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AIスマートグラス 比較/度付き・翻訳

AIスマートグラスは、レンズに字幕や案内が出る「画面あり」と、答えを耳で聞く「画面なし」の2種類に分かれます。日本で買える画面ありの3機種はどれも10万円前後、画面なしは5万〜7万円台が中心です。

ただし、翻訳を目で読むつもりで5万円台のMeta Glasses(メタグラス)を買っても、字幕は出ません。メガネをかけている人は、度付きレンズに入る度数も機種ごとに違います。この2つを先に決めれば、8機種は2〜3機種まで絞れます。

先に結論

  • ✓ 字幕を目で読むなら画面あり。Even G2(イーブン ジーツー)とINMO GO3(インモ ゴースリー)が99,800円、Rokid(ロキッド)スマートAIグラスが109,890円
  • ✓ 撮る・聞く・話しかけるだけなら画面なし。いちばん安いのはMeta Glassesの50,600円から
  • ✓ 老眼の度が強い人は要注意。Meta Glassesの度付きは+2.25まで、Rokid Ai Glasses Style(ロキッド エーアイグラス スタイル)は+15Dまで
目次

日本で買える8機種の比較表

2026年10月時点で、日本で正規に買えるAIスマートグラスを並べました。Metaの3シリーズ(Ray-Ban Meta(レイバン メタ)、Oakley Meta(オークリー メタ)のHSTN(ハウストン)とVanguard(ヴァンガード)、Meta Glasses)、Rokidの2機種、Even G2、INMO GO3です。価格は税込で、いちばん安い構成です。

機種 税込価格 画面 重さ 翻訳
Meta Glasses 50,600円〜 なし — —
Rokid Ai Glasses Style 64,990円 なし 38.5g 76言語
Ray-Ban Meta Gen 2 73,700円〜 なし — 20言語(音声)
Oakley Meta HSTN 77,220円〜 なし — 20言語(音声)
Oakley Meta Vanguard 96,580円〜 なし — 20言語(音声)
Even G2 99,800円 あり(緑) 36g 29言語
INMO GO3 99,800円 あり 約58g 98言語
Rokid スマートAIグラス 109,890円 あり(両目) 約49g 89言語

「—」は発表資料に記載がないもの。Rokid Ai Glasses Styleの重さは度付きレンズを除く。翻訳の言語数は各社の発表どおり

眼鏡市場の「Linse(リンゼ)」55,000円と「Linse Lite(リンゼ ライト)」19,800円もメガネ型の機器ですが、発表資料は撮影と音楽の話で、AIアシスタントの記載がないので表から外しました。

Amazonで買えるAIスマートグラス

比べた8機種のうち、Amazonが販売元か公式ストアのものだけを挙げます。画面なしが2つ、画面ありが1つです。

Meta Glasses Adventurer ブラック(Transitionsグレーレンズ)

Meta Glasses Adventurer ブラック(Transitionsグレーレンズ)

画面なしで、撮る・聞く・話しかけるが目的ならこれで足ります。度付きは−12〜+2.25に対応します。

Ray-Ban Meta(Gen 2)WAYFARER シャイニーブラック

Ray-Ban Meta(Gen 2)WAYFARER シャイニーブラック

日本語のライブ翻訳に対応した定番の形です。電池は最大8時間で、画面ありの機種より長くもちます。

INMO GO3 AIスマートグラス(98言語の字幕表示)

INMO GO3 AIスマートグラス(98言語の字幕表示)

翻訳を字幕で目の前に出したい人向けです。販売元はINMOの公式ストアです。

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画面ありと画面なしの違い

「スマートグラスなら目の前に字幕や地図が出る」と思って選ぶと、半分の機種で外れます。Ray-Ban Meta(レイバン メタ)とOakley Meta(オークリー メタ)、Meta Glasses、Rokid Ai Glasses Styleには、レンズに映す画面がありません。カメラで見たものについてAIに話しかけると、答えはフレームのスピーカーから耳に返ってきます。

日本で買えるAIスマートグラス8機種の税込価格。画面なしは50,600円から96,580円、画面ありの3機種は99,800円から109,890円

画面ありの3機種は、レンズの一部に文字を映します。Even G2は緑の単色表示で、動画は再生できません。INMO GO3は640×480ドット・視野角30度で、明るさは最大1,500nit。Rokid スマートAIグラスは両目に表示します。

値段の差は、いちばん安いもの同士で比べて49,200円です(Meta Glasses 50,600円とEven G2・INMO GO3の99,800円)。この差で買えるのは「目で読めること」で、そのかわり失うものもあります。Even G2はカメラもスピーカーも積んでおらず、1回の充電で使えるのは2時間あまり。画面なしのRay-Ban Metaは最大8時間です。

上海の展示会でRokidのAIグラスをかけて説明を受ける来場者
画面ありのRokidのグラスも、かけた姿はふつうのメガネとほとんど変わらない(WAIC 2025・上海)
Photo: Xuthoria / Wikimedia Commons(CC BY-SA 4.0)
?

