🗨️「京滋バイパスの宇治東と笠取、現金でも通れなくなるの?」
宇治東は11月19日、笠取は11月20日からETC専用料金所になります。この料金所では現金もクレジットカードの手渡しも扱わず、利用証明書も出ません。車載器を新しく付けるなら最大10,000円の助成がありますが、こちらは最長で10月30日まで。専用化の日より先に締め切られます。
[交通] この記事の要点
2026年9月5日 発表
- 山陽道の龍野西、京都縦貫道の丹波、京滋バイパスの宇治東・笠取を使う車
- 車載器を積んでいない車で関西の高速道路に乗る人
- これからETC車載器を付けようとしている人
この記事でわかること
- ✓ 変わるのは4料金所。10月1日の龍野西から11月20日の笠取まで順に切り替わる
- ✓ 助成の締め切り(最長10月30日)は、京滋バイパス2か所の専用化より先に来る
- ✓ 助成は取り付けの前に申し込む決まりで、付けたあとの申請は対象外
10月1日から11月20日まで、4か所が順に切り替わります
NEXCO西日本関西支社が2026年9月1日に出した発表の1番に、4料金所と運用開始日が並んでいます。日付はばらばらで、いちばん早い龍野西といちばん遅い笠取のあいだは50日あります。
| 道路名 | 料金所名 | 運用開始日 |
|---|---|---|
| E2 山陽自動車道 | 龍野西(たつのにし) | 令和8年10月1日(木曜) |
| E9 京都縦貫自動車道 | 丹波(たんば) | 令和8年10月15日(木曜) |
| E88 京滋バイパス | 宇治東(うじひがし) | 令和8年11月19日(木曜) |
| E88 京滋バイパス | 笠取(かさとり) | 令和8年11月20日(金曜) |
切り替えに合わせて、インターチェンジ付近の高速道路本線と一般道の案内標識にETC専用の標示板が付きます。看板が変わってから気づく形になりやすいので、日付を先に見ておくほうが早いです。
この料金所では、現金も利用証明書も扱いません
ETC専用料金所は「ETC車でのご利用をお願いします。ETC車載器を搭載していない車両のご利用はできません。」と案内されています。現金とクレジットカードの手渡しでの支払い、そして利用証明書の発行がありません。
知らずに入ってしまったら、バックして戻ればいいですか。
戻りません。NEXCO西日本の案内は「後退・転回せずに」と書いています。「サポート」または「ETC/サポート」と表示されたレーンへ進んで一旦停止し、インターホンで係員の指示を受ける流れです。
設備点検などでETCレーンが閉まっているときは、ETC車もサポートレーンを使う決まりです。ETCが使える車であっても、レーンが1本しかない場面はあります。
助成の締め切りは、京滋バイパスの専用化より先に来ます
NEXCO西日本は車載器の購入助成キャンペーンを出しています。1台あたり最大10,000円で、車載器本体・セットアップ・取り付け費用が対象です。対象地域は関西・中国・四国・九州沖縄の4エリアで、関西は滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山の2府4県です。
問題は期間です。案内には「2026年(令和8年)7月8日(水)~助成台数に達するまで」「最長で2026年(令和8年)10月30日(金)まで実施します。」とあり、助成台数は50,000台と書かれています。
| 日付 | 起きること |
|---|---|
| 10月1日 | 龍野西がETC専用に |
| 10月15日 | 丹波がETC専用に |
| 10月30日 | 車載器購入助成が最長でここまで |
| 11月19日 | 宇治東がETC専用に |
| 11月20日 | 笠取がETC専用に |
京滋バイパスの2か所は、助成が終わったあとに切り替わります。看板が変わってから車載器を買いに行くと、その時点で助成の窓口はもう閉じています。しかも50,000台に達した時点で終わるので、10月30日まで残っている保証もありません。
「あとで申請すればいい」が通らない条件
助成の対象要件を読むと、順番の決まりがはっきり書かれています。
- 購入・セットアップ・取り付け後の申し込みは対象にならない
- 車載器の買い替えは対象にならない(新規の取り付けだけ)
- 四輪車の新車は対象外。車検証の初度登録年月から4か月以上経過している車が対象
- 二輪車の新車は対象になる
- 新しいセキュリティ規格に対応した車載器だけが対象
申し込みは、取扱店舗で自分のスマートフォンから「助成申込フォーム」に記入し、そのうえで購入・セットアップ・取り付けを行う流れです。先に買って領収書を送る形ではありません。問い合わせ先は0570-010-128(ナビダイヤル)で、受付は9時30分から17時まで(土日祝と年末年始を除く)です。
現金の車が損をするもう1つの場面を見る通行止めの迂回で乗継証明書が出ないケース
NEXCO西日本ではすでに94料金所が専用になっています
同じ発表の4番に「令和5年から順次運用開始しており、現在94料金所をETC専用料金所として運用しております。」と書かれています。今回の4か所は、その続きです。
うちの近くの料金所も、そのうち変わるということですか。
関西だけの話ではありません。NEXCO西日本は令和5年から3年かけて94か所まで進めていて、今回もその延長です。近くの料金所がいつ変わるかは、標識が変わる前に発表が出ます。
生活・仕事にどう効くか
- 料金の払い方:ETC専用料金所では現金・クレジットカードの手渡しでの支払いができず、利用証明書も発行されない。経費で高速代を落としている人は、精算の証跡の取り方が変わる。
- 誤って入ったとき:NEXCO西日本は「後退・転回せずに」サポートレーンへ進み、一旦停止してインターホンで係員の指示を受けるよう案内している。その場で現金を渡して終わりにはならない。
- 車載器の費用:助成は1台あたり最大10,000円だが、期間は2026年7月8日から助成台数50,000台に達するまで、最長で10月30日まで。宇治東・笠取の専用化はその20日後になる。
結局どうすればよいか
- 10月以降にこの4料金所を使うなら、車載器とETCカードが挿さっているかを出発前に確かめる
- 誤って入ってしまったら後退・転回せず、「サポート」または「ETC/サポート」のレーンへ進んで停まる
- 車載器を新しく付けるなら、助成の申し込みは購入・セットアップ・取り付けより先に取扱店舗で済ませる
- 助成は50,000台に達した時点で終わるので、10月30日を待たずに締め切られることを前提に動く
公式出典
- NEXCO西日本 関西支社「令和8年秋から新たに関西地区の4料金所がETC専用料金所になります」(2026年9月1日発表)
- NEXCO西日本「関西・中国・四国・九州沖縄エリア ETC車載器購入助成キャンペーン2026について」(2026年6月15日発表)
- NEXCO西日本「ETC専用料金所のご案内」(2026年9月1日発表)
更新履歴
- 2026年9月5日 初版を公開
※本記事は2026年9月5日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。


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