ポータルサイト入稿を外注するメリット・デメリットと費用感
「重要だけど面倒」な入稿作業。
外注を“うまく使う会社”は、追客と接客の時間が増えています。
不動産仲介の現場において、もっとも「重要だけど面倒」な業務のひとつが、SUUMOやHOME'S、at homeなどのポータルサイトへの入稿作業ではないでしょうか。
「新着物件が出たからすぐに入稿したいけれど、接客が長引いて今日も手付かず…」
「レインズから図面を落として、写真を加工して、コメントを書いて…意外と時間がかかる」
そんなお悩みを抱える不動産会社様から、昨今増えているのが「入稿代行(外注)」へのご相談です。
今回は、入稿業務を外注するメリット・デメリット、そして気になる費用感について、現場の実情を交えて解説します。
外注を検討する不動産屋に多い3つのパターン
これまでのご相談内容を振り返ると、外注(アウトソーシング)を検討されるタイミングには、明確な共通点があります。
1. 営業マンが事務作業に時間を取られている
小規模な店舗ほど、撮影・図面作成・入稿まで営業担当者が抱えがち。
これでは追客や案内の時間が削られてしまいます。
2. 事務員を雇うほどではないが、繁忙期だけ手が足りない
年間ずっと忙しいわけではない場合、雇用は固定費リスクが大きい。
「繁忙期だけ」「新築が一気に出た時だけ」などスポットニーズが多いです。
3. 入力作業が苦手・後回しになりがち
PC作業が苦手な方が多い店舗や、1人運営の店舗は特に、
“面倒な入力”が後回しになり、情報の鮮度が落ちやすい傾向があります。
ポータルサイト入稿を外注するメリット
✅ コア業務(売上を作る仕事)に集中できる
最大のメリットです。入力作業に費やしていた1〜2時間を、
電話・メール返信・現地案内など、直接売上につながる業務に回せます。
✅ 採用コスト・固定費の削減
求人広告費、社会保険、交通費、PCなどの設備投資。
外注なら「必要な時に必要な分だけ」依頼でき、固定費を変動費化できます。
✅ 掲載スピードと質の向上
実務に慣れた相手に依頼すれば、片手間より早く正確に完了。
新着を早く出すことは、反響獲得の土台になります。
✅ “属人化”を減らせる
入稿が特定の人しかできない状態だと、休みの日に止まります。
外注を仕組みに組み込むと、業務が止まりにくくなります。
外注のデメリット・注意点
⚠️ 情報共有にタイムラグがある
社内なら口頭で済む変更も、外注ではチャット・メール連絡が必要。
リアルタイムの細かな調整は、運用の工夫が必要です。
タイムラグを減らすコツ(クリックで開く)
変更が出やすい項目(賃料・条件・入居時期など)は、「変更があったらここだけ送る」ルールを決めるのが有効です。
例:テンプレで「物件名/変更箇所/新旧/反映期限」を送るだけに統一。
⚠️ 「物件への熱量」が伝わりにくいことも
現地を見てきた営業マンならではの“推しポイント”は、外注先には分かりません。
そのままだと、スペック入力だけになりがちです。
熱量を落とさない依頼方法(クリックで開く)
おすすめは「アピールポイントを箇条書きで送る」方式。
例:日当たり/眺望/買い物動線/子育て導線など“現地で分かったこと”だけ渡し、文章化は外注側で整える。
どんな業者・人に頼むべきか?選び方のポイント
入稿代行には大きく分けて、「データ入力専門会社」と「不動産経験のあるフリーランス(個人)」の2パターンがあります。
結論から言うと、小規模・地元密着の不動産屋様には「不動産実務の経験がある相手」をおすすめします。
不動産知識がない場合、LDK畳数換算/備考欄に書くべき法規制/間取り図の読み違いなど、地味なミスが起こりやすい。
実務経験者なら、図面やマイソクを見た時点で「ここ確認が必要」と勘所が働きます。
これは、後々のトラブル防止や、オーナー様への信頼維持にも関わる重要ポイントです。
費用感の目安(相場感)
外注費用は、依頼先や作業範囲によって変動します。目安としては以下の通りです。
| 単価制の場合 |
目安1物件あたり 300円〜1,000円程度 ※画像加工の有無/コメント作成の有無/間取り図作成の有無などで変動 |
|---|---|
| 時給・月額制の場合 |
目安時給 1,500円〜2,500円程度 ※業務範囲(対応スピード、修正回数、運用設計)で差が出やすい |
| 依頼前に確認すべきこと |
「安いから」で選ぶと、修正が増えて結果的に高くつくことも。 “どこまで含む価格か”(画像リサイズ/コメント/周辺環境写真/モザイク等)を事前に確認しましょう。 |
まとめ
ポータルサイトへの入稿は、反響を獲得するための「種まき」です。
しかし、それに時間を取られて「収穫(追客・契約)」がおろそかになっては本末転倒。
「自分たちでやるべき業務」と「プロに任せてもいい業務」を切り分けることが、少人数の不動産屋が効率よく利益を上げる近道と言えるでしょう。
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