🗨️「国道339号は、どこが通れないの?」
五所川原市の2か所です。大字長富の0.3kmと、大字毘沙門から金木町中柏木までの0.4km。足しても700mですが、どちらも路面冠水で、青森県の一覧は解除の時期を「未定」と書いています。毘沙門〜中柏木は9月2日の朝8時から、52時間以上そのままです。迂回路の欄に書かれているのは広域農道と、国道339号のバイパスです。
[交通] この記事の要点
2026年9月4日 発表
- 五所川原市街から金木・中泊・十三湖・竜飛へ車で向かう人
- 五所川原〜小泊線の路線バスを桜田〜毘沙門十文字の区間で使っている人
- 青森市から五所川原へ国道を使って入ろうとしている人
止まっているのは長富と毘沙門〜中柏木の2か所 合わせて700mです
青森県が9月4日12時27分現在でまとめている「青森県管理道路 通行規制情報」に、大雨で止まっている道が路線名と区間つきで並んでいます。災害が理由の全面通行止めは5件です。
| 路線 | 区間 | 延長 | 開始 | 理由 | 迂回路の欄 |
|---|---|---|---|---|---|
| 国道339号 | 五所川原市大字長富 | 0.3km | 9月3日 11時45分 | 路面冠水 | 広域農道 |
| 国道339号 | 五所川原市大字毘沙門〜金木町中柏木 | 0.4km | 9月2日 8時00分 | 路面冠水 | 国道339号バイパス、広域農道 |
| 青森五所川原線 | 青森市天田内〜五所川原市飯詰 | 16.6km | 9月3日 6時00分 | 土砂崩落・倒木 | 五所川原金木線、国道101号、国道7号、国道280号 |
| 岩木山環状線 | 鰺ヶ沢町芦萢町〜長平町 | 6.9km | 9月3日 13時00分 | 道路陥没 | 記載なし |
| 越水木造線 | つがる市木造越水〜三ツ館 | 1.0km | 9月3日 6時30分 | 路面冠水 | 鯵ヶ沢蟹田線、国道101号、福原陸奥森田停車場線 |
5件とも、解除の欄は「未定」です。そして国道339号の2区間は、延長が0.3kmと0.4km。足しても700mしかありません。津軽半島を五所川原から金木・中泊・十三湖・竜飛へ縦に抜ける道が、700mの冠水で2か所に分断されている状態です。
700mなら、脇道でひょいと回れないんですか?
回れる道は県の一覧に書いてあります。ただ、水が乗っているのが平らな土地なので、脇道も同じ高さだと同じことになります。県が迂回路として挙げているのは、少し離れた広域農道と339号のバイパスです。
冠水した道で車が動けなくなったときに要るもの
JAFのテストでは、セダンが走れなくなる水深と、ドアが開かなくなる水深がほぼ同じでした。つまり止まった時点で、窓を割る以外に外へ出る方法がなくなります。車に置いておくものから挙げます。
水に浸かった車は、外からの水圧でドアが開かなくなります。割れるのは側面のガラスで、フロントガラスは合わせガラスなので割れません。グローブボックスの奥ではなく、座ったまま手が届く場所に置いてください。
119番も家族への連絡も、スマホが生きていることが前提です。水に落とすと沈んで探しようがなくなるので、浮く型かどうかがそのまま連絡手段の有無になります。入れたまま操作できます。
鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。
※ 本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。紹介している商品は、記事の内容に関連するものを編集方針にもとづいて選んでいます。Amazonのアソシエイトとして、おかあさんのおうちは適格販売により収入を得ています。
毘沙門〜中柏木は9月2日の朝8時から止まったままです
2区間は、止まった時刻がまるで違います。長富は9月3日11時45分から。毘沙門〜金木町中柏木は9月2日8時00分からで、9月4日の昼をまわった時点で52時間を超えました。長富のほうはおよそ25時間です。
同じ「路面冠水」でも、片方は丸2日以上開いていません。冠水の通行止めは、崩れた土砂を運び出す工事とは違って水が引くのを待つ形になりますが、待っても引かない土地があります。なぜ五所川原のこの一帯で水が引かないのかは、飯詰川の堤防が切れた地点の標高を測った記事に分けて書いています。
迂回路の欄に書いてあるのは「広域農道」と「国道339号バイパス」
県の一覧は、区間ごとに迂回路の欄を持っています。国道339号については次のように書かれています。
- 長富(0.3km)… 広域農道
- 毘沙門〜金木町中柏木(0.4km)… 国道339号バイパス、広域農道
ここで注意したいのは、迂回路として挙がっているのが「県道◯号」ではなく広域農道だという点です。広域農道は生活道路や農道と地続きの道で、大型車の通行や冬の除雪の扱いが国道と同じとは限りません。カーナビが自動で引く最短経路と、県が挙げている迂回路が一致しないこともあります。
ナビ任せで行っても大丈夫ですか?
