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お盆に高山〜平湯を車で行き来する人へ|国道158号は今年度末まで通行止め、迂回は1時間半かかります

🗨️「お盆に高山から奥飛騨温泉郷と上高地へ行きます。国道158号が通行止めと聞きましたが、もう直っていますか。」

直っていません。2月25日から止まったままで、岐阜県は今年度末の交通開放を目標に工事中です。車で高山と平湯を行き来するなら、広域迂回で1時間半を見てください。

[交通] この記事の要点

何が起きたか

岐阜県高山土木事務所が2026年7月14日、国道158号(高山市丹生川町塩屋地内)の交通開放に向けた本格的な復旧工事に着手すると発表した。2026年2月25日午前5時頃に発生した土砂崩れでこの区間は全面通行止めが続いており、令和8年度末(2027年3月末)の全面通行止め解除を目標に工事を進める。通行止めの間は国道41号・471号・361号などを使った広域迂回が求められている。

発表日・更新日

2026年7月14日 発表 (2026年8月12日 更新)

影響を受ける人
  • お盆に高山市街と奥飛騨温泉郷・平湯・新穂高・上高地方面を車で行き来する人
  • キャンピングカーやマイクロバスなど、大きめの車で飛騨へ行く人
  • 松本方面から高山へ抜ける行程を組んでいる人
目次

この記事でわかること

  • 国道158号の通行止めがいつまで続くか(発表されている目標時期)
  • 迂回路が2本あり、車の大きさで通れる道が変わること
  • 同じ区間を路線バスは何分で走っているか(時刻表から計算)

止まったのは2月25日、開くのは今年度末の予定

高山市丹生川町塩屋地内で山側の土砂が崩れたのは、2026年2月25日の午前5時頃です。国道158号のこの区間は、そこから全面通行止めが続いています。お盆に飛騨へ向かう人にとっては、まだ「工事中」ではなく「通れない」状態のままです。

岐阜県高山土木事務所は7月14日、交通開放に向けた本格的な復旧工事に着手すると発表しました。発表文にあるのは「今年度末の交通開放に向けて、工事を進めてまいります」という一文です。県のページも8月3日の更新で「令和8年度末の全面通行止め解除に向けて」と書いています。つまり、この夏も秋も、年末年始も、ここは開きません。

158号は高山市街と平湯・奥飛騨温泉郷、その先の上高地や松本をつなぐ道です。山の中で代わりの道が乏しく、崩れた1か所が通行止めのまま1年以上残るのは、そういう地形だからです。

渋滞と通行止めで動けなくなったときに要るもの

迂回路を調べるにも、その場で待つにも、要るのはトイレと電源の2つです。車に積みっぱなしにできる小さいものだけ挙げます。

セイワ 携帯トイレ 3枚入×3個セット(前掛けシート付き・600cc)
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渋滞と通行止めで動けなくなったとき、いちばん先に困るのがトイレです。高速道路上ではパーキングまで降りられないので、車に積んでおくものの中では優先度が高い1つです。

Anker PowerDrive 2 Alloy(カーチャージャー・2ポート24W)
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渋滞中はナビと地図と渋滞情報でスマホを使い続けるので、電池は思ったより早く減ります。迂回路を調べる段になって充電が無いと、動けるのに動けません。

Anker Zolo Power Bank 20000mAh 45W(USB-Cケーブル内蔵)
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災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。

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迂回路は2本。ただし通れる車が違う

迂回の選択肢は、小八賀川の対岸を回る高山市道(対岸迂回路)と、国道41号・471号を大回りする広域迂回の2本です。分かれ目は車の大きさで、県が2月25日付で出している車両規制はこうなっています。

車両の種別対岸迂回路(高山市道)国道41号・471号
普通車通行可通行可
中型車(車幅2.3m未満・全長9m未満)通行可通行可
中型車(車幅2.3m以上・全長9m以上)通行できない通行可
大型車通行できない通行可

境目は車幅2.3メートル、全長9メートルです。乗用車やミニバンなら市道側に入れますが、大きめのキャンピングカーやマイクロバスは、最初から広域迂回しか選べません。自分の車がどちらなのかは、車検証の全長と全幅を見ればすぐ分かります。

