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延岡 高千穂 通行止め バスは「バイパス経由にて迂回運行いたします」、閉まったのは旧道と峠道の32区間です

🗨️「高千穂が通行止めと出ています。延岡から車で行けますか?」

行けます。幹線の国道218号線に通行止めはありません。閉まっているのは旧道と峠道で、宮崎県北の3土木事務所管内だけで25路線32区間、その理由は全部「予防」です。

[交通] この記事の要点

発表日・更新日

2026年9月5日 発表

影響を受ける人
  • 延岡・日向から高千穂方面へ車で向かう人
  • 高千穂・日之影・諸塚・椎葉に住んでいて、生活道路が閉まっている人
  • 延岡〜高千穂線の路線バスを使う人
目次

延岡と高千穂の間で、5日に通れる道と通れない道

宮崎県道路規制情報を町と町のつながりで並べ直すと、こうなります。県北の山を越える道はほぼ全滅で、幹線だけが残っている形です。

どこからどこへ5日の状態
延岡 ⇔ 高千穂国道218号線通れる(松崎橋で片側交互通行)
延岡 ⇔ 高千穂(旧道)県道237号北方高千穂線通行止め(槇峰〜蔵田/七折梁崎〜長崎)
延岡 ⇔ 高千穂(岩戸経由)県道207号岩戸延岡線通行止め
高千穂 ⇔ 諸塚県道50号諸塚高千穂線通行止め(2区間)
五ヶ瀬 ⇔ 諸塚国道503号通行止め(2区間)
諸塚 ⇔ 椎葉国道327号通行止め(吐の川〜下椎葉)
門川・美郷 ⇔ 椎葉国道388号通行止め
日之影 ⇔ 宇目(大分)県道6号日之影宇目線通行止め(七折尾村下〜杉ヶ越)
高千穂 ⇔ 緒方(大分)県道7号緒方高千穂線通行止め(才田〜尾平越)
i 宮崎県道路規制情報を2026年9月5日午前に取得して集計しました。県境から先(熊本県内・大分県内)は宮崎県のデータに入っていないため、この表は宮崎県側だけの状態です。

渋滞と通行止めで動けなくなったときに要るもの

迂回路を調べるにも、その場で待つにも、要るのはトイレと電源の2つです。車に積みっぱなしにできる小さいものだけ挙げます。

セイワ 携帯トイレ 3枚入×3個セット(前掛けシート付き・600cc)
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渋滞と通行止めで動けなくなったとき、いちばん先に困るのがトイレです。高速道路上ではパーキングまで降りられないので、車に積んでおくものの中では優先度が高い1つです。

Anker PowerDrive 2 Alloy(カーチャージャー・2ポート24W)
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渋滞中はナビと地図と渋滞情報でスマホを使い続けるので、電池は思ったより早く減ります。迂回路を調べる段になって充電が無いと、動けるのに動けません。

Anker Zolo Power Bank 20000mAh 45W(USB-Cケーブル内蔵)
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災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。

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国道218号線に通行止めは1件もありません

県のデータで国道218号を絞ると、出てくる規制は1件だけです。日之影町大字七折の松崎橋で、原因は橋梁補修工事、期間は2026年9月3日から11月14日まで、規制内容は片側交互通行。大雨とは無関係の工事で、通行止めではありません。

県全体では規制が196件、そのうち通行止めが69件あります。9月4日に始まった通行止めは50件で、その50件のうち47件は規制原因の欄が「予防」です。実際に崩れて閉めたのは3件だけでした。

読者

32区間も閉まっているのに、幹線だけ無事なんてことがありますか。

おかあさん

あります。閉めているのは山あいの旧道と峠道で、谷筋の狭い道ばかりです。国道218号線は改良された新しい道が通っています。

崩れたから閉めたのではありません

規制原因の「予防」は、宮崎県が自分で説明している考え方です。県の「異常気象時における事前通行規制について」には、降水量の基準を決めて事前通行規制を行うと書いたうえで、こう続いています。

