MENU
お役立ち記事
【近日公開】AIが物件資料からSUUMO・at homeの入稿文を作成「入稿メイト」|先行登録受付中(無料)

外環道 逆走 なぜ高谷ジャンクションから始まるの? 国のデータでは2,654件のうち1,550件が、インターチェンジとジャンクションで始まっています

目次

年に204件、およそ2日に1回以上

2,654件を13年で割ると、年平均204件です。国交省の資料は「概ね2日に1回以上」と書いています。令和5年(2023年)単年では224件でした。

NEXCO西日本が別に公表している2024年の集計では、1年で220件。始まった場所の内訳は、分合流部・出入口部が91件(41%)、料金所前後が53件(24%)、単路部が36件(16%)、料金所プラザ部が17件(8%)です。集計の区切り方は国交省の表と違いますが、本線をまっすぐ走っていて突然逆走が始まるわけではないという点は同じ結論になります。

件数は0.03%でも、死亡事故になる割合は38倍

13年間の逆走2,654件のうち、実際に事故になったのは531件で、発生全体の20%です。そのうち死亡事故は54件。数だけ見れば高速道路の事故全体(13年で約66万件)に対してごく一部です。

問題は結果の重さのほうです。国交省の資料は、事故全体と逆走事故を並べてこう出しています。

種別事故全体に占める割合逆走事故に占める割合倍率
死亡事故0.3%10%約38倍
死傷事故9.2%38%約4倍
物損事故90.8%62%約0.7倍

正面から、しかも両方が高い速度で近づくので、ぶつかったときにけがで済む確率が下がります。「めったに無いこと」と「当たったら重い」が同居しているのが逆走です。

5件に1件は「故意」で走っている

逆走と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、道を間違えたお年寄りだと思います。実際、平成23年から令和5年の運転者の45%が75歳以上でした。免許保有者に占める75歳以上は9%なので、割合は5倍に開いています。

ただし年齢だけの話ではありません。平成27年から令和5年の1,879件について「逆走を始めたときの認識」を集計すると、過失または故意による逆走が62%、最後まで逆走していると気づいていなかったのが27%でした。NEXCO西日本の2024年の集計では、原因の内訳が過失78件(36%)、認識なし73件(33%)、故意44件(20%)と分かれています。

読者

故意って、わざと逆走するということですか。

おかあさん

そうです。行き過ぎたから戻る、渋滞から抜けたい、追跡から逃げる。9日の外環道は、報道されている経過を見るかぎりこの枠に近い出来事でした。

私は、この20%という数字が逆走対策のいちばん難しいところだと考えています。矢印や標識を増やす対策は「気づいていない27%」には効きますが、分かったうえで戻る車には効きません。だから読者側にできることは、逆走を無くすことではなく、来たときによけられる状態で走っておくことになります。

逆走車の情報が出たときにすること

NEXCO西日本は、逆走の情報を見聞きしたときの行動を「速度を落とし、十分な車間距離をとって前方車両の動向を注視する」と案内しています。前の車が急によけたら、その先に何かがあるということです。追越車線を走り続けると逃げ場が減るので、情報が出ている間は走行車線に寄せておくほうが動けます。

自分が行き先を間違えたときも同じで、その場でのUターンとバックが最もやってはいけない行動です。ジャンクションで違う方向に入ってしまったら、次のインターチェンジまで進んで一度下りる。高速道路では、間違えたまま先に進むほうが安全です。道路上で困ったときの連絡先は道路緊急ダイヤル「#9910」で、24時間受け付けています。

i 国交省の集計(2,654件・平成23〜令和5年)とNEXCO西日本の集計(220件・2024年)は別々の統計です。件数や割合を足し合わせて読まないでください。

生活・仕事にどう効くか

  • 走る場所の選び方:逆走の始まりは本線ではなくインターチェンジ・ジャンクションが約6割。ジャンクションの分岐で迷った車が引き返す場面が、いちばん危ない瞬間になる。
  • 事故に遭ったときの重さ:逆走事故が死亡事故になる割合は、高速道路の事故全体と比べて約38倍。件数は少なくても、当たったときの結果が違う。
  • 家族の運転:逆走した運転者の45%が75歳以上。免許保有者に占める75歳以上は9%なので、割合は5倍に開いている。

結局どうすればよいか

  • ジャンクションで行き先を間違えたと気づいても、その場で止まらず次のインターチェンジまで進んで下りる
  • 逆走車の情報を見聞きしたら速度を落とし、車間距離を広げて前の車の動きを見る(NEXCO西日本の案内)
  • 高齢の家族が長距離を運転する日は、行き先のインターチェンジ名を出発前に一緒に確認しておく

\動く前に地域の相場だけ見ておく/

不動産相場検索を使ってみる ›

市区町村ごとの土地・戸建て・マンション(無料)

あわせて読む・調べる

くわしく知る(保存版の記事)

ほかに使える無料ツール

  • 学区検索 — 町名から通学する小学校・中学校を調べる
  • 災害リスク診断 — 住所から浸水・土砂・地盤のリスクを確認する

公式出典

更新履歴

  • 2026年9月9日 初版を公開

※本記事は2026年9月9日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

Googleで「おかあさんのおうち」の新着を優先表示する

災害・道路・住まいの新しい記事がGoogleのトップニュースに出やすくなります。ボタン1回で登録できます。

1 2
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

コメント

コメントする

目次