🗨️「通行止めでう回させられた分は、あとで料金を調整してくれるんでしょう。」
調整されますが、ETC車だけです。現金で払う車は対象外だと発表資料に書かれています。
[交通] この記事の要点
名古屋高速道路公社は2026年8月21日、高速1号楠線の北行(東片端JCT→楠JCT)を2026年10月29日午前0時から11月8日24時までの11日間、終日通行止めにすると発表した。舗装の打ち換え、電気施設の補修、床版の修繕などを1回にまとめて行うリフレッシュ工事で、う回した場合の料金調整はETC車に限られる。
2026年8月21日 発表 (2026年8月27日 更新)
- 名古屋市中心部から小牧・春日井方面へ、平日に車で通う人
- 伊勢湾岸自動車道から名古屋高速を通って北へ抜ける人
- 名古屋高速をETCではなく現金で使っている人
- 10月29日から11月8日に名古屋市内で引っ越し・搬入を予定している人
この記事でわかること
- 止まるのは北行だけで、南行は通常どおり使えること
- う回の料金調整はETC車限定で、現金は対象外だと明記されていること
- 同じ区間でも、都心部を通過するルートは引き下げの対象にならないこと
この記事でわかること
- ✓ 止まるのは北行だけで、南行は通常どおり使えること
- ✓ う回の料金調整はETC車限定で、現金は対象外だと明記されていること
- ✓ 同じ区間でも、都心部を通過するルートは引き下げの対象にならないこと
渋滞と通行止めで動けなくなったときに要るもの
迂回路を調べるにも、その場で待つにも、要るのはトイレと電源の2つです。車に積みっぱなしにできる小さいものだけ挙げます。
渋滞と通行止めで動けなくなったとき、いちばん先に困るのがトイレです。高速道路上ではパーキングまで降りられないので、車に積んでおくものの中では優先度が高い1つです。
渋滞中はナビと地図と渋滞情報でスマホを使い続けるので、電池は思ったより早く減ります。迂回路を調べる段になって充電が無いと、動けるのに動けません。
災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。
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11日間、朝も昼も夜も通れない
名古屋高速道路公社が2026年8月21日に発表しました。止まるのは高速1号楠線の北行、東片端ジャンクションから楠ジャンクションまでです。期間は2026年10月29日の午前0時から11月8日の24時まで。夜間だけではなく、11日間ずっと終日の通行止めです。
高速道路の工事の記事でよく出てくる「各日20時から翌朝6時まで」という形とは違います。朝の通勤も、昼の配送も、夜の帰りも、11日間まるごと通れません。工事の中身は舗装の打ち換え、電気施設の補修、床版の修繕、構造物と設備の点検で、これらを1回にまとめる「リフレッシュ工事」だと説明されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 通行止めの区間 | 高速1号楠線 北行 東片端JCT→楠JCT |
| 期間 | 2026年10月29日(木)0時〜11月8日(日)24時(11日間・終日) |
| 閉鎖する入口 | 東片端入口/黒川入口(北行のみ。南行へは入れる) |
| 閉鎖する出口 | 黒川出口(北行から)/楠出口 |
| 閉鎖する連絡路 | 楠JCT(1号楠線→名二環 内回り・外回り) |
| 南行 | 通常どおり利用できる |
「う回した分は調整される」は半分だけ正しい
ここが今回いちばん見落とされやすいところです。発表資料の別紙2に、う回時の料金調整の案内があります。見出しにはこう書かれています。
ETCで走れば、う回しても楠線の北行を通ったときと同じ料金になります。資料に載っている2つの例を並べます。
| 走る区間 | 楠線が通れれば | う回ルートの元の料金 | 差 |
|---|---|---|---|
| 伊勢湾岸道 豊明IC → 名古屋高速 小牧北出口 | 1,590円 | 1,940円/2,820円 | 最大1,230円 |
| 名古屋高速 名駅入口 → 小牧北出口 | 810円 | 2,310円/2,370円 | 最大1,560円 |
