MENU
お役立ち記事
【近日公開】AIが物件資料からSUUMO・at homeの入稿文を作成「入稿メイト」|先行登録受付中(無料)

兵庫 通行止め 雨で閉まるのは何ミリ? 県内217区間で最低は姫路の80ミリ、六甲山は120ミリです ところが9日に予想されている雨は、南部で250ミリでした

目次

9日の予想は南部250ミリ。ほとんどの基準を上回ります

神戸地方気象台が8日23時38分に出した兵庫県気象解説情報では、9日0時から10日0時までの24時間降水量が多い所で南部250ミリ・北部180ミリ。9日の1時間降水量は南部70ミリ・北部50ミリの予想です。9日明け方から昼前にかけて線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があるとしています。

「多い所で」の数字なので、県内のどこでもその量が降るわけではありません。それでも、217区間のうちほとんどの基準が、この予想の下にあるという関係です。線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに増えるおそれがあるとも書かれています。

降り始め(6日19時)から8日23時までの降水量は、洲本110.0ミリ、南あわじ市南淡82.5ミリ、神戸市中央区75.0ミリ、神戸空港65.5ミリ、西宮52.0ミリ(同情報)。

洲本はすでに110ミリ降っています。ところが表示は13ミリです

国が管理する国道については、基準だけでなくいまの連続雨量も公開されています。国土交通省の道路情報提供システムで、9日2時5分に見た淡路島の数字が次のとおりです。

  • 国道28号 淡路市塩尾〜洲本市安乎町平安浦 基準160ミリ/表示10ミリ
  • 国道28号 洲本市中川原町厚浜〜洲本市炬口 基準160ミリ/表示13ミリ

洲本のアメダスでは9日1時50分までの24時間降水量が117.0ミリ、降り始めからだと110.0ミリ降っています。それなのに規制側の表示は13ミリでした。連続雨量は降り始めからの積算ですが、雨がやんだ状態が続くと0に戻して数え直すためです。「もう100ミリ以上降ったから、あと少しで閉まる」とはなりません。逆に、9日の朝から降る分は0から積み上がります。

高速道路にも基準はあります。ただし阪神間は空欄です

NEXCO西日本は「異常気象等による事前通行規制基準」という表を公開しています。令和8年8月14日現在の兵庫県内の主な区間です。

道路区間連続雨量組合せ(連続+時間)
名神豊中IC〜西宮IC
中国道吹田JCT〜宝塚IC
中国道宝塚IC〜吉川IC210ミリ160ミリ+時間45ミリ
中国道滝野社IC〜福崎IC280ミリ190ミリ+時間40ミリ
山陽道神戸JCT〜神戸北IC210ミリ140ミリ+時間45ミリ
山陽道山陽姫路東IC〜赤穂IC260ミリ190ミリ+時間35ミリ
新名神川西IC〜神戸JCT210ミリ160ミリ+時間45ミリ
舞鶴若狭道吉川JCT〜三田西IC210ミリ160ミリ+時間45ミリ

上の2行だけ様子が違います。名神の豊中IC〜西宮IC と、中国道の吹田JCT〜宝塚IC は、連続雨量も組合せも「-」。この2区間には雨量で閉めるための数字が設定されていません(地震の計測震度5.0以上という基準だけが入っています)。

私は、これを「阪神間は雨に強い」と読むのは違うと考えています。この表は斜面の崩壊や落石を想定した規制の基準で、市街地の平坦な高架区間に雨量の数字を置いていないだけです。9日に南部で警戒が呼びかけられているのは土砂災害と、低い土地の浸水・河川の氾濫のほうです。数字が無いことは、危険が無いことではありません。

9日の朝、どこを見るか

順番としては、まず近畿地方整備局の一覧で通る路線の基準を見て、国道なら道路情報提供システムで「いまの連続雨量」を見る、という形になります。県道と市道については、いまの雨量はこの一覧では出てきません。基準だけが分かる状態です。

神戸地方気象台は、次の兵庫県気象解説情報を9日6時頃に出す予定としています。出発前にもう一度、そこで予想が上振れしていないかを見ておくことになります。

生活・仕事にどう効くか

  • 9日の移動:事前通行規制は、雨量が基準に届いた時点で閉まります。閉まってから迂回先を探すと足止めが長くなるため、出発前に通る道の基準を知っているかどうかで結果が変わります。
  • 六甲山の行き来:六甲山の中だけで120ミリ・160ミリ・200ミリの3段階があります。上りに使った道が開いていても、下りに使うつもりの道が先に閉まることが起こります。
  • 住まい選び:217区間のうち179区間が県道です。宍粟市・養父市・淡路市・洲本市や六甲山ろくで家や土地を見るときは、雨で閉まる区間が生活道路のどちら側にあるかで、病院や高校への行き方が変わります。

結局どうすればよいか

  • 出発前に、近畿地方整備局の道路防災情報の一覧で通る路線の規制基準雨量を見る
  • 国道については、国土交通省の事前通行規制のページで「いまの連続雨量」も見られる。淡路島へ渡るなら国道28号の2区間(連続雨量160ミリ)を先に確認する
  • 六甲山を越えるなら、上りと下りで別の道を想定しておく(120ミリで閉まる区間と200ミリまで持つ区間が混ざっている)

\気になる住所を1つ入れるだけ/

災害リスクを住所で調べてみる ›

浸水・土砂・地盤をまとめて表示(無料)

公式出典

更新履歴

  • 2026年9月9日 初版を公開

※本記事は2026年9月9日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

Googleで「おかあさんのおうち」の新着を優先表示する

災害・道路・住まいの新しい記事がGoogleのトップニュースに出やすくなります。ボタン1回で登録できます。

このページについて聞いてみる・教える

この街のことを知っている人が答えてくれるかもしれません。ニックネームだけで書けます。

投稿内容必須
0 / 2000
画像任意・2枚まで

位置情報(EXIF)は保存時に自動で削除します。表札・ナンバー・人の顔が写っていないか確認してください。

投稿すると利用上の注意に同意したものとみなします。

    まだ書き込みはありません。最初のひとことを書いてみませんか。

    個人が特定される内容(氏名・住所の番地・車のナンバー・電話番号)は書かないでください。 見つけた場合は各投稿の「通報」からお知らせください。 削除のご依頼はこちら

    1 2
    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    • URLをコピーしました!

    この記事を書いた人

    ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
    その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
    契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
    実務全般に携わってきました。

    特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
    反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
    自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

    現在は子育てのため一線を退いていますが、
    これまでの実務経験を活かし、
    フリーランスとして不動産会社様向けの
    バックオフィスサポート業務を開始しました。

    現場目線を大切にしながら、
    「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

    コメント

    コメントする

    目次