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伊豆大島 土砂災害/どこが危ない

伊豆大島 土砂災害/どこが危ないの記事アイキャッチ。雨の日の街並みのイメージで、当該地域の被害写真ではありません。

伊豆大島(大島町)で土砂災害を確認したい場所は、①元町 大島支庁と第一中学校の沢筋、②岡田 岡田港の上の集落、③波浮港 港を囲む崖と集落の3か所です。危険な順ではなく、住宅地や主な道路にかかる場所から選びました。まず下の一覧で場所を選び、地図画像と公式マップで自宅・通る道を照合してください。

大島町の土砂災害警戒区域は550か所で、そのうち509か所(93%)が特別警戒区域です。特別警戒の割合は伊豆諸島8町村で2番目で、東京都全体(87%)を上回ります。

伊豆諸島8町村の区域数と、新島・式根島・利島・御蔵島・青ヶ島の場所はこちら

目次

先に確認したい具体的な場所

1. 元町 大島支庁と第一中学校の沢筋

確認する危険:土石流

2. 岡田 岡田港の上の集落

確認する危険:がけ崩れ(急傾斜地)、土石流

3. 波浮港 港を囲む崖と集落

確認する危険:がけ崩れ(急傾斜地)、土石流

集落名・施設名は位置を探す手掛かりです。地区全体が同じ危険度という意味ではありません。掲載地図は指定された区域で、いま起きている崩落や通行止めの一覧ではありません。

地図の色(土石流・がけ崩れ・地すべりの区域)

土石流 警戒区域土石流 特別警戒区域がけ崩れ 警戒区域がけ崩れ 特別警戒区域地すべり 警戒区域

青い丸は位置の目印です。危険な地点を示す印ではありません。

1. 元町 大島支庁と第一中学校の沢筋

大島支庁から第一中学校の前を通って山へ延びる沢筋が特別警戒区域で、その下の元町の市街地も広く警戒区域です。自宅や通る道が入るかを確認します。

元町 大島支庁と第一中学校の沢筋周辺の土砂災害警戒区域を重ねた地図
国土地理院の地図に、ハザードマップポータルサイトの土砂災害警戒区域・特別警戒区域を重ねて作成(2026年9月29日に利用)。青い丸は目印の第一中学校。ハザードマップポータルサイト

この場所を公式マップで確認

2. 岡田 岡田港の上の集落

岡田港から坂を上る岡田の集落と、港の南側の斜面です。家の裏の斜面や谷筋が区域に入るか、港へ下りる道が区域を通るかを確認します。

岡田 岡田港の上の集落周辺の土砂災害警戒区域を重ねた地図
国土地理院の地図に、ハザードマップポータルサイトの土砂災害警戒区域・特別警戒区域を重ねて作成(2026年9月29日に利用)。青い丸は目印の岡田駐在所。ハザードマップポータルサイト

この場所を公式マップで確認

3. 波浮港 港を囲む崖と集落

丸い入り江の波浮港を囲む崖と、東側の集落の海沿いの斜面です。港沿いの道や家の裏の崖が区域に入るかを確認します。

波浮港 港を囲む崖と集落周辺の土砂災害警戒区域を重ねた地図
国土地理院の地図に、ハザードマップポータルサイトの土砂災害警戒区域・特別警戒区域を重ねて作成(2026年9月29日に利用)。青い丸は目印の波浮港郵便局。ハザードマップポータルサイト

この場所を公式マップで確認

記事の地図は、ハザードマップポータルサイトの土砂災害警戒区域・特別警戒区域を国土地理院の地図に重ねたものです。土石流・がけ崩れ・地すべりで色が異なります(上の凡例)。大島町の土砂災害ハザードマップは令和4年11月1日現在の全体図で、東京都が平成27年6月30日から令和4年10月26日までに告示した区域をもとにしています(町のページの更新は2023年3月28日)。

区域の追加や見直しがあるため、最新の指定は東京都の土砂災害警戒区域等マップで確認してください。元町・岡田・波浮港のほかにも、泉津・野増・差木地など島の海沿いの集落の多くに区域があります。区域外でも、斜面や沢の出口の近くでは大雨のときに早めの避難を考えてください。

