2025年12月12日、京都・清水寺の森清範貫主によって揮毫された「今年の漢字」。約19万票の応募の中から、激動の2025年を象徴する一文字が決定しました。
日本中の「今の空気」が詰まったランキングを、第3位から順に振り返ります。
🥉 第3位:『高』(たかい)
理由:空前の「物価高」と「最高気温」の更新
2025年、私たちの財布を直撃し続けた「高」が3位にランクインしました。
- 止まらない物価高: 食品から光熱費まで、あらゆるものが値上がりし、生活防衛が合言葉に。
- 史上最高の猛暑: 夏の「最高気温」の記録更新が相次ぎ、気象的にも「高い」が意識されました。
- 株価の最高値: 日経平均株価が史上最高値を更新するなど、経済的な変動も激しい1年でした。
🥈 第2位:『米』(こめ・べい)
理由:食卓の主役「お米」への不安と、世界の「米国」
1位と最後まで接戦を繰り広げたのが、私たちの主食である『米』でした。
- 深刻なお米不足と高騰: 昨年に続き、店頭からお米が消えたり価格が急騰したりする状況が続き、国民の関心が極めて高かった。
- アメリカ大統領選挙: 米国(アメリカ)での政権交代が日本経済や安全保障に大きな影響を与えたことも、この一文字に反映されました。
🥇 第1位:『熊』(くま)
理由:市街地への出没激増。「自然の脅威」が日常になった年
2025年を代表する漢字として選ばれたのは、**『熊』**でした。
- 過去最多の被害: 2025年は全国各地でクマの目撃情報が過去最多を更新。市街地や住宅街にまで現れるなど、これまでの「山の動物」という認識が覆される事態となりました。
- 社会問題化: 人的被害の深刻化とともに、捕獲や駆除をめぐる議論が連日メディアを騒がせ、日本全体が「熊」という存在に向き合った1年でした。
【まとめ】2025年の世相を映す鏡
| 順位 | 漢字 | 主な理由 |
| 1位 | 熊 | クマ被害の激増、市街地出没問題 |
| 2位 | 米 | お米の価格高騰、米国大統領選の影響 |
| 3位 | 高 | 物価高の継続、最高気温の更新 |
2025年は「生活の基盤(お米や価格)」と「安全(野生動物との共存)」という、私たちの足元を見つめ直すような1年となりました。
本日発表された堂本光一さんの結婚ニュース(DOMOTOへの改名も含め)など、年末にかけては明るいニュースも増えています。来年2026年は、もっとポジティブな一文字が選ばれるような年になるといいですね!



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