子どものコンセント周辺の感電・やけどについて、国民生活センターが10月21日に注意を呼びかけました。近くで見守るだけでは防げない事故もあり、金属類の置き場所、電源タップ、プラグの隙間を合わせて見直すよう案内しています。
[暮らし] この記事の要点
2026年10月22日 確認・公開
- 子どものいる家庭
どんな事故があった
国民生活センターによると、医療機関ネットワーク事業には、2021年度以降、15歳以下の子どもの感電や熱傷の事例が38件寄せられています。全国で起きた事故の総数や、2026年1年間の件数ではありません。
特に9歳以下で多く見られ、コンセントへ金属を差し込むケースのほか、電源コードや充電ケーブルに関係する事例もあります。壁の差込口だけを隠せば、電源まわりの危険がすべてなくなるわけではありません。
同センターの保護者向けアンケートでは、子どもが感電したり、しそうになったりしたとき、約7割の保護者が近くにいました。これは別のアンケートの結果で、「38事例の7割」と計算するものではありません。

\対象条件と追加発表は公式ページから確認できます/
ヘアピンやモールにも
消費者庁の2023年1月18日付の注意喚起には、3歳児が電源タップへU字のヘアピンを入れて電撃傷を負い、入院した事例が載っています。今回の2026年の集計とは別の資料ですが、家庭にある物が関わる例として確認できます。
別の例では、6歳児が針金入りの工作用モールを差込口へ入れて手指を負傷しました。やわらかく見える工作用品でも、内部に金属が入っていることがあります。ヘアピンだけでなく、鍵、クリップ、チェーンなども保管場所を確認できます。
1歳児が、浮いたアダプターの隙間へ充電ケーブルの端子を入れて負傷した例もあります。小さい子が床で遊ぶ部屋なら、壁のコンセント、電源タップ、充電中のアダプターとケーブルを一続きで見られます。

カバーは外れにくさも
消費者庁は、子どもが簡単に外せないコンセントカバーなどを使うことを案内しています。キャップを使う場合は、外れにくく、子どもの興味を引きにくい形や色が選ぶ際の条件です。
小さいキャップが外れると誤飲の原因になる点も示されています。「安全用品を付けたから、その後は確認しなくてよい」とは限りません。差込口に合っているか、緩んでいないか、外れた部品が手の届くところへ落ちていないかを確認できます。
使用しない電気製品はプラグを外し、コードと一緒に片付けることも公式の助言です。金属が露出するほど傷んだコードやプラグを使わず、濡れた手や口で触れる状況を作らないよう、配置を見直せます。

見守りと環境を組み合わせる
国民生活センターは、子どもが触れにくい環境づくりに、見守りと安全教育を組み合わせるよう案内しています。保護者が近くにいたという調査結果は、見守りが無意味という意味ではなく、近くにいることだけで事故を防げるとは限らない、という材料です。
事故が起きた場合は、見た目のやけどだけで医療機関への相談が不要と自己判断しないよう、同センターは医療機関への相談を案内しています。この記事では、症状ごとの受診要否を独自に判定しません。
まずは子どもが遊ぶ床の高さから、差込口とタップ、その近くの小物を見られます。保管場所と配線を変えることに加え、安全用品を選ぶなら、外れにくさと小さな部品の扱いまで確認してください。
結局どうすればよいか
- 金属類の保管と電源周辺の配置を見直す
公式出典
更新履歴
- 2026年10月22日 検索需要と公式原文を確認し初版公開
※本記事は2026年10月22日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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