今回は勧めません。冠水の規制は数時間単位で増えたり減ったりします。ナビの地図は規制を持っていないので、通れない道へ案内されることがあります。県の一覧で区間名を見てから走ってください。
バスは走っています。ただし6つの停留所には止まりません
弘南バスが9月4日8時00分現在で出している案内に、五所川原〜小泊線の扱いが書かれています。
桜田、長富、下長富、上長富、毘沙門、毘沙門十文字 バス停留所を迂回運行
上記以外につきましても、安全に運行ができないと判断した際には、迂回・運行中断となる場合もございます。
路線としては動いています。しかし桜田から毘沙門十文字までの6停留所は通りません。この6つは、国道339号が止まっている長富・毘沙門と同じ並びにあります。時刻表どおりにバスが来ても、その集落では乗れないということです。
五所川原市が緊急安全確保を出していた区域も、長富鎧石・金木町中柏木・毘沙門上熊石・毘沙門中熊石・毘沙門下熊石の393世帯620人でした。道路の区間名とバス停の名前と避難の対象区域が、そろって同じ地名を指しています。
青森市から五所川原へ入る県道も16.6km止まっています
339号ばかり見ていると見落としますが、五所川原へ東から入る道も切れています。青森五所川原線の青森市天田内〜五所川原市飯詰、16.6km。理由は土砂崩落と倒木で、9月3日6時00分から解除は未定です。
この区間の迂回路の欄には、五所川原金木線・国道101号・国道7号・国道280号の4本が並んでいます。16.6kmという長さは今回の5件で最長で、国道339号の2区間を合わせた700mの20倍以上あります。距離が長い規制ほど迂回路が具体的に書かれているのは、遠回りが大きくなるぶん経路の指定が要るからです。
私は、今回のように「短い区間が要所で切れる」形のほうが、長い区間が1本止まるより厄介だと考えています。16.6kmの通行止めは誰の目にも遠回りだと分かりますが、700mの冠水は地図の上ではほとんど見えません。それでも通り抜けはできず、手前で引き返すことになります。
出発前に自分で見る2か所
- 青森県管理道路 通行規制情報(青森みち情報)… 路線名・区間・延長・開始時刻・理由・迂回路が同じ形で並ぶ。更新時刻がページ上部に出る
- 弘南バスの運行情報… 迂回する停留所が名前で公表される。路線の運休か迂回かもここで分かる
どちらも、解除されれば一覧から消えます。逆に言えば、一覧に残っているあいだは開いていません。「雨がやんだから、もう通れるだろう」で出発せずに、区間名が消えたことを確かめてから動いてください。
生活・仕事にどう効くか
- 五所川原から金木へ:国道339号の毘沙門〜中柏木が9月2日8時から止まっている。県の一覧が迂回路として挙げているのは国道339号のバイパスと広域農道の2つ。
- 路線バス:弘南バスの五所川原〜小泊線は9月4日8時現在で迂回運行中。桜田・長富・下長富・上長富・毘沙門・毘沙門十文字の6停留所を通らない。バスは走っているが、その6か所では乗り降りできない。
- 青森市から五所川原へ:青森五所川原線(青森市天田内〜五所川原市飯詰)が土砂崩落と倒木で16.6kmにわたり9月3日6時から止まっている。こちらも解除は未定。
結局どうすればよいか
- 青森県の「青森県管理道路 通行規制情報」で、路線名・区間・迂回路・解除の欄を確認する。国道339号の2区間はどちらも解除が「未定」のまま更新されている
- 金木方面へ向かうなら、県の一覧が迂回路として挙げている国道339号バイパスと広域農道のどちらを使うか、出発前に地図で経路を引いておく
- 路線バスを使う人は弘南バスの運行情報を見る。迂回している6停留所は名前で公表されている
- 解除の欄が「未定」の区間は、雨がやんでも当日中に開くとは限らない。冠水は水が引くのを待つ区間なので、帰りの時間まで含めて予定を組み直す
公式出典
- 青森県「青森県管理道路 通行規制情報」(青森みち情報)2026年9月4日12時27分現在(2026年9月4日発表)
- 弘南バス「【路線バス】大雨による迂回運行について 9月4日(金) 8:00 現在」(2026年9月4日発表)
- 国土交通省「令和8年台風第24号及び前線による大雨による被害状況等について(第2報)」(2026年9月4日発表)
更新履歴
- 2026年9月4日 初版を公開
※本記事は2026年9月4日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。


コメント