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SUUMO・HOME’S・athome、入稿作業の違いと注意点まとめ

SUUMO・HOME'S・athome、入稿作業の違いと注意点まとめ

同じ物件なのに、サイトごとに「必須」「文字数」「写真ルール」が違う。
その“地味な差”が、作業時間を溶かします。

「物件情報を入力するだけで、一日が終わってしまった……」
不動産実務に携わる方なら、一度はこんな経験があるのではないでしょうか。

特に、SUUMO(スーモ)、LIFULL HOME'S(ホームズ)、athome(アットホーム)といった複数のポータルサイトを併用していると、 同じ物件なのにサイトごとに微妙に入力項目やルールが違い、頭を抱えたくなりますよね。

「こっちでは必須項目なのに、あっちでは任意」「写真の並び順が勝手に変わる」「コメント欄の文字数制限が違う」—— こうした細かな違いが積み重なると、業務効率はガクンと落ちてしまいます。

そこで今回は、3大ポータルサイト(SUUMO・HOME'S・athome)の入稿作業の違いと、それぞれの攻略ポイントを実務目線でまとめました。
新人スタッフへの教育資料としても、ぜひご活用ください。

1. 3大ポータルサイトの特徴と違い(比較表)

まずは、それぞれのサイトが入稿作業においてどのような「クセ」を持っているのか、ざっくり整理してみましょう。

項目 SUUMO LIFULL HOME'S athome
審査の厳しさ 非常に厳しい※規約違反への点数制度あり 厳しい※AIによる画像チェックあり 比較的柔軟※ただしBB(業者間)連動時は注意
写真の重要度 高い※点数UPのために枚数が必要 非常に高い※パノラマ・動画の有無が評価に直結 標準※図面の綺麗さが好まれる傾向
入力項目の多さ 多い 非常に多い※詳細な設備チェックが必要 標準的
コメントの特徴 キャッチコピー重視※文字数制限が短め 長文OK※周辺環境などを細かく記載可 シンプル※備考欄の活用がカギ

一言で言えば、「SUUMOはスコア重視」「HOME'Sは網羅性重視」「athomeは業者間連携(BB)重視」。 入稿画面の向こう側にいる「ユーザー層」や「評価のされ方」が違うため、同じやり方で入力しても効果が出にくいのが実情です。

2. 各サイトの入稿時の注意ポイント

🏠 SUUMO(スーモ)編

“点数”を落とさない

反響を取るために避けて通れないのが、掲載点数(スコア)。
「どこで点が落ちるか」を知っているだけで、手戻りが減ります。

  • 写真カテゴリを間違えない
    「居室」を「その他」に入れると、評価が乗らないことがあります。
  • キャッチコピーは短く、暮らしが浮かぶ言葉で
    単語の羅列より、クリックされる“情景”を。
  • 周辺環境は写真付きが強い
    コンビニ・スーパー等は撮って使い回せるよう、エリア別フォルダ管理がおすすめ。

🕵️ LIFULL HOME'S(ホームズ)編

網羅性で差が出る

入力項目が細かく、少しでも手を抜くと「情報不足」扱いになりやすい。
“設備・条件”が埋まっているほど強いです。

  • 画像チェックが厳しい(AI判定)
    人物・ナンバープレート等は、モザイクの有無で差が出ます。
  • 「物件の特徴」タグは正確に
    なんとなくチェックは逆効果。ターゲットを決めて選ぶのが安全です。
  • パノラマ・VRの評価が高い
    競合が多いエリアほど、あるだけで一歩前に出やすい傾向。

🏢 athome(アットホーム)編

BB視点が大事

一般ユーザー向けだけでなく、業者間(ATBB)での流通も絡むことが多いのが特徴。
“客付業者が見ている項目”を落とさないのがポイントです。

  • 図面(マイソク)PDF登録が重要
    ここが空だと、客付業者側の動きが鈍りやすい。
  • 備考欄を「条件の置き場」にする
    ペット条件・違約金など、トラブルになりやすい項目は必ず明記。
  • コメントは事実を淡々と
    情緒より「距離」「学区」「生活利便」など具体性が刺さりやすい傾向。
補足:3サイト同時入稿で「一番ラクになる考え方」

3つを同じ熱量で作り込むと、必ずどこかで息切れします。
まずは「最優先の1サイト」を決めて、そこを“完成形”にしてから他へ展開。
文章・写真・設備チェックのベースを1つ作るのが、結局いちばん早いです。

3. 入稿ミスが起きやすいポイントと対策

3サイトすべてに入稿する際、特に注意したい「あるあるミス」と対策です。
“後で修正”が増えるほど、作業が雪だるま式に増えます。

⚠️ 所在階・建物構造の入力ミス

「RC造」なのに「鉄骨造」で登録してしまう、
「3階建の2階」なのに「2階建」にしてしまう…など。
重要事項説明書とズレると、後々のトラブルにつながります。

対策:謄本(登記事項証明書)を手元に置いて入力する癖を。マイソクの情報が間違っている可能性もあります。

⚠️ 「徒歩分数」の計算違い

不動産広告のルール(80m=1分)は厳格です。Googleマップの所要時間をそのまま入力するのはNG。
距離÷80mで計算し、端数は切り上げが基本です。

対策:社内で計算方法を統一。計算ツールを使う場合も、ルールに沿っているか確認して運用しましょう。

⚠️ 写真の「使い回し」による不一致

同じマンションの別部屋の写真を「同等仕様」として掲載する場合、明記がないとおとり広告リスクにつながることがあります。

対策:写真は原則その部屋のものを。どうしても流用する場合は「※他部屋参考写真」の文字入れを大きく入れておくのが安全です。

4. まとめ

ポータルサイトへの入稿作業は、単なる「データ入力」ではありません。
物件という商品をショーケースに並べる「陳列作業」であり、お客様に最初に出会う「接客」でもあります。

とはいえ、日々の営業活動や契約業務に追われる中で、3つのサイトすべてにおいて完璧を目指すのは、時間的にも精神的にも負担が大きいもの。

  • SUUMO:点数(スコア)対策をしっかりやる
  • HOME'S:設備チェックを漏らさない
  • athome:図面登録を忘れない

まずは「一番反響が来そうなサイト」を一つ決めて、そこだけは丁寧に作り込む。
それだけでも、反響の質は確実に変わります。

入稿作業に追われて、営業時間が削られていませんか?

「新着物件を早く出したいのに、手が回らない」
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そんな“あとちょっと手が足りない”を、実務経験者がサポートします。

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▶ 公式サイト:art-pi.com

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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