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福岡パルコ 閉店/2月末、跡地は建て替え

🗨️「福岡パルコはいつ閉店して、跡地はどうなるの?」

営業を終えるのは2027年2月末(予定)で、パルコが2026年1月29日に発表しました。建物は閉店後に建て替えられ、隣の新天町商店街の側と一体で再開発する計画です。

[インフラ・再開発] この記事の要点

発表日・更新日

2026年10月9日 発表

影響を受ける人
  • 福岡パルコで買い物や食事をする人
  • 天神・大名エリアに通う人
  • 天神の再開発に関心がある人
目次

閉店までの日程

時期できごと出どころ
2026年1月29日福岡パルコの営業終了を発表。取締役会で決めたとしていますパルコ
2026年3月〜ラストイヤーキャンペーンが始まる(7月から本格展開)パルコ
2027年2月末(予定)営業終了。最終営業日の日付は発表されていませんパルコ
2027年3月以降解体工事に着手する見込み建設通信新聞
2031年12月新しいビルの完成を目指す(事業計画案)建設通信新聞

福岡PARCO(パルコ)は2010年3月19日に開業し、店舗面積は約4万2,000㎡です。本館は1936年に竣工した建物で、旧岩田屋本店の建物を引き継ぎ、改装して開業しました。

発表当日の1月29日には、RKB(アールケービー)毎日放送が報道動画を公開しています。

閉店の理由

パルコの発表文が営業終了の事由に挙げているのは、次の3点です。

  • 所有する建物の老朽化が進んでいること
  • 今後想定される投資負担
  • 天神二丁目南ブロック駅前東街区での、開発計画の進み具合

これらを中長期の視点で慎重に検討した結果、2027年2月末で営業を終えると決めた、という書き方です。発表文には、いまも地域の多くの客に支えられているという趣旨の一文もあります。

売上や来館者数は、事由に挙げられていません。パルコは2026年4月、2025年度(2025年3月〜2026年2月)の累計取扱高が286億円(前年比105%)で、開業以来の最高になったと発表しています。

新ビルへの再出店や、店で働く人の雇用について、発表文に記載はありません。テレビ西日本は、新ビルができるまでの仮店舗は設けず、新ビルへの再出店も未定と伝えています。

天神全体の人の流れについては、西日本新聞meが10月9日に、スマートフォンの位置情報を使った分析を報じました。ただ、パルコの発表は人の流れに触れておらず、営業終了との関係は発表から読み取れません。

跡地の計画

パルコの発表によると、建て替えの目的は、建物の耐震性と防災性を高めることです。あわせて、人が集まってにぎわってきた天神の歴史を踏まえ、ライブハウス、ギャラリー、ミュージアムなどの文化・情報発信の機能を入れる方針です。緑や憩いを感じられる公園の整備も検討するとしています。

西街区にある新天町商店街の開発計画とも連携します。メルヘン通りの地下通路は、西街区と共同で整備すると書かれています。

この計画の出発点は2022年11月30日です。パルコ、西日本鉄道、新天町商店街の組合など5者が、福岡市に計画概要書を出したと発表し、「2030年度の開業を目指す」としていました。

福岡市の公式ページには、駅前東街区の再開発事業の手続きが載っています。

日付手続き
2025年1月16日都市計画を決定
2026年7月23日施行地区となるべき区域を公告(組合設立の認可を申請しようとする人からの申請を受けて)
2026年10月8日〜21日事業計画案の縦覧(福岡市役所1階の福岡市情報プラザ、9時〜20時、土日祝も)
2026年11月4日まで意見書の受付(郵送は当日消印有効)

市のページに、建物の規模や完成時期は載っていません。事業計画が具体化した段階で更新するという注記があります。

建設通信新聞は10月9日付で、この事業計画案の内容を報じています。2027年3月の着工、2031年12月の完成を目指し、規模は地下4階・地上22階建て。地下2階から地上7階が商業施設、8階以上がオフィスとホテルで、音楽ホールなど文化・情報発信の施設も入る案です。市の公式ページでは確認できていない内容です。目標の時期は、2022年の発表より後ろになっています。

最終年の催し

最終年のキャンペーン名は「ヘイ・パルコ(Hey!PARCO)~パルコらしさは、止まらない。~」です。福岡PARCOの公式サイトに載っている、これからの催しの一部を並べます。

日付催し場所
10月2日〜福岡発の若者文化誌「エヌオー(NO!!)」を一号限りで復刊するプロジェクト。週末に取材中天神・大名
10月14日〜25日「天神ラボ2026」。2012〜2015年のアートプロジェクトに参加した8人が再集結。入場無料本館1階
10月23日〜11月8日「ブック・ミーツ・フクオカ(BOOK MEETS FUKUOKA)2026」。約1万冊の本が集まる。入場無料本館5階
10月30日〜11月15日立ち飲みはしご酒イベント「TACHINOMIST(タチノミスト)11」の冠メインスポンサー。福岡の103店と韓国の10店が参加福岡市内の参加店

天神ビッグバンとは

天神ビッグバンは、福岡市が2015年2月に始めた、天神地区の建て替えを進める取り組みです。市は、警固断層のリスクがある中で、航空法の高さ制限の緩和と市独自の容積率の緩和制度を使い、更新期を迎えたビルを耐震性の高いビルへ建て替えるものと説明しています。

対象は、天神交差点から半径約500メートル(約80ヘクタール)の区域です。デザイン性などの要件を満たすビルを市が認定し、容積率の緩和などの優遇を付ける「天神ビッグバンボーナス」があります。認定の対象は、2024年12月31日までに竣工予定のビルと、感染症対策に取り組み2026年12月31日までに竣工予定のビルです。複数の街区にまたがる段階的な建て替えの期限は、個別に判断されます。

市の整理では、福岡PARCOと新天町がある駅前東西街区は、認定に向けて検討中の、段階的な建て替えのひとつです。市の進捗ページでは、2015年2月から2026年3月末までに85棟が竣工し、2026年末までに約90棟、2030年代までに約120棟の建て替えが予定とされています。

i内容はパルコと福岡市の公式発表、報道にもとづきます(2026年10月9日時点)。建設通信新聞の内容は、市の公式ページでは確認できていません。アイキャッチの写真は福岡市の街並みのイメージで、福岡パルコのものではありません。

生活・仕事にどう効くか

  • 買い物・食事:営業は2027年2月末(予定)までです。報道どおり2031年12月に新しいビルが完成するなら、閉店から約4年10か月のあいだ、この場所では買い物ができなくなります。

結局どうすればよいか

  • 見たい催しがあるなら、期間の短いものから先に行く。10月の「天神ラボ2026」は25日まで、本のイベントは11月8日までです
  • 跡地の計画を詳しく見たい人は、10月21日までに福岡市役所1階の福岡市情報プラザへ。事業計画案を縦覧できます(意見書は11月4日まで)
  • 福岡市で暮らす人・働く人は、自宅や職場のある場所の地震・浸水リスクも調べておく。市は天神ビッグバンを、警固断層のリスクに備える建て替えと説明しています

\気になる住所を1つ入れるだけ/

災害リスクを住所で調べてみる ›

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公式出典

更新履歴

  • 2026年10月9日 初版を公開

※本記事は2026年10月9日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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