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ばんそうこう

足の爪を割って帰宅した息子のいっちと、心配する母。数日後、今度は母が指を切って…。親子の日常を描くエッセイ漫画です。

足の爪を割ったいっちが「ばんそうこう~」と帰宅し、母が振り向く。
足の爪が縦に割れたと説明するいっち。手前の母は目を覆って痛々しがり、翌日の病院を勧める。
いっちはばんそうこうを貼って寝れば治るとケロリ。母だけが心配している。

数日後

左コンロ・右シンク、白い冷蔵庫のキッチンで、母が指を切り「いってーーーー」「ばんそうこう…」と叫ぶ。
帰宅したいっちが、洗面台の血やティッシュ、貼り替えたばんそうこうを見て青ざめる。
白い洗面台に残った血のしずくや拭いた跡のアップ。蛇口の横と縁に血を拭いたティッシュ、貼り替えたばんそうこうが置かれている。
暗い洗面所で、いっちの切迫した顔と伸ばした手に大きく寄り、「かーーーーちゃーーーーん!!!」と叫ぶ。
手前のいっちが病院へ行こうと大慌てするが、奥の母は「大丈夫よ~」とケロリ。
母だけのアップ。気の抜けたスーン顔で「酒のんでしまった…」と思う。
17歳のいっちが一人で頭を抱え、お酒を飲んだ母を問い詰め、自分も運転できないことに焦る。
ばんそうこうを見てケロリとする母の横で、いっちは心配を引きずり、壁際にしゃがみ込んで頭を抱えぐったりしている。

人の痛みは100万倍。