🗨️「連休の九州道は、混む日と空く日があるんでしょう?」
八代インターチェンジ付近だけは違います。上りは9月19日から23日まで5日とも渋滞が予測されていて、長さは10キロ・15キロ・20キロ・25キロと日ごとに伸びます。22日は8時から翌1時まで17時間続く予測です。原因は熊本地震の復旧工事による対面通行規制で、宇城氷川スマートインターチェンジから八代インターチェンジの間が今も1車線ずつになっています。
[交通] この記事の要点
NEXCO西日本が、令和8年熊本地震の復旧工事に伴う九州自動車道 宇城氷川スマートインターチェンジ〜八代インターチェンジ間の対面通行規制について、シルバーウィーク期間(2026年9月19日〜23日)の渋滞予測をまとめた。NEXCO東日本が2026年8月28日に出した全国版の別紙3として公表されている。上り線は5日間すべて、下り線は19日から22日の4日間で10キロ以上の渋滞を見込んでいる。
2026年8月29日 発表
- 9月19日から23日に九州道で熊本から鹿児島・宮崎方面へ向かう人
- 連休に人吉・八代から北へ帰る人
- 熊本県南部の実家へ帰省する予定の人
- 連休中に九州道で配送・営業をする仕事の人
この記事でわかること
- 上りの渋滞が5日連続で、日ごとに10キロから25キロまで伸びること
- 22日の渋滞が8時から翌1時までの17時間続く予測であること
- NEXCO西日本の渋滞予測ガイドにはこの渋滞がまだ反映されていないこと
渋滞と通行止めで動けなくなったときに要るもの
迂回路を調べるにも、その場で待つにも、要るのはトイレと電源の2つです。車に積みっぱなしにできる小さいものだけ挙げます。
渋滞と通行止めで動けなくなったとき、いちばん先に困るのがトイレです。高速道路上ではパーキングまで降りられないので、車に積んでおくものの中では優先度が高い1つです。
渋滞中はナビと地図と渋滞情報でスマホを使い続けるので、電池は思ったより早く減ります。迂回路を調べる段になって充電が無いと、動けるのに動けません。
災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。
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上りは5日とも渋滞予測。10キロ・15キロ・20キロ・25キロと伸びる
八代インターチェンジ付近を先頭にした上りの渋滞は、連休のどこか1日に山があるという形ではありません。19日から23日まで毎日予測が付いていて、長さが日ごとに積み上がります。
| 日付 | 渋滞する区間 | 渋滞長 | 時間帯 | ピーク | ピーク時の通過 | ふだん |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 9/19(土) | 人吉インターチェンジ→八代インターチェンジ | 10キロ | 8時〜21時 | 16時 | 約30分 | 約15分 |
| 9/20(日) | 人吉インターチェンジ→八代インターチェンジ | 15キロ | 8時〜22時 | 16時 | 約45分 | 約15分 |
| 9/21(月) | 人吉インターチェンジ→八代インターチェンジ | 20キロ | 7時〜23時 | 16時 | 約60分 | 約20分 |
| 9/22(火) | 人吉インターチェンジ→八代インターチェンジ | 25キロ | 8時〜翌1時 | 17時 | 約75分 | 約25分 |
| 9/23(水) | 人吉インターチェンジ→八代インターチェンジ | 10キロ | 11時〜22時 | 16時 | 約30分 | 約15分 |
22日の渋滞は8時から翌1時まで、17時間続く予測です。ピークの17時を外して20時に通っても、まだ渋滞の中にいる時間帯にあたります。
ピークの時間さえ外せば、なんとかなると思っていました。
22日はピークの前後が長すぎます。日付が変わったあとまで残るので、外すなら朝8時より前です。
渋滞の正体は、熊本地震の復旧工事による対面通行
この渋滞は、行楽の車が増えたから起きるものではありません。令和8年熊本地震の復旧工事のため、九州道の宇城氷川スマートインターチェンジから八代インターチェンジの間で、昼夜連続の対面通行規制が続いているためです。上下線が1本の道を分け合う形になり、そこが連休の交通量を受け止めきれずに詰まります。
だから平日の交通量でも渋滞は起きています。連休はその上に行楽の車が乗る、という順番です。
下りの先頭は宮原サービスエリアの先。20日の20キロが最大