広域迂回にかかる時間も、県のチラシが数字で書いています。国道41号と国道471号を経由した場合、平湯から高山まで1時間半程度。関東方面から高山市街へ向かう場合は、国道361号・471号の利用が案内されています(361号は普通車程度、471号は大型車も利用可)。

普通車は「通れる」。でも「通ってほしい」とは書かれていない

ここが今回いちばん間違えやすいところです。県の車両規制では普通車は市道を通れます。ところが高山市のページには、こう書かれています。

「対岸迂回路は生活道路ですので関東方面から高山市街へ普通車でお越しの方も国道41号・471号、361号を利用した広域迂回にご協力ください」

県のチラシのほうも、対岸迂回路には「優先 地元車両、路線バス、観光バスなど」と書き、あわせて「道路幅が狭く、民家がありますので徐行で通行をお願いします」と添えています。通れることと、観光の車で使ってよいことは別だという整理です。地元の人の生活道路に、お盆の交通が丸ごと流れ込めば、そこが次の詰まりどころになります。

同じ区間、路線バスは58分で走っている

その市道を優先的に使えるのがバスです。高山市によれば、路線バスの平湯・新穂高線、上高地線、乗鞍線、松本線と、高速バスの高山・平湯温泉〜新宿線、高山・平湯・新穂高〜松本線が市道を迂回運行しています。大型観光バスも、7月18日午前7時から市道を通れるようになりました。

では実際に何分かかっているのか。濃飛バスの時刻表(高山〜平湯温泉〜新穂高ロープウェイ)で、高山濃飛バスセンター発と平湯温泉着の差を引いてみました。

高山濃飛バスセンター 発平湯温泉 着所要
6:00(直行便)6:5353分
7:007:5858分
9:4010:3858分
13:4014:3858分

迂回運行をしたうえで約1時間。マイカーの広域迂回が1時間半程度ですから、いまの高山〜平湯は、バスのほうが速い区間になっています。高山から約1時間に1本の間隔で走っていますし、上高地へ行く人は平湯温泉での乗り換えになるので、そもそも車を高山側に置く選択肢もあります。

ここからは私の見方です

この件は、「迂回路があります」という言い方が実態とずれる典型だと思っています。理由は3つあります。

1つ目。迂回路は全員のものではない。市道側は車幅2.3メートル・全長9メートルで線が引かれていて、大型はそもそも入れません。大型観光バスが市道を通れるようになったのは7月18日で、崩落から5か月近く経ってからでした。

2つ目。通れる車にも「来ないでほしい」と案内されている。高山市は普通車にも広域迂回への協力を求めています。法律や規制の上で通れることと、その道を観光の車が使ってよいかは、別の判断です。

3つ目。結果として、車で行く人だけが時間を余分に払っている。バスは58分、車は1時間半。しかも解除の目標は今年度末で、あと半年以上あります。旅程の組み方を変えるだけの差が、この夏はもう出ています。

そして、これは山の中だけの話ではありません。出入口が1本しかない土地では、たった1か所の崩落が1年近く効き続けます。家を探すときに地図で見るべきなのは、最寄り駅までの距離だけではなく、その道が塞がったときに残る道があるかどうかです。

生活・仕事にどう効くか

  • 旅行の行程を組むとき:国道41号・471号を使った広域迂回では、平湯から高山まで1時間半程度かかると岐阜県が案内している。往復で見れば通常より1時間以上の上積みになる。
  • 車の大きさで変わること:対岸の高山市道を通れるのは普通車と、車幅2.3m未満かつ全長9m未満の中型車まで。それを超える車は最初から広域迂回しか選べない。
  • 住まいを選ぶとき:出入口が1本しかない土地は、1か所の崩落で1年近く不便が続く。通勤経路の代わりがあるかどうかは、地図で必ず確認しておきたい。

結局どうすればよいか

  • 高山と平湯・新穂高の間を移動するなら、時刻表を見て路線バスと車を比べてから決める
  • 車で行くなら車検証で全長と車幅を確認する(全長9m・車幅2.3mが迂回路の分かれ目)
  • 出発前に岐阜県高山土木事務所のページで最新の規制状況を確認する

あわせて読む・調べる

くわしく知る(保存版の記事)

自分の場合を調べる(無料ツール)

公式出典

更新履歴

  • 2026年8月12日 初版を公開

※本記事は2026年8月12日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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