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何しに来た

青白の牛乳パックとマグを大きく寄せ、最後の一滴だけが落ちる。
牛乳の最後の一滴をコーヒーマグへ注ぐ母。牛乳を買うため、スマホへメモしようと思う。
スマホを取りに行く母の斜め後ろ姿。何も持たずに部屋の入口へ歩く。
スマホを取りに来た母が、部屋の入口で手を止める。焦点の合わない小さな目と半開きの口。
台所へ戻り、カウンターに置いた牛乳パックを見て、スマホを取りに行く用事を思い出す母。
用事を思い出して、また同じ部屋へスマホを取りに歩く母。
スマホを取りに来た母が、部屋の入口で手を止める。焦点の合わない小さな目と半開きの口。
また部屋の入口で同じ顔になり、スマホを取らずにあきらめる母。
白い余白にスーパー。家から売場へ。
トマトのお買い得売場で空の緑のかごを持ち、買う物を思い出せない母。
トマトを安く見つけて喜ぶ母。左腕のかごに2個、右手に3個目のトマト。
白い余白に帰宅。買い物から家へ。
帰宅してトマト3個、卵6個、ロールパン4個を出す母。
帰宅後、湯気の立つコーヒーを白いマグへ淹れ、ほっと一息つこうとする母。
出かける前の空の牛乳パックを見て、買い忘れに気づき固まる母。後ろには買った他の食材。
牛乳の買い忘れに気づき、明日こそ買うと決意する母。
スマホへメモしようとする母。まだスマホを取っていない。
メモするため、また同じ部屋へスマホを取りに歩く母。
スマホを取りに来た母が、部屋の入口で手を止める。焦点の合わない小さな目と半開きの口。
台所へ戻り、スマホを取りに行く用事を再び思い出す母。
思い出したスマホを取りに、もう一度同じ入口へ歩く母。
部屋の中から引いた画で、入口に全身がぽつんと立つ母。用事を忘れた同じ顔。