ダイキンのセラムヒートとコロナのコアヒートは、どちらも遠赤外線で人を暖める電気暖房機です。いちばん強くしたときの電気代は、どちらも1時間35円前後でほとんど変わりません。
ただし、絞ったときの下限と節電の仕組み、重さと首振りが違います。そして両社とも、公式の仕様に何畳用かを書いていません。「1,100Wあれば部屋全体が暖まる」とは限りません。
運営者はどちらも買っていません。暖かさは、2機種を同じ条件で試した人の記録と動画を、名前を添えて紹介します。
先に結論
- ✓ 電気代の目安は、セラムヒートが1時間約7.75〜34.1円、コアヒートが約10.2〜35.7円(31円/kWhでの計算)。
- ✓ 重さはセラムヒート8kg、コアヒート5.6kg。首振りはセラムヒートが左右約70°と上向き約30°です。
- ✓ 両社とも何畳用かを書いていません。エアコンの補助として、座っている人に当てる暖房です。

セラムヒートの現行型番ERFT116ASは、下のボタンから開けます。
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セラムヒートとコアヒートの違い
2機種は、金属の管にヒーターを封じたシーズヒーターを使う点で同じです。セラムヒートはセラミックで覆ったシーズヒーター2本、コアヒートはブラックセラミックで覆ったシーズヒーターを使います。どちらも縦置きと横置きを切り替えられます。
| 消費電力 | セラムヒート 250〜1,100W/コアヒート 330〜1,150W |
|---|---|
| 重さ | セラムヒート 8kg/コアヒート 5.6kg |
| 首振り | セラムヒート 左右約70°・上向き約30°/コアヒート 70° |
| 電源コード | セラムヒート 3m/コアヒート 2m |
| 切タイマー | セラムヒート 6・4・2・1時間・30分/コアヒート 確認できませんでした |
| センサー | セラムヒート 人感センサー(不在15分で停止)/コアヒート 省エネセンサー |
| 価格 | どちらもオープン価格 |
ダイキン公式・コロナ公式の仕様から(2026年10月21日確認)。
コアヒートは、同じ年のモデルでも売り場で型番が違います。コロナ公式によると、DHは家電量販店、AHはホームセンター、CHは一般ルート向けです。Amazonに並ぶCH-12RBは首振りが70°だけで、量販店向けのDHより装備が少ない型です。
読者
首振りの角度を選びたい場合は?
コアヒートなら、2026年モデルの量販店向けDH-1226Rが15°・30°・50°・70°の4段階です。セラムヒートは自動の約70°に、上向き約30°を組み合わせます。
電気代は下限と節電で差
電気代は、家電の業界団体の目安単価31円/kWhで計算します。セラムヒートの1時間約7.75〜34.1円は、ダイキン公式の表記そのままです。コアヒートは公式に円の記載が見当たらず、消費電力からの試算で約10.2〜35.7円になります。
上限の差は1.6円ほどです。違いが出るのは節電の仕組みで、セラムヒートは強弱をつける「リズムモード」で約15%の節電をうたい、人がいなくなると15分で止まります。
コアヒートは「ゆらぎ運転」に切り替えると200〜820Wで動き、試算では1時間約6.2〜25.4円です。省エネセンサーは、10分人がいないと出力を下げます。コロナは2026年モデルの発表で、ゆらぎ運転と省エネセンサーを使えば1シーズンで最大約10,100円お得になるとしています。
ダイキン公式の注記では、低い設定でも最大の電流が流れることがあります。延長コードやタコ足配線は使わず、壁のコンセントに直接つなぎます。
何畳用かは書かれていない
ダイキンの仕様表で畳数があるのは、温風も出るハイブリッドセラムヒートの温風運転だけです。遠赤外線のセラムヒートは、畳1枚分の1.8mより先にも温もりが届く、という距離で説明しています。
コロナも畳数を書いていません。公式ページで「8畳の部屋」が出てくるのは、試験の条件としてだけです。ダイキン公式は、縦向きで1人、横向きでソファの家族を暖める使い方を紹介しています。
私は、この2機種を「部屋を暖める暖房」ではなく「人に当てる暖房」と見ています。リビング全体はエアコンにまかせ、足元が冷える場所や、エアコンのない脱衣所の前で使う機械です。
使っている人の動画
ふぶきテトラは、オイルヒーターより早く暖まる暖房を探してセラムヒートを選び、開けてから暖まり方を確かめています。登場するのは2019年の型番ERFT11WSです。
セラムヒート ERFT11WS(YouTube ふぶきテトラ・2019年12月27日公開)
groundvalleyは、コアヒートの旧型DH-1215Rで焼き芋ができるかを試しています。ヒーターの近くがどれだけ熱くなるかがわかります。
コアヒート DH-1215R(YouTube groundvalley・2017年12月4日公開)
紹介していた人の記録
マイベストでは、2機種とも15分後に背中の表面が約60℃まで暖まり、暖かさは同点でした。違いが出たのは本体の温度で、セラムヒートは39℃、コアヒートは30℃と書かれています。
1時間で使用した電気料金は8円でした
これはコアヒートを最低出力で使ったときの数字です。家電Watchのスタパ齋藤氏は2013年に旧型のセラムヒートを試し、同じくらいの出力ならセラムヒートのほうが熱く感じると書いていました。
選ぶ前の注意点
- セラムヒートは8kgあり、部屋から部屋へ持ち運ぶなら重さが効きます。
- マイベストが紹介する口コミでは、セラムヒートは暖まるまでに時間がかかる、という声があります。
- コアヒートは、口コミで入タイマーがあればなおよいという声が紹介されています。
- ダイキン公式は、近い距離で同じ姿勢のまま当たり続けると低温やけどのおそれがあると注意しています。
- 人感センサーはペットにも反応します。
コアヒートのCH-12RBは、こちらから開けます。
どちらを選ぶか
- 上向きにも向けたい人、切タイマーで寝る前に使いたい人はセラムヒート。
- 運ぶことが多く軽さを取りたい人、本体価格を抑えたい人はコアヒート。
- 首振りの角度を細かく選びたいなら、量販店向けのコアヒートDH型番。
- 部屋全体を暖めたい人は、どちらでもなくエアコンかファンヒーター。
この記事で確認した情報源
- ・ダイキン公式 セラムヒート ラインアップ(仕様と1時間あたりの電気代の目安を確認しました。)
- ・ダイキン公式 セラムヒートの特長(1.8m先まで届く説明、リズムモード、注意書きを確認しました。)
- ・コロナ公式 コアヒート 2025年モデル(CH-12RBの仕様と型番の違いを確認しました。)
- ・コロナ公式 2026年モデル発表(DH-1226Rの首振りと1シーズンの節約額を確認しました。)
- ・マイベスト 田丸大暉(セラムヒート/コアヒート)(2機種を同じ条件で検証した記録です。)
- ・家電Watch スタパ齋藤 2013年10月18日(旧型のセラムヒートを使った記録です。)
セラムヒートの商品ページは、こちらのボタンからも開けます。
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