神田川(かんだがわ)の増水は、遠い山の大雨だけでなく、東京の市街地に降った局地雨で起きます。道路、屋根、駐車場の雨が地中へ浸み込まず、下水道と支川から短時間に本川へ集まります。
先に結論
- 都の水防災システムは神田川の雨量と水位を5分ごとに更新
- 2025年7月10日の局地雨で環七地下調節池は12万9,000m³を取水
- 水位画面を開いてから川辺に見に行かず、カメラと危険度分布で確認

神田川はなぜ短時間で水位が上がるのか
東京都は、コンクリートやアスファルトに囲まれた都会では、雨が地下に浸透しにくく急速に川へ集まると説明しています。神田川は上流で善福寺川(ぜんぷくじがわ)、妙正寺川(みょうしょうじがわ)の水も受けます。
「今いる場所では小雨」だけでは、上流域全体の水量を判断できません。杉並区と中野区の雨量、上流の水位、新宿・文京側の水位を流れに沿って見ます。
住まいのリスクに対する備え
土地の履歴やリスクを知ったら、次は「起きたときにどうするか」です。最低限そろえておくと動けるものを挙げます。
一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。
断水で最初に困るのがトイレです。備蓄で見落とされやすい一方、代用が効きません。
停電時は懐中電灯より、部屋全体を照らせるランタンの方が使えます。電池でも充電でも点くものだと、どちらが尽きても止まりません。
鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。
※ 本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。紹介している商品は、記事の内容に関連するものを編集方針にもとづいて選んでいます。Amazonのアソシエイトとして、おかあさんのおうちは適格販売により収入を得ています。
この住所は浸水しやすい場所ですか?
住所を入れるだけ。ハザードマップの指定(浸水・土砂・津波)と地盤の強さが5秒で出ます。会員登録も電話番号も要りません。
環七地下調節池が取水していても水位は見る
神田川・環状七号線地下調節池は、神田川・善福寺川・妙正寺川の洪水を約54万m³ためられます。2019年の東日本台風では約9割の49万m³を貯留しました。
2025年7月10日の局地雨では、神田川・善福寺川から12万9,000m³を取り込みました。調節池は水位の上昇を抑えますが、雨を消す施設ではありません。取水中でも川の水位と自治体の避難情報を見続けます。
水位を5分ごとに見る
東京都水防災総合情報システムは、雨量と河川水位を5分ごとに更新しています。観測所の名前、現在水位、過去のグラフ、カメラの順で見ます。数字の大小ではなく、同じ観測所での上昇速度を見ます。
現地の橋まで様子を見に行くのは避けます。水位画面の注意値は観測機器の異常も含むため、気象庁の洪水キキクルと区の避難情報を同時に確認します。
氾濫の地図と増水のグラフは役割が違う
洪水浸水想定区域図は「あふれた後にどこまで水が広がるか」、水位グラフは「今、何分でどれだけ上がっているか」を見るものです。前者は平時の避難計画、後者は降雨中の判断に使います。
出典
Googleで「おかあさんのおうち」の新着を優先表示する
災害・道路・住まいの新しい記事がGoogleのトップニュースに出やすくなります。ボタン1回で登録できます。










コメント