広告可否チェックを新人に任せると事故る理由(新人が悪いんじゃない)
「広告可否だけ先に見といて」――忙しい現場だと起きがち。
でも事故るときは、だいたい人のせいじゃなく仕組みのせいです。
新人さんが踏みやすい“地雷”と、事故らない最低限のルールをまとめます。
※本記事は一般的な実務整理です。最終判断は所属協会・会社ルール・元付指示・取引態様の取り決めを優先してください。
結論:事故の原因は「判断が属人化」していること
新人に任せて事故る現場は、新人が悪いというより“止まらない構造”になってます。
- 社内で「広告=どこから?」の線引きが揃ってない
- レインズの表示だけ見て、備考・図面の注意書きまで追えてない
- 「条件付き/要連絡/承諾書要」を止める場所がない
- 矛盾(レインズと図面で違う等)が出たときの判断ルールがない
⚠ ここが現場で一番怖い
「止めたまま放置」→「掲載期限が迫る」→「営業が焦って出す」になった瞬間、事故が起きます。
だから止めた後の出口まで決めないと回りません。
新人が踏みやすい「事故パターン」
1)広告不可を、いつもの癖で公開してしまう
ポータル(SUUMO等)/自社HP/SNSは、不特定多数が見られる=公開。
ここを“広告”扱いにしてない現場ほど、忙しい日にサクッと踏みます。
2)条件付き(要連絡・承諾書要)を“可”として進めてしまう
パッと見は「可」っぽく見えても、実務は確認してからのやつが混ざります。
3)備考欄を飛ばす(ここに地雷がある)
備考に「ネット不可」「承諾書」「要連絡」「表記」って書いてあるのに、そこまで見ない。これ、あるあるです。
4)図面の注意書きとレインズ表示が矛盾しても、そのまま進める
図面に「無断転載禁止」「ネット不可」系があるのに、レインズ側が曖昧…は普通にあります。
このとき必要なのは経験より社内ルールです。
5)止めたまま放置して、最後に営業が焦って“出してしまう”
新人が止めた → 確認が後回し → 掲載期限が迫る → 「もう出しといて!」
ここまで来ると、誰が悪いでもなく事故ります。
新人でも事故らない「最小ルール」3つ
完璧を目指すと回らないので、まずはこれだけ
- ルール①:広告=不特定多数への公開
(ポータル/HP/SNS/メルマガは全部“広告”扱い) - ルール②:「条件付き」「要連絡」「承諾書要」は自動で止める
(入稿工程に乗せない/“確認待ち”の箱へ) - ルール③:矛盾が出たら“厳しい方”で止める
(迷ったら公開しない。確認が取れてから動く)
止めたあとの出口(ここまで決めると回る)
- 条件付き → 元付へ確認(テンプレで連絡)
- 矛盾 → “厳しい方”で止めたうえで元付確認
- 回答待ち → 期限を決めて社内の決裁者へ回す(担当の独断にしない)
そのまま使える:元付確認テンプレ(コピペ用)
件名・本文テンプレを開く
件名例
本文(標準・丁寧)
本文(超短縮・急ぎ)
※署名は貴社のものに差し替えてください。
▶ 忙しい時期だけ「広告可否チェック」だけ切り出せます
条件付き・矛盾の拾い上げは、忙しい時期ほど抜けます。
チェック作業だけ外注して、事故る可能性を先に潰す方法もあります。
※納品はGoogleドライブ共有リンク(アカウント不要でDL可)が基本です。


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