🗨️「高滝ダムの緊急放流、結局やったの?」
行われていません。市原市は21日21時35分に「22時に開始されます」と出しましたが、23時21分に「見合わせ」を出しました。ダムの実測値でも、放流量は毎秒500トン前後のまま増えていません。養老川と村田川の避難情報は22日6時40分に解除されました。
[災害] この記事の要点
2026年9月22日 発表
- 養老川・村田川ぞいで避難情報の対象になっていた市原市の人
- 土砂災害の避難情報がまだ続いている加茂・南総・姉崎などの地区の人
- 高滝ダムの下流で「放流されたのか」を知りたい人
放流量は500トンのまま増えていない
国土交通省「川の防災情報」が公開している高滝ダムの諸量を、9月20日朝から22日7時50分まで並べてみました。緊急放流(異常洪水時防災操作)に入ると、ダムは入ってきた水をそのまま下流へ流すので、放流量が流入量とほぼ同じ値まで跳ね上がります。実際の記録はそうなっていません。
流入量のピークは21日22時の毎秒1,024.51トン。同じ時刻の放流量は毎秒501.99トンで、入ってきた量の49%しか流していません。残りはダムの中にためられました。貯水位は20日6時の35.48メートルから21日23時の40.83メートルまで、5.35メートル上がっています。
住まいのリスクに対する備え
土地の履歴やリスクを知ったら、次は「起きたときにどうするか」です。最低限そろえておくと動けるものを挙げます。
一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。
断水で最初に困るのがトイレです。備蓄で見落とされやすい一方、代用が効きません。
停電時は懐中電灯より、部屋全体を照らせるランタンの方が使えます。電池でも充電でも点くものだと、どちらが尽きても止まりません。
鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。
※ 本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。紹介している商品は、記事の内容に関連するものを編集方針にもとづいて選んでいます。Amazonのアソシエイトとして、おかあさんのおうちは適格販売により収入を得ています。
21時35分の「22時に開始」から、23時21分の「見合わせ」まで
市原市防災ポータルサイトの緊急情報の並びと、ダムの実測値を同じ時間軸に置くとこうなります。
| 時刻 | 市原市が出した情報 | 高滝ダム 流入/放流(毎秒トン) |
|---|---|---|
| 21日 20:40 | 加茂地区の土砂にレベル5 | 694.81/503.02(20時) |
| 21日 21:00 | 養老川・洪水浸水想定区域のレベル5を解除 | 946.34/504.69(21時) |
| 21日 21:17 | 「緊急放流の可能性が高まっています」。想定最大規模の区域へレベル5 | — |
| 21日 21:35 | 「22時に高滝ダムの緊急放流が開始されます」 | — |
| 21日 22:00 | — | 1,024.51/501.99(流入のピーク) |
| 21日 23:00 | — | 846.62/501.14(貯水位のピーク) |
| 21日 23:21 | 「高滝ダムの緊急放流の見合わせについて」 | — |
| 22日 0:00 | — | 589.30/499.41(流入が放流を下回る) |
| 22日 6:40 | 養老川と村田川に係る避難情報を解除 | 56.77/194.42(6時) |
21時から23時までの2時間は、流入量が毎秒900トンを超え続けていた時間帯でした。その山を越えて流入が落ち始めたのが23時台で、市の「見合わせ」の発表はその直後に出ています。千葉県は見合わせの理由を「降雨量が想定を下回った」と説明しています。
\この記事は2ページ構成/










コメント