「近所の空き地に何ができるんだろう」「あのモールに新しいスーパーが入るらしい」。家の近くの大きなお店の話は、うわさで先に回ってくることがよくあります。
10月21日には、食品スーパーのロピアが鹿児島県で初めての店を鹿児島市宇宿(うすき)のショッピングモールに出すと発表しました(くわしくはロピア 鹿児島 いつ/宇宿に来年夏オープン)。大きなお店ができるかどうかは、うわさを待たなくても、法律の手続きで公開される書類から調べられます。
先に結論
- ✓ 売り場が1,000平方メートルを超えるお店は、都道府県への届け出が必要
- ✓ 届け出は都道府県が「公告」して、4か月のあいだ誰でも見られる
- ✓ 届け出から8か月たたないと開店できない。公告を見れば早めにわかる
どんなお店が届け出るのか
決まりのもとは大規模小売店舗立地法(1998年の法律)です。1つの建物の中で、物を売る売り場の床面積の合計が1,000平方メートルを超えると「大規模小売店舗」になります(同法施行令第2条)。飲食店の床は数えません。
たとえば鹿児島県の公告の一覧には、食品スーパー、ドラッグストア、家電量販店、ショッピングセンターが並んでいます。
安いうちに買うなら、置き場所を先に決める
値段が下がると1回に買う量が増えます。袋のまま台所の床に置くと、気温と虫でせっかくの味が落ちます。移し替えずに閉められるものを選ぶと続きます。
買ってきた袋をそのまま入れて閉めるだけの形です。米を移し替える手間が無いので、5kgを続けて買う家では出し入れの回数が減ります。
冷蔵庫の野菜室に入る大きさです。気温が高い時期に常温で置いておくのが不安なら、保管場所ごと変えるほうが確実です。
引き出しの中に置かず、そのまま棚に載せて使う形です。前に傾けるだけで出せるので、重い袋を持ち上げる回数が減ります。
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届け出から開店までの流れ
| いつ | 何が起きる | 条文 |
|---|---|---|
| 開店の8か月以上前 | 店を建てる会社が都道府県に届け出る | 第5条第1項・第4項 |
| 届け出のあとすぐ | 都道府県が公告し、届出書を4か月見られるようにする | 第5条第3項 |
| 届け出から2か月以内 | 地元の市町村で説明会(1週間前までに日時を公告) | 第7条 |
| 公告から4か月以内 | 住民などが県に意見書を出せる | 第8条第2項 |
| 届け出から8か月以内 | 県が会社に意見を出す(意見がなければその旨を通知) | 第8条第4項 |
届け出た日から8か月たたないと開店できません(第5条第4項)。つまり大きなお店の計画は、遅くとも開店の8か月前には公告に載ります。届出書には店の名前と場所、建てる会社、開店する日、売り場の面積のほか、駐車場や出入り口の配置、営業時間などの運び方も書かれます。

公告の探し方
多くの都道府県は、公告をホームページに載せています。「(県名) 大規模小売店舗立地法 公告」で検索すると、商工や産業の担当課のページが出てきます。鹿児島県のページでは、新しく建てる店、届け出た内容を変える店、やめる店に分けて一覧になっていて、届出書や図面のPDFも開けます。
読者
もうあるモールに新しいお店が入るときも、公告に出るの?
建物が同じでも、お店を開く会社が変わったら県に届け出る決まりなの(第6条第1項)。売り場の広さや営業時間を変えるときも、前もって届け出るのよ。だから「変更」の一覧も見てみてね。
住む前・建つ前に見ておくところ
- 駐車場の出入り口がどの道に向いているか(朝夕の車の流れが変わる)
- 営業時間と、トラックが荷物を下ろす時間(夜や早朝の音)
- 説明会の日時。届け出から2か月以内に地元で開かれる
- 気になる点は、公告の日から4か月以内なら意見書で県に伝えられる
朝夕の渋滞や夜の音が心配な人ほど、開店が決まる前のこの期間を知っておくと安心です。
法律が見るのは、お店の周りの暮らしの環境(交通・騒音・ごみなど)です。お店ができること自体の良し悪しを決める手続きではありません。家を探しているときは、大きな空き地や古い団地の跡地の計画と一緒に確かめると、数年後の街の姿が見えてきます(真名団地 再開発/住宅から産業用地へ)。
アイキャッチ写真:Sanjo / CC BY-SA 4.0(ウィキメディア・コモンズ、ショッピングセンターの駐車場)
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