ETC車なら、う回ルートの料金が左の額まで引き下げられます。現金など非ETCの車は、この引き下げの対象外だと注意書きに明記されています。名駅入口から小牧北出口までなら、差は1,560円です。1回でこの額なので、期間中に何度も通る人ほど積み上がります。
ETCを付けていない車は、どうすればいいんでしょう。
調整はされないので、増える分をあらかじめ見込んでおくしかありません。仕事で毎日通るなら、この11日間のためだけでも載せる価値はあると思います。
ETCでも調整されない走り方が4つある
ETC車ならどう走ってもよい、というわけでもありません。同じ注意書きに、対象外になる条件が並んでいます。
- 都心部を通過するルート(資料の図でDとEに当たる2,230円・2,350円のルート)は引き下げなし
- 都心環状線からのう回で対象になる入口は、丸の内・東新町・東別院・名駅の4つだけ
- 名二環へ回して小牧線を使う場合、東山線・清須線以外の路線を通ると調整されない
- 一度一般道へ降りて乗り直すと、新しい通行料金がそのまま発生する
「渋滞していたから途中で降りて、先で乗り直した」が、いちばんやりがちで、いちばん損になる形です。戻り走行や極端な大回りも対象外とされています。
渋滞が出ると名乗っている場所は5か所
公社は渋滞の長さを予測していません。代わりに、混む場所を名指ししています。
| 場所 | 時間帯 |
|---|---|
| 丸の内出口・東新町出口 | 朝夕 |
| 楠JCT(名二環から11号小牧線へ流入) | 朝 |
| 一宮IC出口(16号一宮線から名神へ) | 朝 |
| 都心環状線(東片端JCT手前で1車線規制) | 朝 |
| 国道41号・県道102号の北行 | 記載なし(一般道) |
高速を降りたところで待っているのが国道41号です。高速の通行止めが一般道の渋滞に置き換わると、公社自身が書いていることになります。
なぜ10月29日からなのかは、大会の日程を見ると分かります
この工事が10月末に置かれているのは、偶然ではないと私は見ています。愛知・名古屋では第20回アジア競技大会が9月19日から10月4日まで、第5回アジアパラ競技大会が10月18日から10月24日まで開かれます。大会組織委員会と愛知県・名古屋市が出した交通混雑緩和のお願いには、「大会期間中の道路工事の抑制」が6つの項目のひとつとして入っています。
楠線の通行止めが始まる10月29日は、アジアパラ競技大会が終わった5日後です。大会のあいだ我慢していた工事が、終わったところから順に動き出す時期に入る、という読み方ができます。この秋の名古屋で車を使う人は、9月19日から11月8日までをひとつながりで見ておいたほうが、予定を立て直す回数が減ります。
生活・仕事にどう効くか
- 通勤の時間:丸の内出口・東新町出口は朝夕、楠JCT・一宮IC出口は朝に渋滞が予想されると発表資料に書かれている。都心環状線も東片端JCT手前で1車線規制になる。
- 支払う金額:名駅入口から小牧北出口へう回すると、ETC車は810円に調整される。現金車は調整の対象外で、差は最大1,560円になる。
- 仕事の段取り:11日間続く終日通行止めなので「その日だけ避ける」が効かない。配送・現場移動は期間ごと組み直す必要がある。
結局どうすればよいか
- 10月29日から11月8日の予定を先に出して、北行を使う日があるか確認する
- 現金で名古屋高速を使っているなら、この期間だけでもETCを載せるか、う回の増額を見込んでおく
- う回は高速6号清須線など、公社が案内しているルートに合わせる(自己流の大回りは調整の対象外)
あわせて読む・調べる
くわしく知る(保存版の記事)
ほかに使える無料ツール
- 災害リスク診断 — 住所から浸水・土砂・地盤のリスクを確認する
- 住所まるごとチェック — 住所の表記ゆれ・実在をまとめて確認する
公式出典
- 名古屋高速道路公社「名古屋高速道路のリフレッシュ工事を実施します ~高速1号楠線 北行(東片端JCT→楠JCT)終日通行止~」(本文・別紙1・別紙2)(2026年8月21日発表)
- 名古屋高速道路公社 リフレッシュ工事 特設サイト(2026年8月21日発表)
更新履歴
- 2026年8月27日 初版を公開
※本記事は2026年8月27日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。


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