🗨️「今日は電車が止まるらしいけど、朝のうちは動くの?」
路線ごとに違います。城端線と高山線は始発から止まりますが、氷見線だけは高岡8時43分発・氷見9時29分発までは走る計画でした。同じ高岡駅を起点にしていても、線が引かれた時刻が別です。
[交通] この記事の要点
JR西日本金沢支社が2026年8月26日17時、大雨が見込まれるとして富山県内の在来線3路線の運転計画を公表した。城端線と高山線は8月27日の始発から終日、氷見線は同日9時ごろから終日、それぞれ全列車を運転見合わせる内容。北陸新幹線は同時点で始発から運転する予定とされた。
2026年8月26日 発表 (2026年8月27日 更新)
- 27日に城端線・氷見線・高山線で通勤・通学する人
- 高岡・砺波・南砺・氷見から富山や金沢へ出る用事がある人
- 特急ひだで富山・高山方面へ移動する予定だった人
- 電車が止まったぶんを車に切り替えようとしている人
この記事でわかること
- 城端線・氷見線・高山線で、それぞれ何時から列車が無くなるのか
- 氷見線で最後に走る列車が、下り・上りのどれなのか
- 在来線が全部止まっても北陸新幹線が動く予定だった理由
3路線とも終日。ただし止まり始める時刻が違う
JR西日本金沢支社は2026年8月26日17時、大雨が見込まれるとして翌27日の運転計画を公表しました。対象は富山県内を走る城端線・氷見線・高山線の3路線です。いずれも「終日運転見合わせ」ですが、始まる時刻は同じではありません。
| 路線 | いつから | 対象の本数 |
|---|---|---|
| 城端線 | 始発から終日 | 普通列車42本 |
| 高山線 | 始発から終日 | 普通列車42本・特急列車8本 |
| 氷見線 | 9時ごろから終日 | 下りは高岡8時43分発、上りは氷見9時29分発より後の全列車 |
| 北陸新幹線 | 始発から運転する予定(8月26日17時現在) | 気象状況により遅れの可能性 |
城端線と氷見線って、どっちも高岡から出る電車ですよね。なぜ扱いが違うんですか?
同じ高岡発でも、走る先の地形と雨の降り方が違うんです。城端線は南の山側へ、氷見線は北の海沿いへ向かいます。
氷見線は「9時ごろ」の中身が、列車1本ずつ決まっていた
氷見線の発表がほかの2路線と違うのは、時刻ではなく列車で線が引かれている点です。下りは高岡駅8時43分発(氷見駅9時12分着)が最後、上りは氷見駅9時29分発(高岡駅10時00分着)が最後で、それより後の列車はすべて走りません。
「9時ごろから運休」と聞くと、9時直前に駅へ行けば乗れそうに思えます。実際には、下りは8時43分を過ぎた時点でもう1本も無く、上りも9時29分の1本を逃せば終わりです。氷見市には同じ日の朝6時20分にレベル5の大雨特別警報が出ており、氷見線はその氷見市を走る路線そのものです。
止まる列車は90本を超える
城端線は普通列車42本、高山線は普通列車42本と特急列車8本です。この2路線だけで92本になります。城端線は高岡から砺波・南砺方面へ、高山線は富山から岐阜方面へ向かう路線で、いずれも代わりになる並行路線がありません。
特急8本には、富山と名古屋・高山を結ぶ列車が含まれます。県外へ出る手段が朝から無くなる、という形です。
在来線が全部止まるなら、新幹線も止まるんじゃないですか?
26日17時の時点では、北陸新幹線は始発から動かす予定でした。同じ雨でも、線路の作りが違うと判断が変わります。
在来線が全部止まっても、新幹線は動かす予定だった
発表では、北陸新幹線は8月26日17時現在で始発から運転する予定とされていました。気象状況によって遅れが出る可能性がある、という但し書き付きです。
在来線と新幹線でここまで扱いが分かれるのは、線路の置かれ方が違うからです。城端線・氷見線・高山線はいずれも地面の高さを走る単線で、沿線に山と川が近く、踏切もあります。土砂が入る、線路が水に浸かる、川の水位が上がる、という条件に直接さらされます。新幹線は高架と専用の軌道で、踏切も並行する道路もありません。同じ雨量でも、止める理由の数がそもそも違います。
車に切り替えれば大丈夫、とはいかない日
電車が止まったら車で、と考えるのが普通です。ところが同じ8月26日19時、NEXCO中日本は大雨の影響で通行止めになる可能性がある区間として、E8 北陸自動車道の7区間とE41 東海北陸自動車道の1区間を公表しています。砺波IC〜富山西ICは27日6時〜12時、残りは28日0時〜6時が開始の見込みです。
さらに8月27日7時20分、国土交通省と気象庁は石川県羽咋市・志賀町・宝達志水町・中能登町と富山県氷見市にレベル5の大雨特別警報を発表しました。浸水想定区域などでは何らかの災害がすでに発生している可能性が極めて高い、という段階です。鉄道も高速も同じ雨の下にあります。移動できる手段を探すより、動かないで済む予定に組み替えるほうが確実な日です。
再開の時刻は発表されていない
今回の発表に、運転を再開する時刻はありません。鉄道の再開は、雨がやんだあとに線路や斜面を歩いて点検し、異常が無いと確認してからになります。点検する区間が長いほど時間がかかり、途中で土砂や倒木が見つかればそこから復旧の作業が始まります。
「終日運休」の終日は、その日の終わりまでという意味であって、翌朝に必ず動くという意味ではありません。翌日の予定を組むなら、当日の朝にもう一度運行情報を見るところから始めてください。
生活・仕事にどう効くか
- 朝の出発:城端線と高山線は始発から1本も走らない。氷見線は下りが高岡8時43分発、上りが氷見9時29分発が最後で、そのあとは終日走らない。
- 動かなくなる本数:城端線が普通列車42本、高山線が普通列車42本と特急列車8本。この2路線だけで90本を超える。
- 代わりの移動:同じ日、NEXCO中日本は北陸道の7区間と東海北陸道の1区間で通行止めの可能性を公表している。車に切り替えれば安全、という日ではない。
結局どうすればよいか
- 自分が乗る路線が「始発から」か「9時ごろから」かを、駅の掲示かJR西日本の運行情報で確かめる
- 氷見線を使うなら、下りは高岡8時43分発、上りは氷見9時29分発が最後だったことを前提に予定を組み直す
- 再開の時刻は発表されていないので、当日中に戻れる前提で出かけない
- レベル5大雨特別警報が出ている市町にいるなら、移動より先に市町の避難情報に従う
公式出典
- JR西日本金沢支社の運転計画(2026年8月26日17時現在)。北日本新聞「城端線・高山線27日終日運休、氷見線は午前9時以降運休」で報じられた内容(2026年8月26日発表)
- 国土交通省 水管理・国土保全局/気象庁「石川県、富山県にレベル5大雨特別警報発表」(2026年8月27日発表)
- NEXCO中日本「大雨の影響による通行止め可能性区間のお知らせ【8月27日(木)〜28日(金)】」(2026年8月26日発表)
更新履歴
- 2026年8月27日 初版を公開
※本記事は2026年8月27日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。


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