🗨️「大村市の不発弾処理で、9月6日は国道34号を通れるの?」
6日の午前8時30分から正午まで、郡川(こおりがわ)の河川敷を中心にした半径283メートルの円の中が通行止めになります。円の外側にも住民以外は通れない区間があるので、通り抜けは大村湾側のサンセット通りへ回ることになります。解除の時刻は決まっていません。市の資料は「処理完了次第、解除予定」とだけ書いています。
[交通] この記事の要点
2026年9月5日 発表
- 9月6日に国道34号で大村市を通る人
- 同じ日に長崎空港へ向かう人
- 半径283メートルの避難区域に住んでいる人
この記事でわかること
- ✓ 通行止めは9月6日8時30分から正午まで。解除の時刻は決まっていない
- ✓ 止まるのは円の中だけで、その外側には「居住者等通行可」の区間がある
- ✓ 283メートルは大村で測った数字ではなく、250キロ爆弾に決まっている避難半径
9月6日、大村市で何が止まるのか
大村市が2026年8月28日に出した案内を、時刻の順に並べ直します。避難と交通規制は開始時刻が1時間ずれていて、避難のほうが先に始まります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 避難時間 | 6日7時30分〜正午(8時30分までに完了) |
| 交通規制 | 6日8時30分〜正午(処理完了次第、解除予定) |
| 処理作業 | 6日9時〜正午(作業時間は3時間の予定) |
| 避難区域 | 処理現場からおおむね半径283メートル |
| 現場 | 郡川河川敷(福重橋付近)。8月17日に発見 |
| 予備日 | 9月13日(日曜日) |
市の案内で先に読んでおきたいのは、避難時間に添えられた「状況によって、終了が正午を過ぎることがあります。」の1行です。交通規制の欄も「処理完了次第、解除予定です。」で、開く時刻は書かれていません。12時に開くことを前提にした予定は、この日は組めません。
止まる区間と、その外側の「居住者等通行可」
報道が伝えているのは「国道34号の一部」までですが、市の規制区間・迂回経路図には2種類の線が引かれています。通行止めの区間と、居住者等なら通れる区間です。
通行止めになるのは避難区域の円と重なる部分で、国道34号と市道沖田線が交わるあたりです。そこから外へ向かって、居住者等通行可の区間が四方に伸びています。図に名前が入っている交差点は、北が空港北口交差点、西が黒丸町交差点と沖田町交差点、南が宮小路交差点と大川田町交差点、東が竹松町交差点と鬼橋町交差点です。
円の外なら、通り抜けはできるということですか?
できません。円の外側に伸びているのは居住者等通行可の区間で、沿線に用のない車は入れない扱いです。通り抜けたい車は、その手前で大村湾側のサンセット通りへ回ることになります。
市は交通規制の欄に「対象区域周辺を通行する場合は、サンセット通りの利用にご協力ください。」と書き、あわせて「周辺道路の混雑が予想されます。時間に余裕を持った行動や、不要不急の外出を控えるなどご協力をお願いします。」と添えています。迂回路が1本に集まる以上、サンセット通り側は普段の日曜より混みます。
283メートルという半径は、どこから来た数字か
避難区域が283メートルと聞くと、現場の地形に合わせて測った数字のように見えます。ちがいます。これは弾の種類ごとにあらかじめ決まっている距離で、250キロ爆弾なら全国どこでも283メートルです。
不発弾処理の件数が多い那覇市が、弾種と避難半径の対応表を公開しています。
| 弾種 | 避難半径 |
|---|---|
| 5インチ艦砲弾 | 156メートル程度 |
| 50キロ爆弾 | 166メートル程度 |
| 125キロ爆弾 | 249メートル程度 |
| 250キロ爆弾 | 283メートル程度 |
| 500キロ爆弾 | 394メートル程度 |
| 1,000キロ爆弾 | 1,000メートル程度 |
| 地雷 | 300メートル程度 |
大村の避難区域が283メートルだということは、逆に読めば弾が250キロ級だということです。もう一段大きい500キロ爆弾なら394メートル、1,000キロ爆弾なら1キロ四方が避難区域になります。円の大きさは、その日の現場の都合ではなく弾で決まります。
同じ日、長崎空港へ向かう手段が2つ細ります
止まる国道34号は、大村市街から北へ抜けて長崎空港につながる道です。規制図に空港北口交差点が入っているのは、そういう位置関係だからです。
そして9月6日は、鉄道も同じ時間帯に止まります。西九州新幹線の武雄温泉〜長崎と、大村線の早岐・ハウステンボス〜竹松が9時ごろから12時ごろまで運転を見合わせ、バスなどの代わりの輸送はありません。道路と鉄道が同じ午前中に同時にふさがるので、空港へ行く手段が半日だけ細ります。
止まる列車の本数と時間帯を見るかもめ6本・大村線8本の内訳
避難区域に住んでいる人が、その日やること
避難所は6日7時30分に開きます。市が挙げているのは郡コミセン、松原出張所、竹松出張所、そしてペット同行避難所の旧ブルードラゴンの4か所です。
市が書いている注意事項は、家を出るときと避難所での2つに分かれています。家を出るときは戸締まりと火の元、灯油などの危険物は屋内に保管、近隣に体が不自由な人がいる場合は避難への協力。避難所では食料と水を自分で用意し、ごみは持ち帰り、貴重品と履き物は自分で管理する、という内容です。
終わったかどうかは、どうやって分かるんですか。
市が知らせます。作業完了後は市のホームページのほか、防災行政無線(防災ラジオ)と防災情報メールサービスで流れます。避難区域には作業が終わるまで入れないので、この3つのどれかで確認してから戻ることになります。
問い合わせ先は大村市安全対策課で、電話番号は0957-53-4111(内線228)です。
生活・仕事にどう効くか
- 車での通り抜け:国道34号・県道大村外環状線・市道沖田線が同時にふさがる。迂回は大村湾側のサンセット通りで、市は「時間に余裕を持った行動や、不要不急の外出を控えるなど」を求めている。
- 長崎空港へのアクセス:同じ9月6日は西九州新幹線の武雄温泉〜長崎と、大村線の早岐・ハウステンボス〜竹松も9時ごろから12時ごろまで止まる。空港への陸路が道路と鉄道の両方で細る半日になる。
- 予定の立て方:作業時間は3時間の見込みだが、市は避難時間について「状況によって、終了が正午を過ぎることがあります」と書いている。正午に開くことを前提にした予定は組めない。
結局どうすればよいか
- 市の「規制区間・迂回経路図」PDFで、自宅と行き先が円の中か外かを先に確かめる
- 円の外でも「居住者等通行可」の区間があるので、通り抜けは最初からサンセット通りへ回る
- 避難区域内なら6日7時30分から正午の間に区域外へ出る。市は8時30分までの完了を求めている
- 解除は防災行政無線(防災ラジオ)と防災情報メールサービス、市ホームページで確認する
公式出典
- 大村市「9月6日(日曜日)不発弾処理作業を実施します」(2026年8月28日発表)
- 大村市「規制区間・迂回経路図」(PDF)(2026年8月28日発表)
- 大村市「避難区域」(PDF)(2026年8月28日発表)
- 那覇市「不発弾の基礎情報等」(不発弾処理に伴う避難半径の表)(2025年12月24日発表)
更新履歴
- 2026年9月5日 初版を公開
※本記事は2026年9月5日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。


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