🗨️「国道3号の工事はお盆前に終わったと聞きました。夜に八代のほうを通る予定ですが、もう普通に走れますか。」
終わったのは1回目のぶんです。8月10日から2回目が始まっていて、8月14日までは毎晩22時から翌6時まで片側交互通行です。夜に通ると規制のほうで止まります。
[交通] この記事の要点
国土交通省九州地方整備局の熊本河川国道事務所が2026年8月10日、「国道3号ピンポイント路面改善作戦《第2弾》」を発表した。宇城市松橋町久具から八代市高下西町までの間で追加12か所の舗装補修を行い、8月10日(月)から8月14日(金)までの5夜連続、22時から翌6時まで夜間片側交互通行規制を実施する。8月4日から7日の4夜で主要3か所を直した第1弾に続くもの。
2026年8月10日 発表 (2026年8月12日 更新)
- お盆に宇城・八代・芦北・水俣方面へ車で帰省する人
- 夜間に国道3号で九州を南北に移動する人
- 八代・宇城地域で配送や訪問の仕事をしている事業者
この記事でわかること
- 8月14日まで国道3号の夜22時〜6時が片側交互通行になる区間と、その理由
- 路面修繕のほかに信号と交差点にも手が入っていて、何が完了して何が試行中か
- 県道338号 横江大橋と国道219号 新萩原橋が一般車に開く時期と、それまでの迂回路
終わったのは1回目のぶんだった
熊本河川国道事務所が8月8日に出した「工事終了のお知らせ」を見て、国道3号の補修は片づいたと受け取った人が多いはずです。終わったのは主要3か所ぶんで、8月4日から7日までの4夜連続でした。
その2日後の8月10日、同じ事務所が第2弾を発表しています。今度は追加12か所で、8月10日(月)から8月14日(金)までの5夜連続、22時から翌6時まで夜間片側交互通行。区間は宇城市松橋町久具から八代市高下西町までです。つまり、いま走っている夜が規制の真っ最中にあたります。
| 第1弾 | 第2弾 | |
|---|---|---|
| 箇所数 | 主要3か所 | 追加12か所 |
| 日程 | 8月4日〜7日(4夜連続) | 8月10日〜14日(5夜連続) |
| 規制 | 夜間片側交互通行 | 夜間片側交互通行 22時〜6時 |
| 状態 | 8月8日に終了を発表 | 実施中 |
発表文は迂回についても書いています。「国道3号は片側交互により通行可能ですが混雑を避けるため、県道14号も迂回路としてご利用ください」。工事中でも通れはするけれど、そこに入るなら待つ覚悟がいる、という書き方です。
手が入っているのは路面だけではない
8月11日時点の国の資料には、国道3号の渋滞対策が5本立てで並んでいます。路面の話ばかりが報じられていますが、信号と交差点にも手が入っています。
| 対策 | 中身 | 状態 |
|---|---|---|
| 路面修繕 | 主要3か所+その他12か所 | 3か所完了、12か所は8月10日夜から実施中 |
| 青信号の調整 | 4か所 | 2か所完了、2か所は8月7日から試行運用中 |
| 交差点改良 | 大野交差点の右折レーン延伸(60m→90m) | 8月7日朝に完了 |
| 迂回路の追加 | 横江大橋の一般開放後に県道338号を迂回ルートへ | 設定予定 |
| 復旧見通しの現地PR | 道路復旧見える化プロジェクト | 8月11日から実施 |
右折レーンを30メートル延ばす、青信号を数秒足す。地味ですが、1本の道に高速道路ぶんの車が乗っている状態では、交差点で1回止まる回数がそのまま行列の長さになります。
いま一般道で止まっているのはどこか
8月11日12時時点の国の集計では、直轄国道の通行止めはゼロです。残っているのは次の区間だけです。
- 補助国道が1県1区間=国道219号の新萩原橋(八代市・橋梁損傷)。緊急車両は通行可
- 都道府県道等が2県4区間=熊本県3区間(落石1・橋梁損傷2)、宮崎県1区間(落石1)
- このほかに県道42号 植柳橋の側道橋(歩道部)が1区間。車道ではなく歩道の橋です
数字で見ると、道路の復旧はかなり進んでいます。発災当初は約142キロにわたって規制していたものを、約42キロ解除し、約93キロで救急車や給水車などの緊急車両の通行を確保した、というのが8月11日時点の状況です。それでも一般車の話になると、下の表のとおり「8月中旬」「8月下旬」「8月後半」が並びます。
