🗨️「神奈川県の土砂災害の警戒は、22日の朝も続いているの?」
続いているのは横須賀市と三浦市の2市だけです。22日7時48分の発表で、この2市に土砂災害危険警報(警戒レベル4)が残っています。気象庁が示している期間は「22日7時から12時まで」。雨はすでに上がっていて、8時10分のアメダスでは県内のどの観測点も1時間降水量は0ミリです。
[災害] この記事の要点
2026年9月22日 発表
- 横須賀市・三浦市で、崖や斜面のそばに住んでいる人
- 22日の午前に三浦半島を車やバイクで移動する予定の人
- 21日から避難していて、いつ家に戻れるかを決めかねている人
残っているのは、県内で横須賀市と三浦市だけ
横浜地方気象台が22日7時48分に出した警報の見出しは「東部では、土砂災害に厳重に警戒してください」でした。神奈川県全体に出ているように読めますが、市町村まで下ろすと対象はぐっと狭くなります。
土砂災害危険警報(警戒レベル4)が継続しているのは、横須賀市と三浦市の2市だけです。県の細分区域でいうと東部のみで、西部には警報も注意報も出ていません。鎌倉市・藤沢市・小田原市・秦野市・厚木市などは、いずれも対象外です。
「神奈川県に土砂災害の警報」という一行だけを見ると県内どこでも危ないように感じますが、実際に残っているのは三浦半島の南側だけ、という状態です。
住まいのリスクに対する備え
土地の履歴やリスクを知ったら、次は「起きたときにどうするか」です。最低限そろえておくと動けるものを挙げます。
一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。
断水で最初に困るのがトイレです。備蓄で見落とされやすい一方、代用が効きません。
停電時は懐中電灯より、部屋全体を照らせるランタンの方が使えます。電池でも充電でも点くものだと、どちらが尽きても止まりません。
鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。
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期限は「22日7時から12時まで」と書かれている
この警報には、気象庁が危険度の予測期間を添えています。横須賀市と三浦市の両方に、同じ一文が付いています。
22日7時から12時まで、警戒レベル4相当
つまり気象庁は、午前いっぱいはレベル4に相当する危険度が続くと見ています。ただしこれは予測であって、12時になったら自動的に解除されるという約束ではありません。実際の解除は、その時点の土の中の水の量を計算し直して決まります。
県内でいちばん降ったのは、丹沢でも箱根でもなく三浦だった
22日8時10分のアメダスを見ると、神奈川県内で1時間降水量が記録されている地点はありません。どこも0ミリで、雨そのものは上がっています。
ところが24時間さかのぼると、分布がはっきり偏っています。
| 観測地点 | 24時間降水量 |
|---|---|
| 三浦 | 212.5ミリ |
| 横浜 | 182.5ミリ |
| 辻堂 | 112.0ミリ |
| 日吉 | 101.0ミリ |
| 箱根 | 86.5ミリ |
| 海老名 | 68.0ミリ |
| 平塚 | 54.5ミリ |
| 小田原 | 41.5ミリ |
| 相模湖 | 33.0ミリ |
| 丹沢湖 | 19.0ミリ |
土砂災害と聞くと、丹沢や箱根の山あいを思い浮かべる人が多いはずです。今回はその逆でした。県内で最も降ったのは半島の先端の三浦で212.5ミリ。山側の丹沢湖は19.0ミリで、11倍の開きがあります。小田原も41.5ミリにとどまりました。
残っているレベル4が横須賀市と三浦市だけ、というのは、この雨の降り方とそのまま重なっています。雨雲が通った場所と、警報が残っている場所が一致している、という単純な話です。
川のほうは、神奈川県内に危険な観測所はない
国土交通省の川の防災情報で22日8時15分の観測を見ると、全国で氾濫危険水位以上に達している観測所は6か所あります。その内訳は千葉県・茨城県・埼玉県の川で、神奈川県内の観測所は1か所も入っていません。
同じ台風の雨でも、神奈川では川より斜面のほうに危険が残った形になります。
自分の家が区域に入っているかは、警報とは別に地図で分かる
警報は市町村単位までしか下りてきません。「横須賀市」と言われても、市内のどこでも同じように危ないわけではないので、自分の家が土砂災害警戒区域に入っているかどうかは地図で確かめることになります。
三浦半島の区域指定は、すでに終わっています。三浦市は市のページでこう説明しています。
令和3年3月19日に横須賀土木事務所管内(横須賀市・逗子市・三浦市・葉山町)の土砂災害特別警戒区域の指定が完了しました
つまり横須賀市・逗子市・三浦市・葉山町の4市町については、危険な区域が線引きされた地図がすでに公開されています。神奈川県土砂災害情報ポータルで住所から探せますし、横須賀市は市のサイトからも閲覧できます。警報が出ている日に初めて探すより、出ていない日に一度見ておくほうが落ち着いて確認できます。
気象庁の「危険警報」と、市の「避難指示」は別のもの
「市から避難指示が解除されたのだから、気象庁の警報も外れているはず」。ここは連動していません。
気象庁が出す土砂災害危険警報は、雨と地盤のデータから計算した危険度の段階です。避難指示を出すことも解除することも、決めているのは市長で、別の判断になります。気象庁の危険警報が続いていても市が避難指示を解除していることはありますし、その逆もあります。
横須賀市か三浦市で避難しているなら、戻る時刻は市の発表で確かめることになります。そして崖や斜面のそばの部屋で寝ているなら、危険警報が続くあいだは寝る場所を斜面と反対側へ移しておくほうが安全です。
生活・仕事にどう効くか
- 22日の午前:雨は上がっていますが、横須賀市と三浦市の危険警報は外れていません。気象庁が示している期間は12時までです。崖のそばの家では、午前のうちは斜面と反対側の部屋で過ごすほうが安全です。
- 県内のほかの地域:鎌倉市・藤沢市・小田原市などには土砂災害危険警報は出ていません。丹沢や箱根の山側も対象外で、今回は半島の先端だけが残っている形です。
結局どうすればよいか
- 自分の家が土砂災害警戒区域に入っているかを神奈川県土砂災害情報ポータルの地図で確かめる
- 気象庁の土砂キキクルで、1キロ四方まで絞った危険度を見る(10分ごとに更新)
- 避難指示が解除されたかどうかは市の発表で確かめる(気象庁の危険警報とは別の判断)
公式出典
- 気象庁 警報・注意報(神奈川県・2026年9月22日7時48分発表)(2026年9月22日発表)
- 気象庁 アメダス(2026年9月22日8時10分観測)(2026年9月22日発表)
- 気象庁 土砂キキクル(2026年9月22日発表)
- 神奈川県 土砂災害情報ポータル(2026年9月22日発表)
- 三浦市 土砂災害(特別)警戒区域について(2026年9月22日発表)
- 横須賀市 土砂災害(特別)警戒区域の閲覧・指定状況(2026年9月22日発表)
- 国土交通省 川の防災情報(2026年9月22日8時15分観測)(2026年9月22日発表)
更新履歴
- 2026年9月22日 22日8時台の気象庁・国土交通省のデータで初版を公開
※本記事は2026年9月22日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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