小さな会社ほど無駄な人件費(“できない人”を抱える怖さ)
「人を雇ったのに、なぜか現場が楽にならない」
「むしろ、教える・フォローする仕事が増えた」
これ、珍しくありません。
小さな会社ほどダメージが大きいのが、“できないスタッフを雇ってしまったときの無駄な人件費”です。
※本記事は現場運用の考え方です。雇用・契約の扱いは法令や契約内容に沿ってご判断ください。
結論:「その人に仕事を与えるために仕事を考える」時点で負けています
本来、人を雇う理由はシンプルです。仕事が減る(回る)から。
なのに現場で起きがちなのが、これです。
よくある状態
- できない人を雇ってしまい、「その人に任せられる仕事」を探し始める
- 任せたら戻ってくる(やり直し・確認・クレーム予防)
- 結局、できる人が巻き取る
- それでも給料は同じだけ出ていく
これが無駄です。
“人が増えたのに現場が軽くならない”の正体は、だいたいここにあります。
なぜ雇ってしまうのか:小さな会社ほど起きる「安心の錯覚」
「できる人がいるから大丈夫」…それ、甘いです
一歩先を読んで動いてくれる事務員さんがいる。
何も言わなくても回してくれる。
だから今のままで大丈夫――そう思ってしまう。わかります。
でも現実はこうなります
実務の大半が「できる人」に偏り、
「できない人」は学習しないまま、
それでも“在籍している”という理由で給料だけは同じ水準になっていく。
しびれを切らすのはどっち?できる方です
不平等だと感じるのは、必ずできる方です。
できる人は、外から勧誘も来ます。副業や別の仕事を持っていることもあります。
「ここにいる意味ある?」が積み重なると、ある日突然いなくなります。
怖いのは“予兆が出にくい”こと
できる人ほど、最後まで黙って回してしまいます。
限界まで耐えて、限界を超えたらスパッと辞める。これが一番ダメージが大きい。
“できない人”を置いておくのは会社にとって不利益です
- 人件費が無駄(成果が出ないのに固定費だけ増える)
- できる人の負担が増える(フォロー・やり直しで時間が消える)
- ミスが増える(入稿ミス・確認漏れ・更新漏れ)
- 有能な人材が離れる要因になる(最悪の結末)
「今は回っているからいい」では危険です。
回っているのは、できる人が無理をしているだけ。
それを見直せないのは、雇い主側の甘えになりやすい。
今日からやるべき見直し:感情じゃなく「役割」と「成果」で整理する
1)“席”ではなく“役割”を定義する
「この人に何をさせるか」じゃなく、「この役割が必要か」を先に決めます。
役割が曖昧だと、仕事は必ず“できる人”に戻ります。
2)任せる仕事を「成果が見える形」にする
- 入稿:1日◯件、更新◯件、誤りゼロ
- 物確:◯件、記録形式統一
- 書類:◯件、期限厳守
ポイントは“やった感”ではなく、第三者が見ても分かる成果にすることです。
3)期限を切る(育成するなら期限、切るなら期限)
教えるなら、いつまでにどこまでできるようにするか。
できないなら、いつまでに整理するか。
期限がないと、現場は永遠に消耗します。
言いにくいけど本質
人は「期待されていない」と分かった瞬間に、努力しなくなることがあります。
だから曖昧に置くほど、学習しないまま固定費だけ残ります。
現場を守る現実解:固定費を増やさず、溜まる仕事だけ外へ逃がす
ここまでの話、きれいごとじゃなく「現場を守る」ための話です。
もし人の整理がすぐにできないなら、次の選択肢が現実的です。
溜まっている入稿・更新だけ外に出す。固定費を増やさずに、回る状態に戻せます。
▶ 入稿・更新だけ、必要な分だけ外注できます(1件から)
「できる人が潰れる前」に、溜まる作業だけ外に逃がしませんか。
まずは入稿・更新の溜まりを戻して、現場が回る形に整えます。
※素材(写真・間取り・マイソク)が揃っているほどスムーズです。


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