🗨️「地震が多い県はどこですか」
気象庁の震度データベースで、1996年10月から2026年10月19日までに震度5弱以上を観測した地震の数を県ごとに数えると、1位は茨城県と福島県の50回でした。3位は東京都の45回ですが、38回は伊豆諸島などの島だけの観測です。いちばん少ないのは京都府・滋賀県・岐阜県の1回です。
[災害] この記事の要点
2026年10月21日 発表
- 地震が多い県・少ない県を知りたい人
- 引っ越し先の地震の多さを比べたい人
- 住んでいる県で大きな揺れが何回あったか知りたい人
「地震が多い県」は、何を数えるかで答えが変わります。ここでは、家が揺れで傷みはじめる震度5弱以上を、都道府県ごとに何回観測したかで数えました。
先に結論
- ✓ 1996年10月から30年で、いちばん多いのは茨城県と福島県の50回
- ✓ 3位の東京都45回のうち、本土は7回。残りは伊豆諸島
- ✓ 47都道府県のすべてで、少なくとも1回は震度5弱以上があった
地震が多い県 ランキング
気象庁の震度データベースで、1996年10月1日から2026年10月19日までに、どこかで震度5弱以上を観測した地震を全部取り出しました(436回)。1つの地震で、県内のどこか1か所でも震度5弱以上なら、その県で1回と数えています。
| 順位 | 都道府県 | 震度5弱以上 | うち6弱以上 | 2016年以降 | 観測した最大の震度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 茨城県 | 50回 | 5回 | 12回 | 震度6強 |
| 1 | 福島県 | 50回 | 5回 | 13回 | 震度6強 |
| 3 | 東京都 | 45回 | 6回 | 5回 | 震度6弱 |
| 4 | 宮城県 | 44回 | 10回 | 11回 | 震度7 |
| 5 | 新潟県 | 39回 | 10回 | 4回 | 震度7 |
| 6 | 熊本県 | 38回 | 9回 | 34回 | 震度7 |
| 7 | 石川県 | 34回 | 6回 | 27回 | 震度7 |
| 8 | 北海道 | 33回 | 5回 | 16回 | 震度7 |
| 8 | 岩手県 | 33回 | 6回 | 12回 | 震度6強 |
| 10 | 鹿児島県 | 28回 | 2回 | 17回 | 震度6弱 |
| 11 | 青森県 | 25回 | 3回 | 12回 | 震度6強 |
| 12 | 長野県 | 21回 | 5回 | 7回 | 震度6強 |
| 13 | 千葉県 | 19回 | 1回 | 7回 | 震度6弱 |
| 14 | 栃木県 | 18回 | 1回 | 5回 | 震度6強 |
| 15 | 大分県 | 16回 | 1回 | 9回 | 震度6弱 |
| 16 | 埼玉県 | 14回 | 1回 | 5回 | 震度6弱 |
| 17 | 静岡県 | 13回 | 2回 | 1回 | 震度6強 |
| 18 | 宮崎県 | 11回 | 1回 | 9回 | 震度6弱 |
| 19 | 秋田県 | 10回 | 0回 | 3回 | 震度5強 |
| 20 | 群馬県 | 9回 | 1回 | 2回 | 震度6弱 |
| 20 | 山形県 | 9回 | 1回 | 3回 | 震度6弱 |
| 20 | 神奈川県 | 9回 | 0回 | 3回 | 震度5強 |
| 23 | 島根県 | 7回 | 0回 | 4回 | 震度5強 |
| 24 | 和歌山県 | 6回 | 0回 | 2回 | 震度5強 |
| 24 | 広島県 | 6回 | 1回 | 0回 | 震度6弱 |
| 24 | 愛媛県 | 6回 | 1回 | 2回 | 震度6弱 |
| 24 | 山梨県 | 6回 | 1回 | 2回 | 震度6弱 |
| 28 | 鳥取県 | 5回 | 2回 | 2回 | 震度6強 |
| 29 | 奈良県 | 4回 | 0回 | 1回 | 震度5弱 |
| 29 | 沖縄県 | 4回 | 0回 | 1回 | 震度5弱 |
| 29 | 高知県 | 4回 | 1回 | 2回 | 震度6弱 |
| 29 | 福岡県 | 4回 | 1回 | 2回 | 震度6弱 |
| 29 | 佐賀県 | 4回 | 1回 | 2回 | 震度6弱 |
| 29 | 長崎県 | 4回 | 0回 | 3回 | 震度5強 |
| 35 | 兵庫県 | 3回 | 1回 | 1回 | 震度6弱 |
| 35 | 徳島県 | 3回 | 0回 | 0回 | 震度5強 |
| 35 | 三重県 | 3回 | 0回 | 0回 | 震度5強 |
| 38 | 愛知県 | 2回 | 0回 | 0回 | 震度5強 |
| 38 | 岡山県 | 2回 | 0回 | 1回 | 震度5強 |
| 38 | 香川県 | 2回 | 0回 | 0回 | 震度5強 |
| 38 | 山口県 | 2回 | 0回 | 0回 | 震度5強 |
| 38 | 富山県 | 2回 | 0回 | 1回 | 震度5強 |
| 38 | 大阪府 | 2回 | 1回 | 1回 | 震度6弱 |
| 38 | 福井県 | 2回 | 0回 | 2回 | 震度5強 |
