神奈川県の主要5市では、2026年度の公立小学校給食費はすべて0円です。ただし、中学校は同じではありません。横浜市と藤沢市は1食330円、川崎市と相模原市は月5,300円、横須賀市は月5,400円です。「小学校が0円なら、中学校も0円だろう」と考えると、転居後の支出を見誤ります。
確認時点:2026年8月31日。横浜・川崎・相模原・藤沢・横須賀の市立小中学校を比較しています。神奈川県内33市町村すべての一律制度を示す表ではありません。
この記事でわかること
- ✓ 主要5市の小学校が0円になる仕組み
- ✓ 中学校で残る金額と支払方法の違い
- ✓ 住所入力から学校通知までの確認順
結論:小学校は0円、中学校で差がつく
2026年度は、国が公立小学校の給食費を月5,200円、年11か月分を基準に支援しています。主要5市は、実際の食材費が国の基準を超える分も市が補い、保護者負担を0円にしました。

中学校は国の一律支援の対象外です。各市が物価上昇分を補助していても、保護者負担は残ります。「神奈川は給食費無料」とひとまとめにすると、中学校分を見落とします。
小学校の0円も、食材費そのものが消えたわけではありません。国の基準額を超える分を市が負担して、保護者へ請求しない形です。給食の材料単価が高い市ほど、市が補う額も大きくなります。
横浜・川崎など主要5市の比較
| 市 | 小学校 | 中学校 | 支払方法 |
|---|---|---|---|
| 横浜市 | 0円 | 330円/食 | 口座振替 |
| 川崎市 | 0円 | 月5,300円 | 年9期 |
| 相模原市 | 0円 | 月5,300円 | 口座振替等 |
| 藤沢市 | 0円 | 330円/食 | 前払い |
| 横須賀市 | 0円 | 月5,400円 | 月払い |
中学校の「月額」と「1食額」は、そのまま高い・安いを比べられません。給食回数、3年生の徴収月数、牛乳停止、デリバリー方式の違いがあるためです。
月額で徴収する川崎・相模原・横須賀と、食べる回数に応じて前払いする藤沢では、家計簿への現れ方も違います。横浜も1食単価ですが、原則は口座振替です。比較するときは「1食いくら」だけでなく、年間予定回数と徴収月を学校通知でそろえてください。
横浜市は小学校0円、中学校330円
横浜市立小学校は2026年度、国の支援と市独自補助により0円です。市の予算資料では、1人あたりの物資購入費は月6,141円で、国の5,200円を超える941円を横浜市が支えています。
中学校と義務教育学校後期課程は、フルセット給食が1食330円です。小学校の無償化に伴い口座振替が不要になっても、中学校分には別の口座振替手続きが残ります。
横浜市は2026年度から中学校の全員給食を進めています。これまで家庭から弁当を持たせていた場合でも、入学年度によって昼食の準備と支払い方法が変わるため、古い案内ではなく2026年度の学校通知を見る必要があります。
読者
小学校の口座登録をしなくてよいなら、中学校も手続き不要ですか?
いいえ。横浜市では中学校給食費の口座振替が必要です。学校納入金の口座とは別の手続きなので、入学案内を確認します。
川崎市は中1・2で月5,300円
川崎市立小学校と特別支援学校小学部は、2026年度の保護者負担が0円です。公表上の給食費は1食335円、年6万4,320円ですが、国の制度と市の補助により保護者からは徴収しません。
中学校は改定後の1食397円に対し、保護者負担を1食320円へ抑えています。中学1・2年は年5万7,600円、月割5,300円、中学3年は年5万4,400円、月割5,000円です。
牛乳を止める場合は、中学1・2年で月4,200円まで下がります。給食そのものを止める、牛乳だけ止める、牛乳だけ受け取るという区分があり、書類を出した後に金額が調整されます。
相模原市は中学校年5万8,300円
相模原市立小学校と義務教育学校前期課程は、食材費月5,500円のうち国が5,200円、市が300円を負担し、保護者負担は0円です。
中学校と義務教育学校後期課程は、食材費月6,900円に対して市が1,600円を支援し、保護者負担は月5,300円、年5万8,300円です。デリバリー方式の中学校はこの金額表の対象外なので、学校案内を確認します。
相模原市外から転入する場合は、給食費の手続きが必要です。小学校が0円でも、転入時の給食開始や中学校の口座登録まで自動で完了するとは限りません。

藤沢・横須賀も中学校は有料
藤沢市立小学校は2026年度0円です。中学校のデリバリー給食は1食330円で、専用払込用紙またはクレジットカードによる前払いです。小学校と中学校では、金額だけでなく支払いの仕組みも変わります。
横須賀市立小学校は、月5,700円相当のうち国が5,200円、市が500円を負担して0円です。中学校の完全給食は月6,500円相当のうち市が1,100円を補い、保護者負担は月5,400円、1食330円です。
横須賀市の中学1・2年は11か月徴収、中学3年は10か月徴収です。同じ月5,400円でも、卒業学年は3月分を徴収しません。年間額は月額だけを12倍せず、自治体が示す徴収回数で確認します。
アレルギー・弁当持参は市ごとに申請
給食を食べられない場合の扱いも一律ではありません。相模原市は、食物アレルギー、宗教上の理由、長期欠席などで小学校給食を食べられない児童向けに給食費相当額の給付を案内しています。
川崎市では給食停止、牛乳停止、牛乳のみの提供に「学校給食費区分変更届」を使います。横須賀市も給食申込書に加え、アレルギー等で減額する場合は学校との相談と書類提出が必要です。
突発的な欠席は、すでに食材を発注しているため減額されないことがあります。藤沢市も特別支援学校の案内で、あらかじめ分かっている長期欠席と突発欠席を分けています。給食費を止められる日付は市ではなく学校へ確認します。
毎日弁当を持参する場合でも、給食を止める日より前の申請が必要な自治体があります。入学後ではなく、アレルギー面談や転入手続きの段階で学校へ伝えます。
住所から学校を確定して確認する

- 住所から指定される小学校・中学校を確認する
- 市の公式ページで小学校と中学校を分けて見る
- 全員給食かデリバリー方式かを確認する
- 学校通知で申込、口座、減額手続きを確定する
市境に近い住所でも、隣の市の金額がそのまま適用されるわけではありません。私は、引っ越し前の比較では「小学校0円」より、中学校3年間の支払総額と給食方式まで見る方が実用的だと考えています。
よくある質問
読者
神奈川県の小学校給食費は、どこでも0円ですか?
この記事で0円を確認したのは主要5市です。神奈川県内33市町村すべてを一律0円と断定していません。転居先の自治体ページを確認してください。
読者
中学校も国の給食費無償化の対象ですか?
2026年度の国の支援は公立小学校が中心です。主要5市の中学校では市の補助があっても保護者負担が残ります。
読者
2027年度も同じ金額ですか?
確認できるのは2026年度です。国の制度、市の予算、食材価格で翌年度の金額は変わるため、入学年度の通知を優先してください。
公式情報と更新方針
国の公立小学校向け制度は文部科学省「学校給食費の抜本的な負担軽減」で確認しました。市別の金額は、比較表の横浜市、川崎市、相模原市、藤沢市、横須賀市の公式案内を優先しています。
この記事は2026年8月31日時点の2026年度情報です。14日で表示が0なら同型の横展開を止め、表示が増えてクリック率が低い場合だけタイトルと導入を1回修正します。


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