| 路線・区間 | いまの状態 | 一般車が通れる予定 |
|---|---|---|
| 県道338号 横江大橋(八代不知火線) | 通行止め(橋脚傾斜) | 8月中旬 |
| 国道219号 新萩原橋(八代市) | 緊急車両のみ(橋脚損傷) | 8月下旬 |
| E3 九州道 松橋IC〜えびのIC | 8月11日9時に全線で緊急車両が通行可 | 8月後半 |
| E3A 南九州道 八代南IC〜田浦IC | 緊急車両のみ | 8月後半 |
ここからは私の見方です
この夜間規制は、お盆を避けようとして避けきれなかったものだと考えています。理由は3つあります。
1つ目。昼に止められないから夜にやっている。高速1本ぶんの交通が国道3号に乗っている以上、日中に車線を減らす選択肢がありません。第1弾も第2弾も夜間に寄せてあるのは、そこに余地がないからです。
2つ目。終わりが8月14日で、帰省の流れと重なっている。第1弾は8月7日に終わって「お盆前に片づけた」形でしたが、12か所ぶんは片づきませんでした。8月13日の夜も、規制の対象日です。
3つ目。規制をやっている間、逃げ道は増えない。国が案内している迂回路は7月30日から県道14号の1本のままで、2本目になる県道338号が迂回ルートに設定されるのは横江大橋が一般開放されたあとです。順番が逆にはなりません。
だから、この時期に八代付近を通る行程は、夜のぶんだけ別に見積もってください。昼の渋滞は情報を見れば読めますが、夜の片側交互通行は、空いている道で突然止まります。
生活・仕事にどう効くか
- 夜に走るとき:8月14日までの22時〜翌6時は宇城市松橋町久具〜八代市高下西町で片側交互通行。渋滞ではなく規制で止まるので、通過時間は昼と同じでは見積もれない。
- 昼に走るとき:九州道 松橋IC〜えびのICが一般車通行止めのままなので、高速1本ぶんの交通が国道3号に乗っている。国が案内している迂回路は県道14号の1本だけ。
- 東へ抜けるとき:八代から人吉・球磨方面へ向かう国道219号は新萩原橋が緊急車両のみ。一般車が通れるようになるのは8月下旬の予定。
結局どうすればよいか
- 夜に八代・水俣方面を通るなら、22時〜6時を外すか、規制での停止時間を行程に足しておく
- 国道3号が混んでいるときの迂回は県道14号。県道338号(横江大橋)はまだ通れない
- 出発前に日本道路交通情報センター(JARTIC)と現地の道路情報板で当日の規制を確認する
あわせて読む・調べる
くわしく知る(保存版の記事)
- お盆に九州道を通る人へ|8月11日に全線で緊急車両が通れます。一般車の予定は「8月後半」のままです
- 熊本・八代の国道3号、迂回路は今も1本だけ|2本目の橋は「8月中頃」で、お盆に間に合うか決まっていません
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- 災害リスク診断 — 住所から浸水・土砂・地盤のリスクを確認する
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公式出典
- 国土交通省 九州地方整備局 熊本河川国道事務所「国道3号ピンポイント路面改善作戦《第2弾》~追加12箇所を5夜連続で集中修繕~【夜間片側交互通行規制】」(2026年8月10日発表)
- 同「国道3号ピンポイント路面改善作戦~主要3箇所4夜連続で集中修繕~【工事終了のお知らせ】」(2026年8月8日発表)
- 同「国道3号(宇城・八代地域)における迂回路のご案内」(2026年8月2日発表)
- 国土交通省「令和8年熊本地震による被害状況等について(第37報)」(2026年8月11日発表)
- 国土交通省「令和8年熊本地震 被災状況位置図等(第37報)」(2026年8月11日発表)
- NEXCO西日本「令和8年熊本地震による通行止め及び緊急車両の通行可能区間等について(第15報)」(2026年8月11日発表)
更新履歴
- 2026年8月12日 初版を公開
※本記事は2026年8月12日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。


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