| 45 | 京都府 | 1回 | 0回 | 1回 | 震度5強 |
| 45 | 滋賀県 | 1回 | 0回 | 1回 | 震度5弱 |
| 45 | 岐阜県 | 1回 | 0回 | 1回 | 震度5弱 |
揺れた瞬間に、部屋の中で起きることを減らすもの
地震のけがの3〜5割は、屋内の家具類の転倒・落下・移動によるものです(東京消防庁)。壁にネジを打てない部屋でもできる手から並べます。
東京消防庁の実験では、L型金具で壁に直接ネジ止めするのが最も効果が高いとされています。賃貸で壁に穴を開けられない部屋での代わりがこれです。家具の両端の側板部を、できるだけ奥で突っ張ります。天井側にも強度が要ります。
突っ張り棒だけだと効きが落ちます。同じ資料が、ポール式にはストッパー式や粘着マット式の併用をすすめています。マット単独でも効果は小さいので、上の棒と2つで1組と考えてください。
お湯でも水でも作れて、袋のままおにぎりの形になります。断水すると鍋も食器も洗えません。洗い物の出ない形を先に入れておくと、水の減り方が変わります。
飲料水は1人1日3L。4人家族の1週間分で84L=2Lボトル42本なので、6本入りだと7ケースぶんです。5年保存タイプなら入れ替えの手間が減ります。
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多い県は1つの年に固まる
1位の茨城県は50回のうち17回、福島県は50回のうち27回が2011年です。東北地方太平洋沖地震の本震と、その後の余震や誘発された地震で、震度5弱以上が何度も続きました。
同じように、熊本県は38回のうち22回が2016年、石川県は34回のうち21回が2024年、新潟県は39回のうち20回が2004年です。回数の多さは、ふだんから揺れているというより、大きな地震が1つ起きた年にまとまって増えたものです。

この住所は浸水しやすい場所ですか?
住所を入れるだけ。ハザードマップの指定(浸水・土砂・津波)と地盤の強さが5秒で出ます。会員登録も電話番号も要りません。
東京都45回のうち、本土は7回
3位の東京都は、45回のうち38回が伊豆諸島や小笠原の島だけで観測したものです。2000年には三宅島や神津島の近くで地震が続き、この年だけで30回あります。
23区や多摩で震度5弱以上を観測したのは7回で、2011年3月11日の本震と、2005年・2021年の千葉県北西部の地震などです。ことし8月23日の茨城県南部の地震でも、足立区で震度5弱を観測しました。
回数が少ない県なら、地震は心配しなくていいの?
そうとは言えないの。少ない県でも、1回で家が壊れる揺れは来るわ。1995年の兵庫県もそうだったし、この表で1回の県も、震度5弱以上はちゃんと来ているのよ。
少ない県は京都・滋賀・岐阜の1回
この30年でいちばん少ないのは、京都府・滋賀県・岐阜県の1回です。愛知県・大阪府・香川県・山口県なども2回にとどまります。ただ、0回の県はありませんでした。
これからの揺れやすさは、過去の回数ではなく、将来の確率で見るほうが確かです。政府の地震調査研究推進本部の予測をもとに、住所ごとの30年確率を日本で地震が少ない場所はどこ?で比べています。同じ東京23区でも、44.2%と89.4%に分かれました。
震度ごとの揺れの違いは震度2 どのくらい揺れる/震度1〜5弱の違いに、震度7が過去にどこで起きたかは震度7 過去 一覧/8回のうち3回は熊本にまとめています。
よくある質問
Q. 地震が多い県の1位はどこですか。
A. 震度5弱以上を観測した地震の数(1996年10月〜2026年10月19日)で数えると、茨城県と福島県が50回で並んで1位です。
Q. 地震が少ない県はどこですか。
A. 同じ数え方で、京都府・滋賀県・岐阜県が1回です。ただし47都道府県のすべてで1回以上ありました。
Q. 東京は地震が多いのですか。
A. 東京都は45回で3位ですが、38回は伊豆諸島や小笠原の島だけで観測したものです。23区や多摩では7回です。
Q. 九州で地震が多い県はどこですか。
A. 熊本県が38回で最も多く、鹿児島県28回、大分県16回、宮崎県11回と続きます。
生活・仕事にどう効くか
- 多い県:茨城・福島50回、東京45回、宮城44回、新潟39回、熊本38回。
- 偏り:福島は50回のうち27回が2011年。熊本は38回のうち22回が2016年。
- 少ない県:京都・滋賀・岐阜は1回。それでも0回の県はない。
結局どうすればよいか
- 表で、住んでいる県の回数と、観測した最大の震度を見る
- 回数だけでなく、住所の30年確率と地盤を確かめる
- 家具の固定など、震度5弱から起きることに備える
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くわしく知る(保存版の記事)
公式出典
更新履歴
- 2026年10月21日 初版を公開
※本記事は2026年10月21日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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