住まいのリスクに対する備え

土地の履歴やリスクを知ったら、次は「起きたときにどうするか」です。最低限そろえておくと動けるものを挙げます。

アイリスオーヤマ 防災リュック 1人用 33点セット(防災士監修)

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一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。

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断水で最初に困るのがトイレです。備蓄で見落とされやすい一方、代用が効きません。

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停電時は懐中電灯より、部屋全体を照らせるランタンの方が使えます。電池でも充電でも点くものだと、どちらが尽きても止まりません。

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鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。

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島の区域数と特別警戒の割合

特別警戒区域(レッドゾーン)は、土砂が届いたときに建物が壊れて命に危険が及ぶおそれがある区域です。大島町の550か所は伊豆諸島8町村で2番目に多い数です。

町村(島) 警戒区域 うち特別警戒 特別警戒の割合
八丈町(八丈島) 580 560 97%
大島町(伊豆大島) 550 509 93%
三宅村(三宅島) 313 263 84%
神津島村(神津島) 299 234 78%
新島村(新島・式根島) 186 167 90%
御蔵島村(御蔵島) 95 78 82%
利島村(利島) 89 75 84%
青ヶ島村(青ヶ島) 69 61 88%
伊豆諸島8町村の計 2,181 1,947 89%
東京都全体 15,745 13,766 87%
出典:東京都建設局「土砂災害(特別)警戒区域の区市町村別指定状況」(令和8年8月26日現在)。区域の数で、面積ではありません。

過去の災害の記録

2013年(平成25年)10月16日未明、台風26号の大雨で、元町地区の上流の大金沢を中心とした渓流で流木を伴う土石流が起きました。建物の被害は土石流が直撃した神達地区をはじめ元町地区に集中し、大島町の死者は36名、行方不明者は3名です。(大島町 平成25年伊豆大島土砂災害記録誌 第2章 災害概要)

このとき元町地区では1時間に122.5mm、24時間に824.0mmの雨を記録し、どちらも大島町の観測史上1位でした。東京都は大金沢で導流堤や砂防堰堤の新設などの対策を段階的に進めています。(東京都建設局 伊豆大島における土砂災害対策)

同じ台風では、森林の中の山の斜面も元町4か所・泉津3か所・岡田3か所・波浮1か所の計11か所で崩れ、道路や集落、漁港に土砂が流れ出ました。(大島町 平成25年伊豆大島土砂災害記録誌 第2章 災害概要)

これは過去の記録で、いまの指定区域図ではありません。区域は上の地図と東京都のマップで確認してください。

崖の上・下と谷の出口の危険

崖の上と下の家、沢の下流と谷の出口の住宅に土砂が届く位置関係を示した模式イラスト
AI生成の一般的な模式イラスト。現地の被害写真や指定区域図ではありません。実際の範囲は公式マップで確認してください。

上段は斜面が崩れるがけ崩れ、下段は沢を流れ下る土石流です。崖の下だけでなく崖の上の家も確認します。紹介した場所の災害の種類は、上の一覧と公式マップの凡例で確認してください。

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読者

家の周りが平らなら、土砂の心配はないですか?

おかあさん

「家の周りが平らなら安全」とは限りません。谷の出口や沢の下流なら土石流の範囲を確認します。家の背後の斜面と避難経路も合わせて見てください。

雨が強まる前に確認すること

  • 住所の着色・指定線と、危険箇所を通らない避難経路を確認。
  • 避難先が土砂災害に対応しているか、当日開設されているかを確認。
  • 町村の避難情報、気象庁の危険度、船・飛行機の運航状況を確認。

現在の危険度は気象庁キキクルで確認できます。町の避難情報が出ている場合はその内容に従い、沢や斜面を見に近づかないでください。

自宅の住所で、公的データを確認

洪水・土砂災害などのリスクを確認できます。指定範囲は東京都の公式マップと照合してください。

関連記事:伊豆大島 大雨(2013年の土石流) / 伊豆大島 特別警報(2026年9月21日) / 2026年の台風26号 伊豆諸島(10月1日未明に最接近の予報)

出典・資料の時点

資料確認:2026年9月29日。地図画像は国の公開データを重ねたもので、危険区域の線を描き足していません。アイキャッチは雨の日の街並みのイメージ(Unsplash)で、当地の被害写真ではありません。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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