🗨️「伊藤美誠が代表を離れたのはなぜ? 引退するの?」
10月1日付の女子ナショナルチーム(2026年度後期)に、伊藤美誠選手の名前はありません。本人はテレビ東京の取材に文面で答え、自分で決めたことだとしたうえで「一人の人間として自分自身を見直す時間にしたく」と説明しました。引退という言葉は使っておらず、今後の試合出場についても触れていません。
[スポーツ] この記事の要点
2026年10月17日 発表
名簿から外れた経緯
日本卓球協会の女子ナショナルチームは前期と後期で選び直します。5月の前期名簿で伊藤選手は代表7人のひとりでしたが、10月1日付の後期名簿には、代表にも候補にも名前がありません。協会からこの入れ替えについての発表は出ていません。名簿が静かに入れ替わり、17日の報道で本人の言葉が初めて伝わった形です。
ナショナルチームに入ると、海外遠征や合宿など協会の強化の枠組みで活動します。前期・後期の切り替えで顔ぶれが変わることはありますが、五輪のメダリストが自分から外れるのは珍しいことです。
入れ替わったのは伊藤選手の1人だけです。10月のWTT(ワールドテーブルテニス)チャイナスマッシュで準優勝した佐藤瞳選手が、約3年ぶりに代表へ戻りました。
| 後期の女子代表(7人) |
|---|
| 張本美和 |
| 早田ひな |
| 大藤沙月 |
| 佐藤瞳 |
| 橋本帆乃香 |
| 長﨑美柚 |
| 面手凛 |
本人のコメント
伊藤選手はテレビ東京の取材に文面で答えています。代表を離れ、まっさらな状態で考えられる環境に身を置きたい。卓球だけでなく、人生を広く見て、新しいことにも挑戦したい——という内容で、「今回の決断に至りました」と自分で選んだことを明かしました。
「引退」という言葉はコメントのどこにもありません。今後の大会に出るかどうかにも触れていないので、ここから先は本人の次の発信を待つしかありません。

主な実績
| 大会 | 成績 |
|---|---|
| 2016年 リオ五輪 | 女子団体 銅 |
| 2021年 東京五輪 | 混合ダブルス 金/女子団体 銀/女子シングルス 銅 |
| 2024年 パリ五輪 | 代表外 |
| 2025年 世界卓球 | 女子シングルス 銅 |
| 2026年 アジア大会 | 女子団体 銀 |
パリ五輪の代表を逃したあとも、2025年の世界卓球ではシングルスで銅メダル、今年9月のアジア大会では団体で銀メダルを取っています。結果を出し続けている最中での決断でした。佐藤選手を含む後期の7人は、来年以降の国際大会に向けて強化を続けます。
世界ランキングは最新で25位。東京五輪では水谷隼さんと組んだ混合ダブルスで、日本の卓球に初めての五輪金メダルをもたらしました。決勝で中国のペアを破ったこの試合は、日本の卓球の歴史を変えた一戦として今も語られています。
10代半ばから五輪の舞台に立ち、第一線で走り続けてきた選手です。立ち止まって考える時間を自分で選んだことは、それ自体が大きな決断だったはずです。
公式出典
更新履歴
- 2026年10月17日 初版を公開
※本記事は2026年10月17日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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