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最大瞬間風速 歴代/1位は富士山の91m

🗨️「日本で観測された最大瞬間風速はいくつですか。人が住んでいる場所では」

気象庁の歴代全国ランキングで、最大瞬間風速の1位は静岡県の富士山で91.0m/sです(1966年9月25日。現在は観測していません)。今も観測が続く地点では、沖縄県の宮古島が85.3m/s(1966年9月5日)で最大、3位の高知県室戸岬が84.5m/sです。上位20地点の起日は、すべて8〜10月です。

[災害] この記事の要点

発表日・更新日

2026年10月14日 発表

影響を受ける人
  • 台風シーズンに、過去の最大の風がどれくらいか知りたい人
  • 「風速○m/sでどうなるか」を知りたい人
  • 沖縄・四国・九州など、台風の通り道に住む人
目次

最大瞬間風速の歴代ランキング

気象庁は「歴代全国ランキング」で、全国の観測地点それぞれの観測史上1位の値を並べ、最大瞬間風速の上位20地点を公表しています。次の表がその20地点です。

順位都道府県地点最大瞬間風速風向起日現在の観測
1静岡県富士山 *91.0m/s南南西1966年9月25日観測せず
2沖縄県宮古島 *85.3m/s北東1966年9月5日○
3高知県室戸岬 *84.5m/s西南西1961年9月16日○
4沖縄県与那国島 *81.1m/s南東2015年9月28日○
5鹿児島県名瀬 *78.9m/s東南東1970年8月13日○
6沖縄県那覇 *73.6m/s南1956年9月8日○
7愛媛県宇和島 *72.3m/s西1964年9月25日○
8沖縄県石垣島 *71.0m/s南南西2015年8月23日○
9沖縄県西表島 *69.9m/s北東2006年9月16日○
10徳島県剣山 *69.0m/s南南東1970年8月21日観測せず
11鹿児島県屋久島 *68.5m/s東北東1964年9月24日○
12東京都八丈島 *67.8m/s南1975年10月5日○
13静岡県石廊崎 *67.6m/s東北東2004年10月9日○
14沖縄県盛山67.4m/s南南西2015年8月23日○
15徳島県徳島 *67.0m/s南南東1965年9月10日○
16熊本県牛深 *66.2m/s東北東1999年9月24日○
17沖縄県南大東(南大東島) *65.4m/s北東1961年10月2日○
18沖縄県所野63.8m/s東北東2015年9月28日○
18沖縄県志多阿原63.8m/s南南東2010年9月19日○
20長崎県雲仙岳 *63.7m/s北2004年10月20日○

「*」は気象台などの観測所、印のないものはアメダス(無人の観測所)です。18位は同じ値の2地点が並んでいます。

台風シーズンが始まる前に、家へ置いておくもの

風で割れるのは窓、家に入ってくるのは水です。この2つは、進路が決まってから買いに走っても店の棚から消えています。

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窓が割れるのを防ぐ道具ではありません。割れたあとの破片を膜で押さえるものです。飛散率を約1%まで落とせるのは防災安全合わせガラスですが、そちらは発注から施工まで日数がかかって台風の前には間に合いません。今日のうちに手を動かせるのはこちらです。貼るのは室内側です。

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土のうは砂を詰める前提の道具ですが、住宅街ではその砂が手に入りません。水で膨らむ型なら平たいまま棚にしまえて、玄関の段差にも、下水が逆流してくる風呂・トイレの排水口の上にも置けます。

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1位は富士山、住む場所では宮古島

1位は静岡県の富士山で91.0m/s(南南西、1966年9月25日)ですが、現在はこの地点では観測していません。10位の剣山(徳島県)も同じく観測していない地点です。

いまも観測が続く地点で最大なのは、沖縄県の宮古島の85.3m/s(北東、1966年9月5日)です。3位の室戸岬(高知県)は84.5m/s(西南西、1961年9月16日)、4位の与那国島は81.1m/s(南東、2015年9月28日)で、5位は鹿児島県の名瀬(奄美大島)の78.9m/sです。

20地点のうち沖縄県は、宮古島・与那国島・那覇・石垣島・西表島・盛山・南大東・所野・志多阿原の9地点です。起日の月を見ると、20地点すべてが8月から10月で、台風の季節に集中しています。

