🗨️「秋の全国交通安全運動って、今年はいつからいつまで?」
2026年(令和8年)は9月21日(月)から30日(水)までの10日間です。最終日の9月30日が「交通事故死ゼロを目指す日」。全国重点は3つで、歩行者の反射材、自動車の夕暮れ時の早めのライト点灯と飲酒運転・ながらスマホ、自転車と特定小型原動機付自転車のルール遵守です。7月1日に中央交通安全対策会議の交通対策本部が決めました。
[交通] この記事の要点
2026年9月11日 発表
- 毎日ハンドルを握る人(通勤・営業・配送)
- 夕方に歩いて出かける高齢の家族がいる人
- 子どもが自転車で通学している家庭
期間と、いちばん大事な1日
令和8年秋の全国交通安全運動は、9月21日(月)から9月30日(水)までの10日間です。うち9月30日(水)は「交通事故死ゼロを目指す日」に指定されています。決めたのは中央交通安全対策会議の交通対策本部で、決定は2026年7月1日。主催には内閣府・警察庁・国土交通省など10府省庁と、都道府県・市区町村が名を連ねています。
渋滞と通行止めで動けなくなったときに要るもの
迂回路を調べるにも、その場で待つにも、要るのはトイレと電源の2つです。車に積みっぱなしにできる小さいものだけ挙げます。
渋滞と通行止めで動けなくなったとき、いちばん先に困るのがトイレです。高速道路上ではパーキングまで降りられないので、車に積んでおくものの中では優先度が高い1つです。
渋滞中はナビと地図と渋滞情報でスマホを使い続けるので、電池は思ったより早く減ります。迂回路を調べる段になって充電が無いと、動けるのに動けません。
災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。
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全国重点は3つ。要綱が挙げた根拠の数字
重点は毎年なんとなく並んでいるわけではなく、推進要綱に「なぜこれなのか」の根拠が書いてあります。そこだけを抜き出した表です。
| 重点 | 要綱が挙げている根拠 |
|---|---|
| ① 歩行者の安全確保と反射材用品の着用促進 | 交通事故死者を状態別に見ると歩行中の割合が最も高く、そのうち高齢者が約7割。歩行中死者の半数以上に横断歩道外横断や信号無視などの法令違反がある。歩行中の児童の死者・重傷者は、登下校中が全体の約4割 |
| ② 夕暮れ時の早めのライト点灯と、飲酒運転・「ながらスマホ」の根絶 | 飲酒運転による死亡・重傷事故が令和5年以降、年間400件を超えている。ながらスマホが要因の死亡・重傷事故は令和2年以降、年々増加 |
| ③ 自転車・特定小型原動機付自転車の交通ルールの理解・遵守 | 自転車乗用中の死者の約8割に法令違反がある。65歳以上が多くを占める。自転車乗用中の死者の約半数は頭部に致命傷。特定小型原動機付自転車は全事故に占める飲酒事故の割合が著しく高い |
「歩行中の高齢者が約7割」が意味していること
①の根拠でいちばん重いのはここです。歩いていて亡くなる人の約7割が高齢者。そして歩行中死者の半数以上に、横断歩道の外を渡った・信号を無視したといった法令違反がある。つまり「車が悪いか歩行者が悪いか」ではなく、暗い時間に、横断歩道のない場所を渡る高齢者が、いちばん多く亡くなっているという形です。
交通事故死者数全体を状態別に見ると,歩行中の割合が最も高く,その中でも高齢者の割合が約7割
— 内閣府「令和8年秋の全国交通安全運動推進要綱」(2026年7月1日 中央交通安全対策会議交通対策本部決定)
反射材が重点に入るのはそのためです。夜のドライバーは、ヘッドライトが当たって反射して初めて歩行者に気づきます。時速60キロの車は1秒で約17メートル進むので、気づく位置が数十メートル手前にずれるかどうかが、そのまま「ブレーキを踏める秒数」になります。
反射材って、あのタスキみたいなやつですよね。さすがに毎日は付けられないです。
タスキまで行かなくても、靴のかかと・バッグのファスナー・杖の先に小さいものを1つ足すだけで違います。要綱が書いているのは「着用促進」であって、装備一式をそろえろという話ではありません。
自転車の重点は、今年から意味が変わった
③の自転車が3年続けて重点に入っているのは、数字が動いていないからです。自転車乗用中の死者の約8割に法令違反があり、その約半数が頭部に致命傷を負っている。ヘルメットの努力義務化から時間がたっても、この構図はまだ変わっていません。
そのうえで2026年は前提が1つ変わりました。4月1日に自転車の交通反則通告制度(いわゆる青切符)が施行され、16歳以上を対象に、信号無視やながらスマホなど113種類の違反がその場で反則金の対象になっています。運動期間中の街頭活動は、この新しい枠組みのもとで行われる最初の秋です。
期間中、自分の家で確かめられること
10日間で警察が何をするかより、家の中で終わる確認のほうが早いです。3つだけ挙げます。
1つめは車のライトのスイッチ。2020年4月以降に発売された新型車にはオートライトが義務づけられていますが、それ以前の車は手動のままです。前の運転者が「OFF」に回していると、夕方に点きません。
2つめは自転車のライトとブレーキ。前照灯が点かない自転車は、無灯火として反則の対象になります。
3つめは反射材。持っていないなら、この10日のあいだに1つ足しておく。それだけで①の重点は自分の家で消化できます。
| 見るもの | 確かめること | 対応する重点 |
|---|---|---|
| 車のライトのスイッチ | 「AUTO」になっているか。2020年3月以前の車は手動のまま | ② |
| 自転車の前照灯とブレーキ | 点くか、利くか。無灯火は反則の対象 | ③ |
| 反射材 | 家に1つあるか。靴のかかと・バッグ・杖の先でよい | ① |
生活・仕事にどう効くか
- 夕方の運転:日没が早まる時期に重なる。東京の日没は9月下旬に17時30分台まで早まります。
- 取り締まり:期間中は各都道府県警が重点に沿った街頭活動を強める。横断歩道の歩行者妨害、夜間の無灯火、ながらスマホが対象になりやすい。
- 自転車:2026年4月から自転車の違反に青切符(交通反則通告制度)が使えるようになっている。重点の3つ目はここに直結する。
結局どうすればよいか
- 夕方に出かける家族の上着やバッグに、反射材を1つ足す
- 自分の車のライトを「AUTO」にしたまま走れているか、次に乗るとき確認する
- 自転車のライトが点くか、ブレーキが利くかを10日間のうちに1回見る
あわせて読む・調べる
くわしく知る(保存版の記事)
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公式出典
- 内閣府「令和8年秋の全国交通安全運動推進要綱」(中央交通安全対策会議交通対策本部決定)(2026年7月1日発表)
- 文部科学省「令和8年秋の全国交通安全運動の実施について(依頼)」(2026年7月1日発表)
- 警視庁「自転車の交通反則通告制度(青切符)の導入」(2026年4月1日発表)
更新履歴
- 2026年9月11日 初版を公開
※本記事は2026年9月11日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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