動かし終える時刻ということになります。

気圧940hPaは海面を約70cm押し上げる

高潮は、潮の満ち引きに台風の力が上乗せされて起きます。気象庁は仕組みを2つに分けて説明しています。ひとつは吸い上げ効果で、「外洋では気圧が1hPa低いと海面は約1cm上昇します」。もうひとつは吹き寄せ効果で、「吹き寄せによる海面上昇は風速の2乗に比例し、風速が2倍になれば海面上昇は4倍になります」。

台風18号の中心気圧は940hPaです。平常時をおよそ1013hPaとして単純に当てはめると、差は73hPa。吸い上げ効果だけで海面は約70cm上がる計算になります。那覇の26日明け方の満潮は197cmですから、そこにさらに70cm前後が乗る可能性がある、という順番で読むことになります。

吹き寄せ効果のほうは風向きしだいで、湾の奥に向かって風が吹き込むときに大きくなります。最大風速45m/s、最大瞬間風速60m/sという値は、風速が2倍になれば上昇は4倍という関係のなかでは、かなり右のほうにある数字です。

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台風が去っても潮位は下がりません

「台風が過ぎたから、もう海のことは気にしなくていい」とは限りません。満潮の潮位そのものは、台風の通過後のほうが高いからです。

那覇の満潮8月25日8月26日8月27日8月28日
朝の満潮5時00分/184cm5時43分/197cm6時21分/208cm6時56分/217cm
夕方の満潮18時34分/187cm18時59分/196cm19時24分/204cm19時48分/211cm

那覇の満潮は25日の187cmに対して、28日は217cm。台風が去ったあとのほうが30cm高くなります。台風が抜けたあとに海沿いを片付けに行くなら、その時刻が満潮に当たっていないかを見てから動くほうが安全です。私は、高潮の記事でいちばん抜けやすいのがこの「あとの潮位」だと見ています。進路図は台風が消えれば終わりますが、潮汐のカレンダーは台風とは無関係に進んでいるからです。

同じ台風でも、島によって満潮の高さが違います

表をもう一度見ると、26日明け方の満潮は中城湾港が199cm、那覇が197cm、名瀬が194cm、奄美が195cmで、そのなかで南大東だけが169cmです。同じ日の同じ時刻でも、地点によって30cm前後の差があります。

「沖縄・奄美」とひとくくりにされた情報を自分の家に当てはめるときは、いちばん近い観測地点の数字で読み替えることになります。気象庁の潮位表は地点ごとに満潮・干潮の時刻と潮位が載っていて、南西諸島では那覇・中城湾港・名瀬・奄美・南大東・平良・石垣・西表・与那国などが選べます。

なお、この記事の潮位は各地点の基準面からの高さで、標高ではありません。自分の家や駐車場が海面からどれくらい高いところにあるかは、住所から調べたほうが早い数字です。

生活・仕事にどう効くか

  • 今夜の車の置き場所:那覇の満潮は25日18時34分。海沿いの平面駐車場に置いたままなら、18時より前に高い場所へ移す判断になる。
  • あすの朝の外出:那覇の満潮は26日5時43分、名瀬は5時37分。台風が沖永良部島の西北西を通る時刻とほぼ同じで、明け方の出発は潮位がいちばん高い時間帯に当たる。
  • 台風が去ったあと:那覇の満潮の潮位は25日187cm、27日208cm、28日217cm。台風の通過後のほうが潮位そのものは高い。

結局どうすればよいか

  • 自分の地域の満潮時刻を気象庁の潮位表で確認し、その1〜2時間前を行動の締め切りにする
  • 海沿い・河口近くの平面駐車場に置いている車を、満潮の前に高い場所へ移す
  • 台風の通過後も27日・28日の満潮時刻は潮位が高いので、海沿いの片付けはその時刻を外す

あわせて読む・調べる

くわしく知る(保存版の記事)

自分の場合を調べる(無料ツール)

公式出典

更新履歴

  • 2026年8月25日 初版を公開。気象庁8月25日6時40分発表の進路予想と、2026年潮位表の満潮時刻をもとに作成

※本記事は2026年8月25日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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