「規制基準に達しない場合でも落石、土砂崩れ等の発生が予想され道路の通行が危険と判断されるときは、通行規制を実施する場合があります」

つまり、雨量が基準に届いていなくても、危ないと判断すれば閉める。県北の32区間が全部「予防」なのはこのためです。「通行止め=もう崩れている」ではありません。

! 国が管理する国道の「事前通行規制区間」は宮崎・日南・都城地区に指定があり、県北の今回の32区間はそれとは別枠です。基準雨量に達して自動的に閉まったもの、と読まないでください。

バスは旧道をやめてバイパスへ回っています

宮崎交通の運行情報は、9月5日ぶんをこう書いています。

「9月5日 延岡~高千穂線(旧道経由)は、大雨による槇峰~蔵田間の予防通行止めのため、バイパス経由にて迂回運行いたします」

あわせて「迂回に伴い、該当の旧道区間にある停留所には停車いたしません」とも書かれています。旧道沿いのバス停で待っていても、5日はバスが来ません。同じ日、椎葉線は塚原〜おし谷の全面通行止めのため始発から運休になっています。

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いつ開くのかは、雨が決めます

解除の欄はどの区間も「当分の間」で、日付が入っていません。予防で閉めた道は工事で直しているわけではないので、開くかどうかは雨しだいです。そしてその雨は、まだ終わっていません。

宮崎地方気象台が9月5日5時20分に出した気象解説情報によると、前線は7日にかけてゆっくり北上し、台風第24号周辺の暖かく湿った空気が流れ込み続ける見込みです。予想されている雨量は次のとおりです。

期間北部平野部北部山沿い
5日6時〜6日6時の24時間150ミリ120ミリ
6日6時〜7日6時の24時間200ミリ200ミリ

気象台は「5日夕方から土砂災害に厳重に警戒してください」と書いています。降り始めの2日14時から5日5時までに、都農で397.5ミリ、宮崎市田野で397.0ミリがすでに降っています。土に水が入りきったところへ、さらに同じくらいの雨が2日続く予想です。予防で閉めた道が5日中に開くと考えないほうが安全です。

この道は、こうなることを見込んで造られていました

今回バスが回っている国道218号線のバイパスは、高千穂日之影道路といいます。延長5.1キロで、日之影深角インターチェンジから平底交差点までが令和3年8月21日に開通して全線がつながりました。

国土交通省延岡河川国道事務所は、この道の意義をこう説明しています。「大雨等による災害発生時においては、国道218号の代替道路となり、宮崎県北地域と熊本方面を結ぶ唯一の緊急輸送道路1次ネットワークとしての機能確保に大きく寄与する」。開通から約5年後の9月5日、旧道が閉まってバスがバイパスへ回ったのは、この説明どおりの動き方です。

私はこの手の道路事業について、開通したときの説明文が実際に検証される場面は少ないと考えています。今回はその少ない場面で、書いてあったとおりに機能しました。県北の峠道が一斉に閉まる日に幹線が1本残るかどうかは、災害が起きてから決まるものではなく、何十年も前の路線の引き方で決まっています。

生活・仕事にどう効くか

  • 延岡から高千穂へ行く:国道218号線は通れる。日之影町の松崎橋で片側交互通行があり、この工事は11月14日まで続く。
  • 旧道・峠道を使う:県道237号北方高千穂線の槇峰〜蔵田、県道207号岩戸延岡線、県道50号諸塚高千穂線などは通行止め。解除の欄はいずれも「当分の間」。
  • 路線バスに乗る:延岡〜高千穂線はバイパス経由で迂回運行。旧道区間にある停留所には停車しない。椎葉線は塚原〜おし谷の全面通行止めで5日は始発から運休。

結局どうすればよいか

  • 延岡と高千穂の間を移動するなら、旧道や峠道ではなく国道218号線を選ぶ
  • 出かける前に宮崎県道路規制情報で、通る予定の路線が閉まっていないか確認する
  • 路線バスを使うなら、旧道区間の停留所が通過扱いになっていないか宮崎交通の運行情報で確かめる

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公式出典

更新履歴

  • 2026年9月5日 初版を公開

※本記事は2026年9月5日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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