🗨️「野生のラッコを船から見るのって、ダメなことなの?」
北海道浜中町では、令和3年(2021年)7月に「ラッコ鑑賞に関する自主ルール」が作られていて、船やカヌーでラッコに近づくことは禁止行為です。同町の町議が漁船でラッコに接近したとしてルール違反を認め、2026年9月10日までに議員辞職の意向を明らかにしました。自主ルールに罰則はありませんが、町は「捕獲や著しい接近行為などは法律でも規制されている」と説明しています。
[事件・事故] この記事の要点
2026年9月11日 発表
- 北海道の霧多布・浜中町へ野生動物を見に行く人
- 海や川で生き物の写真を撮る人
- ドローンで風景を撮影している人
何がルール違反になったのか
北海道浜中町の町議が、議員を辞職する意向を明らかにしました。理由は、町が定めているラッコ鑑賞の自主ルールに違反したことです。
本人の説明によると、8月17日に知人3人を乗せた漁船で島へ墓参りに行き、その帰り道にアゼチの岬周辺で海上から野生のラッコを観察しました。その様子を見た人がSNSに投稿し、町への問い合わせが相次いだため、町が聞き取りをしたところ本人が事実を認めたという経過です。町議は取材に対し「町議という立場でルールを犯したことを重く受け止めている」と述べています。
旅行カバンに足しておくもの
防災セットを丸ごと持って行く話ではありません。宿には水も食料も寝具もあるので、足りなくなるのは電源と灯りと薬です。
災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。
鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。
汗で失われるのは水分と塩分の両方です。水だけ飲み続けると体内の塩分が薄まってかえって具合が悪くなります。停電で冷蔵が使えない前提でも常温で置いておけます。
車中泊のエコノミークラス症候群対策として、厚生労働省や日本循環器学会が弾性ストッキングの使用を挙げています。歩く・水を飲むことが基本で、これはその補助です。
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浜中町のラッコ鑑賞ルール、禁止は5つ
浜中町は令和3年(2021年)7月、ラッコとの共生を図るために「ラッコ鑑賞に関する自主ルール」を作りました。禁止行為として挙げられているのは次の5つです。
| 禁止されていること | 対象 |
|---|---|
| 船舶・カヌー等でラッコに近づかない | 動力の有無を問わない |
| えさを与えない | すべての人 |
| 大声や騒音を出さない | 陸上の観察者を含む |
| 水面および水中での観察・撮影を行わない | シュノーケリング・水中撮影など |
| ドローンを飛行させない | 湯沸(とうふつ)岬・アゼチの岬周辺 |
捕獲や著しい接近行為などは法律でも規制されている
— 浜中町「浜中町ラッコ鑑賞ルールについて」
町が理由として挙げているのは、船での接近やドローン撮影が後を絶たず、警戒心の強いラッコが安心して生息しにくくなり、姿を消してしまう懸念があることです。
「自主ルール」に罰則はない。それでも効いている
このルールは条例ではなく自主ルールなので、破っても罰金は科されません。今回も、法的な処分ではなく本人の辞職という形になりました。
では意味がないのかというと、逆です。罰則がないルールを守らせているのは、見ている人の目でした。今回の発端は行政の巡回ではなく、通りかかった人がSNSに投稿したことです。観光地で野生動物に近づく行為は、いまや高い確率で誰かのカメラに入ります。
船で近づくくらい、そんなに問題なんでしょうか。
ラッコは食べる・眠る・毛づくろいをする、その全部を海の上でやります。追われて移動が増えるほど体力を使う動物なので、追いかける行為は見た目より負担が重くなります。
法律の側にも線はある
町は自主ルールの案内の中で、「捕獲や著しい接近行為などは法律でも規制されている」と書いています。つまり自主ルールは法律の下限を補うもので、それ自体が唯一の歯止めというわけではないという位置づけです。
野生動物を見に行くときに確かめる順番は、①その動物を捕る・傷つけることを禁じた法律、②その場所の自治体や管理者が出しているルール、③ドローンや船の運航にかかる別の規制、の3つになります。今回のように、②に引っかかるケースがいちばん多くなります。
浜中町で、ルールどおりに見る方法
町は観光の案内ページで、ラッコが見られる場所と時期を自分から公開しています。禁止しているのは近づくことであって、見ること自体ではありません。
想定されている見方は、湯沸岬やアゼチの岬といった陸上の展望場所から、双眼鏡や望遠レンズで探すやり方です。海から近づかないぶん、こちらは持ち物の準備で差が出ます。行く前に町の観光ページで、見られる時期と展望場所を確認しておくと空振りが減ります。
生活・仕事にどう効くか
- 見に行くとき:浜中町では船・カヌーでの接近、水面や水中からの観察・撮影、湯沸岬とアゼチの岬周辺でのドローン飛行が禁止行為にあたる。
- 撮影:陸上の岬から望遠で見るのが、町が想定している見方。近づいて撮ることは想定されていない。
- SNS:今回は目撃者がSNSに投稿したことが発端になった。撮った写真が、そのまま違反の記録になる。
結局どうすればよいか
- 野生動物を見に行く前に、その自治体が観察ルールを出していないか公式サイトで確認する
- 近づく代わりに、双眼鏡や望遠レンズで距離を取って見る
- ドローンを持って行く前に、飛ばしてよい区域かどうかを現地の案内で確かめる
あわせて読む・調べる
くわしく知る(保存版の記事)
公式出典
- 浜中町「浜中町ラッコ鑑賞ルールについて」(2026年9月11日発表)
- 浜中町「浜中町・霧多布のラッコに逢いに行こう!」(2026年9月11日発表)
更新履歴
- 2026年9月11日 初版を公開
※本記事は2026年9月11日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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