🗨️「放火は、いまの日本で何番目に多い出火原因なのか」
消防庁の統計では、令和7年(2025年)の概数で「放火」は2,392件の5位です。1997年から2016年まで20年連続で1位だった項目が、いまは5位まで下がりました。ただし消防庁は「放火」と「放火の疑い」を別々に数えています。両方を足すと4,041件で、1位のたばこ(3,479件)を上回ります。
[事件・事故] この記事の要点
2026年9月10日 発表
- 家のまわりに段ボールやごみ袋を置いている人
- 空き家を持っている人・空き家のとなりに住んでいる人
- 住宅用火災警報器を10年以上交換していない人
令和7年の出火原因ベスト10
消防庁が令和8年5月28日に公表した令和7年(2025年)の概数です。総出火件数は40,783件で、前年より9.8%増えました。
| 順位 | 出火原因 | 件数 | 全火災に占める割合 |
|---|---|---|---|
| 1 | たばこ | 3,479件 | 8.5% |
| 2 | たき火 | 3,303件 | 8.1% |
| 3 | 電気機器 | 3,240件 | 7.9% |
| 4 | こんろ | 2,850件 | 7.0% |
| 5 | 放火 | 2,392件 | 5.9% |
| 6 | 火入れ | 2,161件 | 5.3% |
| 7 | 電灯電話等の配線 | 1,805件 | 4.4% |
| 8 | 配線器具 | 1,780件 | 4.4% |
| 9 | 放火の疑い | 1,649件 | 4.0% |
| 10 | ストーブ | 1,039件 | 2.5% |
放火が5位、放火の疑いが9位です。順位表だけを見ると、放火は上位ではあるものの1位ではありません。
住まいのリスクに対する備え
土地の履歴やリスクを知ったら、次は「起きたときにどうするか」です。最低限そろえておくと動けるものを挙げます。
一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。
断水で最初に困るのがトイレです。備蓄で見落とされやすい一方、代用が効きません。
停電時は懐中電灯より、部屋全体を照らせるランタンの方が使えます。電池でも充電でも点くものだと、どちらが尽きても止まりません。
鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。
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5位と9位を足すと、1位のたばこを超える
2,392件と1,649件を足すと4,041件になります。1位のたばこは3,479件なので、562件多い計算です。
なぜ2つに分けて数えているんですか。
火災の原因は消防が調査して確定させます。放火だと断定できたものが「放火」、状況からその可能性が高いけれど断定に至らなかったものが「放火の疑い」です。消防庁はこの2つを別項目として順位づけしていて、合算した順位は公表していません。ただし合算した件数そのものは「放火火災」として毎年出しています。
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