南へ向かう下りは、19日から22日の4日間に予測が出ています。先頭はいずれも宮原サービスエリアの先付近で、日によって渋滞の末尾が松橋インターチェンジだったり城南スマートインターチェンジだったりします。
| 日付 | 渋滞する区間 | 渋滞長 | 時間帯 | ピーク | ピーク時の通過 | ふだん |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 9/19(土) | 松橋インターチェンジ→八代インターチェンジ | 10キロ | 9時〜23時 | 14時 | 約30分 | 約15分 |
| 9/20(日) | 城南スマートインターチェンジ→八代インターチェンジ | 20キロ | 8時〜翌0時 | 18時 | 約60分 | 約25分 |
| 9/21(月) | 松橋インターチェンジ→八代インターチェンジ | 15キロ | 9時〜23時 | 17時 | 約45分 | 約20分 |
| 9/22(火) | 松橋インターチェンジ→八代インターチェンジ | 10キロ | 15時〜23時 | 19時 | 約30分 | 約15分 |
下りのピークが14時・18時・17時・19時と午後に寄っているのに対し、上りのピークは5日とも16時か17時です。行きも帰りも夕方に重なるので、対面通行区間の前後は夕方だけ両方向とも詰まる時間帯ができます。
NEXCO西日本の渋滞予測ガイドには、この渋滞が載っていない
連休の計画を立てるときにNEXCO西日本の渋滞予測ガイドを開く人は多いと思いますが、いま見ても八代の渋滞は出てきません。同社はガイドの画面に「本ガイドでは、令和8年熊本地震の影響を考慮しておりません」「九州エリアの詳しい渋滞予測は、9月上旬目途に本ガイドに反映予定です」と表示しています。
つまり8月末の時点では、九州エリアだけ地図を見ても実態が分からない状態です。今回の数字は、NEXCO東日本がまとめた全国版の別紙3に載っているものです。
当日に見る場所は、専用の所要時間サイトと仮設の情報板
NEXCO西日本は対面通行区間を含む益城熊本空港インターチェンジから人吉インターチェンジの間について、リアルタイムの通過所要時間を出すサイトを用意しています。規制区間の付近には仮設の情報板が立っていて、渋滞の長さと通過時間が交互に表示されます。広い範囲の情報はハイウェイラジオの1620キロヘルツでも流れます。
渋滞の末尾では追突事故が起きやすく、同社は車間距離をとることと、対面通行区間の合流を先端の1か所で交互に行う「ファスナー合流」を呼びかけています。九州支社の休憩施設では、デジタルサイネージで連休中の対面通行箇所の渋滞予測も案内されます。
生活・仕事にどう効くか
- 北へ帰る日:9月22日の上りは人吉インターチェンジから八代インターチェンジまで25キロ。ピークの17時で通過は約75分、ふだんの約25分より50分よけいにかかる。前日21日でも20キロ・約60分。
- 南へ向かう日:9月20日の下りは城南スマートインターチェンジから八代インターチェンジまで20キロ。8時から翌0時まで続き、ピークの18時で通過は約60分。ふだんの約25分の2倍を超える。
- 高速料金:9月19日から23日は休日割引が適用されない。渋滞で余分に時間がかかるうえ、料金も割り引かれない。
結局どうすればよいか
- 22日に北へ帰るなら、八代インターチェンジ付近を8時前に通過するか、翌1時以降にずらす
- 南へ向かう日を選べるなら、下りが20キロになる20日の夕方を避けて19日か22日にする
- 出発前にNEXCO西日本の所要時間情報サイトで、益城熊本空港インターチェンジ〜人吉インターチェンジ間の実際の通過時間を見る
- 対面通行区間の手前では車間距離をとる。合流は先端の1か所で交互に入る
公式出典
- NEXCO東日本「シルバーウィーク期間の高速道路における渋滞予測について【全国版】」別紙3(令和8年熊本地震の復旧工事に伴う九州道対面通行規制について)(2026年8月28日発表)
- NEXCO西日本「2026年シルバーウィーク渋滞予測ガイド」(2026年8月28日発表)
- NEXCO西日本 九州道対面通行区間の所要時間情報サイト(2026年8月28日発表)
更新履歴
- 2026年8月29日 初版を公開
※本記事は2026年8月29日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。


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