🗨️「台風27号、小笠原にはいつ一番近づくの?」
気象庁の4日6時45分の予報では、台風27号は大型で非常に強い勢力のまま小笠原近海を北上し、6日(火)3時に北緯28.1度・東経145.3度に進む見込みです。この位置は父島から約330km東で、最も近づくのは5日(月)の夜遅くから6日の未明にかけてです。父島はこの時刻の暴風警戒域(中心から西へ330km)のちょうど縁にあたります。
[災害] この記事の要点
2026年10月4日 発表
- 父島・母島に住んでいる人、5〜6日に島にいる人
- おがさわら丸で島に行き来する予定の人
- 島に家族がいる人
4日6時の台風27号
| 項目 | 4日6時の実況 |
|---|---|
| 位置 | 小笠原近海(北緯21.3度・東経147.2度) |
| 大きさ・強さ | 大型・非常に強い |
| 中心気圧 | 945hPa |
| 最大風速/最大瞬間風速 | 45m/s/60m/s |
| 進み方 | 北東へ時速20km |
| 暴風域 | 中心から全域150km |
| 強風域 | 南側850km・北側500km |
名前はチョーイワン。強風域の半径が500km以上なので「大型」、最大風速が44m/s以上なので「非常に強い」に分類されています。
停電が長引いたときに手元に要るもの
暴風域の中では、電力会社は巡視にすら出られません。復旧を待つ側が数日ぶんの電気と情報を自分で持つ、という前提で選んでいます。
停電下で扇風機とスマホを動かせるかどうかが、夏の避難生活の体感を大きく変えます。大型より、避難所や車まで持ち運べる重さのほうが実際に使えます。
災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。
手回しは常用の充電手段にはなりません。電源が尽きたあとに情報を得る最後の一手として、そしてスマホの電池を情報収集で使い切らないための道具として持ちます。
停電時は懐中電灯より、部屋全体を照らせるランタンの方が使えます。電池でも充電でも点くものだと、どちらが尽きても止まりません。
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この先の予報位置と父島からの距離
| 予報の時刻 | 中心気圧・最大風速 | 父島からの距離(概算) |
|---|---|---|
| 4日(日)18時 | 935hPa・45m/s | 約660km |
| 5日(月)6時 | 925hPa・50m/s | 約520km |
| 6日(火)3時 | 935hPa・45m/s | 約330km |
| 7日(水)3時 | 950hPa・40m/s(日本の東) | 約1,260km |
| 8日(木)3時 | 960hPa(千島の東で温帯低気圧に) | ― |
距離は、気象庁が出した予報円の中心の位置と父島(北緯27.09度・東経142.19度)から計算したものです。予報円の中心どうしを結んで見ると、いちばん近いのは6日の0時〜3時ごろ。母島からは約345kmです。
いちばん強いのは5日の朝
予報では、台風は4日から5日にかけてまだ発達します。5日6時には中心気圧925hPa、最大風速50m/s、最大瞬間風速70m/sの見込みで、この時刻の暴風警戒域は中心から全域280kmです。島に最も近づく6日未明には935hPa・45m/sと少し弱まりますが、勢力は「非常に強い」のままです。強さのピークと島への最接近が半日ほどずれている、と見ておくと動きやすくなります。
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父島は暴風警戒域の縁
6日3時の予報では、暴風警戒域は中心から東へ410km、西へ330kmです。島は台風の西側にあたるので、父島の約330kmは警戒域の縁ぎりぎり、母島はわずかに外になります。
ただし、この時刻の予報円は半径130kmあります。予報円は「この円の中に中心が来る確率が70%」という円なので、中心が円の西寄りを通れば、父島も母島も暴風域に入ります。逆に東寄りなら、強風域で済む見込みです。
数字が低くても安心できない理由と、気象庁の確率の見方は、暴風域に入る確率 見方/低い数字でも入るにまとめました。
波と、このあとの進路
台風の中心が遠いうちから、うねりは先に島へ届きます。5日(月)は海岸や港に近づかないほうがよい日になりそうです。島の警報・注意報は、気象庁のホームページの小笠原村のページで確かめてください。
予報では、台風は6日以降に向きを北北東へ変え、7日3時には日本の東の海上、8日には千島の東で温帯低気圧に変わる見込みです。今の予報円のままなら、本州に近づくことはありません。
生活・仕事にどう効くか
- 風:6日3時の予報位置で、暴風警戒域は中心から東へ410km・西へ330km。父島は約330kmで縁にあたる。予報円(半径130km)が西へずれれば暴風域に入る。
- 船:おがさわら丸の運航は小笠原海運の発表で確かめる。台風の通過前後は日程が変わりやすい。
結局どうすればよいか
- 5日(月)の夕方までに、ベランダや庭の物を中に入れ、雨戸を閉める
- 停電に備えて、スマホとモバイルバッテリーを満充電にしておく
- 気象庁の「暴風域に入る確率」で、小笠原の積算の値が次の発表で上がるかを見る
公式出典
- 気象庁 台風第27号の実況と予報(2026年10月4日6時45分発表)(2026年10月4日発表)
- 気象庁「台風の大きさと強さ」(2026年10月4日発表)
更新履歴
- 2026年10月4日 初版を公開(気象庁4日6時45分発表の予報にもとづく)
※本記事は2026年10月4日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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