🗨️「九州ふっこう応援割で6割引になるのに、宿代が上がっているのはなぜ?」
元の価格が上がっているかどうかを判定する数値の基準が、そもそも存在しないからです。観光庁の補助要綱には「合理的な範囲を上回るような高額な価格」という文言しかなく、何円からが便乗値上げかは書かれていません。実際に指摘された熊本のホテルは、最低価格が9月の2万841円に対し10月は3万37円でした。
[経済] この記事の要点
2026年9月11日 発表
- 10月以降に九州へ旅行を予約しようとしている人
- すでに9月中の宿泊を予約していて、10月へずらすか迷っている人
- 割引率の大きい熊本・鹿児島の宿を探している人
指摘されたのは、1万円近い差
取材を受けた熊本県内のホテルの場合、税とサービス料を含む最低価格は9月が2万841円、10月が3万37円でした。差は9,196円です。休前日には約7万円になる日もあります。
ホテル側はこう説明しています。
このニュース(応援割の発表)によって、意図的に料金を上げたということはない
J-CASTニュース(2026年9月2日)の取材に対するホテルの回答より
理由として挙げられているのが変動料金制です。需要の強弱に合わせて価格を動かしている、という説明で、これ自体はホテル業界で広く使われている仕組みです。10月は需要が読めるから上がった、と言われれば、外からは反証しにくい形になります。
旅行カバンに足しておくもの
防災セットを丸ごと持って行く話ではありません。宿には水も食料も寝具もあるので、足りなくなるのは電源と灯りと薬です。
災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。
鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。
汗で失われるのは水分と塩分の両方です。水だけ飲み続けると体内の塩分が薄まってかえって具合が悪くなります。停電で冷蔵が使えない前提でも常温で置いておけます。
車中泊のエコノミークラス症候群対策として、厚生労働省や日本循環器学会が弾性ストッキングの使用を挙げています。歩く・水を飲むことが基本で、これはその補助です。
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補助要綱に、数字が書かれていない
観光庁が便乗値上げを放置しているわけではありません。補助要綱には、こう書かれています。
需要動向や物価上昇の影響を超えて、合理的な範囲を上回るような高額な価格、いわゆる「便乗値上げ」が明らかである場合については、各県から国への報告を求めている
観光庁の補助要綱(J-CASTニュース 2026年9月2日の報道による)
悪質なケースには、応援割の登録抹消を含めて厳正に対処するとされています。ところが「合理的な範囲」が何円なのか、何パーセントなのかは書かれていません。前年同月比で何割までなら可、といった線が無い。
そのうえ観光庁は、国の側で事実を認定するのは難しいという趣旨の説明もしています。過去の旅行割で「これが便乗値上げだ」と明確に判断したケースは承知していない、とも述べています。制度としては禁止されているのに、適用された実例が確認できない状態です。
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