最大風速との違い

「風速」には2種類あります。最大風速は10分間の平均、最大瞬間風速は3秒間の平均です。同じ日の記録でも、瞬間風速のほうが大きい数字になります。

同じ歴代ランキングの最大風速は、1位が富士山の72.5m/s(西南西、1942年4月5日)、2位が室戸岬の69.8m/s(西南西、1965年9月10日)、3位が宮古島の60.8m/s(北東、1966年9月5日)です。気象庁によると、瞬間風速は平均風速の1.5倍程度になることが多く、大気の状態が不安定なときは3倍以上になることもあります。

風速ごとの被害の目安

気象庁の「風の強さと吹き方」は、平均風速ごとに人や建物の様子を示しています。ランキングの値は瞬間風速ですが、まず平均風速の目安で、どの強さからどんな被害が出るかを見ておきます。

平均風速(m/s)人への影響建造物などの様子
10以上15未満風に向かって歩きにくくなる。傘がさせない樋(とい)が揺れ始める
15以上20未満風に向かって歩けなくなり、転倒する人も出る屋根瓦・屋根葺材がはがれるものがある。雨戸やシャッターが揺れる
20以上30未満何かにつかまっていないと立っていられない。飛来物によって負傷するおそれがある屋根瓦・屋根葺材が飛散するものがある。固定されていないプレハブ小屋が移動、転倒する。ビニールハウスのフィルムが広範囲に破れる。看板が落下・飛散する。道路標識が傾く
30以上35未満屋外での行動は極めて危険固定の不十分な金属屋根の葺材がめくれる。仮設足場が崩落する
35以上40未満屋外での行動は極めて危険外装材が広範囲にわたって飛散し、下地材が露出するものがある。多くの樹木が倒れる。電柱や街灯、ブロック壁で倒れるものがある
40以上屋外での行動は極めて危険住家で倒壊するものがある。鉄骨構造物で変形するものがある

この表は、ある風速が観測されたときに通常起こる現象を書いたもので、実際には建物の状態や風の吹き方で、被害が大きくなったり小さくなったりします。風速は地形や周りの建物にも左右されるので、自分の場所の風は近くの観測所の値と大きく違うことがあります。

屋根瓦や外装材が飛ぶ強さの風は、平均で15〜20m/sから始まります。被害に気づいたら、直す前に写真を撮っておくのが先です。火災保険の請求期限と手続きは、台風で屋根が飛んだら、直す前に撮るにまとめています。

よくある質問

Q. 日本で観測された最大瞬間風速はいくつですか。
A. 気象庁の歴代全国ランキングでは、富士山の91.0m/s(1966年9月25日)です。現在は観測していません。

Q. いまも観測している地点で最大の瞬間風速はどこですか。
A. 沖縄県の宮古島で85.3m/s(1966年9月5日)です。

Q. 最大風速と最大瞬間風速は何が違いますか。
A. 最大風速は10分間の平均、最大瞬間風速は3秒間の平均です。瞬間風速は平均風速の1.5倍程度になることが多い値です。

Q. 四国で記録が大きい地点はどこですか。
A. 表では、高知県の室戸岬が84.5m/sで3位、愛媛県の宇和島が72.3m/sで7位、徳島県の剣山が69.0m/sで10位、徳島が67.0m/sで15位です。

生活・仕事にどう効くか

  • 記録を見るとき:1位は富士山91.0m/s。いまも観測する地点の1位は宮古島85.3m/s。
  • 被害の目安を見るとき:平均風速15〜20m/sで屋根瓦がはがれるものが出始め、40m/s以上で住家が倒壊するものがある。
  • 風が過ぎたあと:屋根や外装の被害は、直す前に写真を撮っておく。

結局どうすればよいか

  • 上の表で、近い地点の歴代の記録を見る
  • 風速ごとの被害の目安を表で見て、台風の予報の風速と照らす
  • 強風のあと家に被害があれば、直す前に写真を撮る

\気になる住所を1つ入れるだけ/

災害リスクを住所で調べてみる ›

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公式出典

更新履歴

  • 2026年10月14日 初版を公開

※本記事は2026年10月14日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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