読者

英語の会議で使いたいんですが、どっちを選べばいいですか?

おかあさん

相手の話を文字で追いたいなら画面ありです。画面なしは訳を音声で聞く仕組みなので、資料を目で見ながら、訳は耳で拾うことになります。

翻訳で選ぶなら

翻訳は、訳が「字幕で出る」か「声で返る」かが機種の分かれ目です。

  • INMO GO3:98言語。相手の話をレンズに字幕で出す。こちらの声を相手に聞かせる双方向の翻訳には、別売の「INMO Speaker(インモ スピーカー)」が必要
  • Rokid スマートAIグラス:89言語。両目の画面に表示
  • Even G2:29言語。緑の文字で表示
  • Rokid Ai Glasses Style:76言語。画面がないので音声。翻訳を続けて使えるのは約2時間
  • Ray-Ban Meta・Oakley Meta:日本語を含む20言語。音声で返す

Ray-Ban Metaは、2026年5月21日の日本発売の時点では日本語のライブ翻訳が使えませんでした。日本語が入ったのは6月28日に案内されたソフトウェア更新からで、Metaは「グラスに搭載されたマイクとスピーカー」で聞き取って訳を伝えると説明しています。手持ちの機体には、ペアリングしたMeta AI(メタ エーアイ)アプリから更新が届きます。

旅行で1日つけっぱなしにするなら、言語数より電池を見てください。Rokid Ai Glasses Styleは通常の使い方なら最大約12時間もちますが、翻訳を続けると約2時間です。充電ケースは別売りです。

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RokidのAIグラスを見てみる

度付きで選ぶなら

ふだんメガネの人は、値段より先に「自分の度数が入るか」を確かめてください。見落としやすいのは、近視より老眼(プラス側)です。

機種 度付きの範囲・条件
Meta Glasses −12〜+2.25。全フレームで可。眼鏡店でレンズを入れ替えても保証は残る
Ray-Ban Meta Optics(オプティクス)Gen 2 82,500円。度付きレンズは別売り
Even G2 −12〜+12D・乱視対応(追加料金)。遠近両用は提携の眼鏡店のみ
Rokid Ai Glasses Style 強度近視・乱視・遠近両用・老眼。老眼は+15Dまで
INMO GO3/Rokid スマートAIグラス 発表資料に度数の範囲の記載なし。買う前に販売元へ確認

たとえば老眼鏡で+2.50を使っている人は、Meta Glassesの度付きには入りません。同じ人がAIグラスを選ぶなら、Rokid Ai Glasses StyleかEven G2が候補になります。逆に強い近視(−8前後)なら、Meta GlassesもEven G2も範囲に入ります。

買う前に確かめる3つのこと

Ray-Ban Meta Gen 2のフレーム。レンズの左右上にカメラとランプの丸い穴がある
Ray-Ban Meta(Gen 2)。フレームの両端の丸い部分がカメラと撮影ランプ
Photo: ItzANormalFioko / Wikimedia Commons(CC BY-SA 3.0)

1つめは、カメラのランプです。Meta Glassesは撮影中に白いランプが点滅し、これは切れません。周りの人に撮影中だと分かるための仕組みで、職場や店で「カメラ付きのメガネは外してください」と言われる場面もありえます。カメラの無いEven G2なら、この心配はありません。
2つめは、電池です。画面なしのRay-Ban Metaは最大8時間で、20分で50%まで充電できます。画面ありのEven G2は1回2時間あまりで、ケースに入れて約7回分の充電ができます。朝から晩までかけるなら、ケースを持ち歩く前提で考えてください。
3つめは、試せる店です。Ray-Ban Metaはレイバン・オークリーの直営店のほか、7月22日からヨドバシカメラ、ビックカメラ、ソフトバンクの対象店舗でも扱っています。INMO GO3はAmazonのほか、ヨドバシカメラ・ビックカメラ・ヤマダデンキの一部店舗。Even G2は2026年4月からビックカメラとヨドバシカメラでも買えるようになりました。メガネは顔に合うかで使う頻度が変わるので、かけられる店があるなら一度かけてから決めるのが確実です。

私は、はじめての1本なら画面なしから入るのがよいと見ています。理由は値段の差より電池で、画面ありは2時間あまりで充電が要る機種があり、毎日かけ続ける道具になる前に置きっぱなしになりやすいからです。字幕がどうしても要る人だけ、10万円の画面ありへ進んでください。

迷ったら、最初の問いに戻ります。字幕を目で読みたいか、耳で聞ければいいか。そこが決まれば、あとは度数と電池で1台に絞れます。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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