気象庁は10月13日14時30分、北海道太平洋側、東北、関東甲信、北陸、東海、近畿、沖縄に高温の早期天候情報を発表しました。対象は10月19日ごろからの約5日間で、この時期としては「かなりの高温」になる確率が30%以上と見込まれています。
対象地域と期間
最新発表は10月19日ごろからの5日間を対象としています。各地方の「かなりの高温」の基準は、平年からどれだけ高いかを表す平均気温の差です。翌日の最高気温の予想ではありません。
| 地方 | 5日間平均気温の平年差基準 |
|---|---|
| 北海道太平洋側 | +2.0℃以上 |
| 東北 | +1.9℃以上 |
| 関東甲信 | +2.0℃以上 |
| 北陸 | +1.9℃以上 |
| 東海 | +1.8℃以上 |
| 近畿 | +1.9℃以上 |
| 沖縄 | +1.3℃以上 |
北海道は太平洋側が対象です。中国、四国、九州北部、九州南部・奄美については、今回の発表に高温の早期天候情報はありません。情報がないことを、その地方が涼しいという意味には読み替えられません。

かなり高いとは
「10年に一度だから、10年待てば必ず来る」という周期の予報ではありません。気象庁は、その地域・時期として出現頻度がおよそ10%となる高温を「かなり高い」と区分しています。秋なら秋の平年値と比較するので、夏と同じ温度になるとは限りません。
例えば近畿の基準は、5日間平均気温が平年より1.9℃以上高いこと。大阪のある日の最高気温が何℃になるかを、この基準だけで計算することはできません。日中の服装や外出時刻を考える時は、地域の毎日の予報も合わせて見る必要があります。

予測の確率
普段の出現頻度が約10%なのに対して、早期天候情報は、その状態になる確率が30%以上と見込まれた時に発表されます。「必ず起こる」という予測ではなく、通常より起こりやすくなっていることを知らせる情報です。
平均気温を扱う予報なので、毎日同じ暑さが続くとも限りません。夜間の気温、雨や曇り、風による体感の違いは、各地の予報で確かめてください。

対象前にも高温
各地方の本文では、対象期間より前にもかなり高い日があるとしています。北海道太平洋側、関東甲信、東海、近畿では14日にも高温となる可能性が示されました。北陸は18日ごろから、東海と沖縄は17日ごろから、近畿は18日ごろから高温の日がある見込みです。
これは各地方の向こう2週間の説明です。早期天候情報の対象である「19日ごろからの約5日間」とは役割が異なります。気象庁は、毎日更新する2週間気温予報で見通しの変化を確認するよう案内しています。
秋という暦だけで暑さへの備えを終わらせず、外出や運動の予定に合わせて環境省の暑さ指数も確認してください。高温の早期天候情報と熱中症警戒アラートは別の情報です。
アイキャッチはイメージ写真です。事故や対象工事の現場、当日の観測を写したものではありません。Photo: Pexels。
出典・参考資料
更新履歴
- 2026年10月13日 出典の本文を確認して公開・更新
※この記事は2026年10月13日の確認時点の情報です。速報の経過と、その後の発表を分けてご覧ください。
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